技術的な観点だけでなく、社会制度としてのアーカイブづくりに貢献できる人材のあり方に視野を拡大。MLA連携や文化資源の組織化などを担える、デジタル化を前提とする将来的なアーキビストのあり方を論じる。 まえがき 岡本真 01 アーキビストの役割と課題 日本のアーキビストの現状と問題点 毛塚万里 博物館・美術館にデジタル・アーキビストは必要か? 阿児雄之 日本近現代政治史料とアーキビスト 鈴木宏宗 interview アートをアーカイブする 工藤安代・清水裕子・井出竜郎 02 アーキビストの現場 情報通信文化資料の収集・継承とデジタル化 本間与之 公立図書館におけるアーキビスト的役割 蛭田廣一 写真のアーカイブ 植田憲司 歴史資料 松岡弘之 企業において求められるアーキビストの役割 朝日崇 「リブヨ」によるデジタルアーカイブ リブヨ アーカイブズ関連情報の収集と発信 坂口貴弘 interview