KDDIは12月15日、拡張現実(AR)の浸透を目的とした新ブランド「SATCH(サッチ)」を設立したことを発表した。ブランド名には「 (情報を) 察知する」「サッと(ケータイを)かざしてチェックする」といった意味が込められており、より身近で便利に使えるARアプリを提供していく。 ARアプリの普及に向けた取り組みとして、仏Total Immersionの画像認識技術を用いたモバイル向けARソフト開発キット「SATCH SDK」を、同日より開発者向けサイト「SATCH Developers」で無償提供する。SATCH SDKは、Total Immersionの画像認識エンジン「D'fusion」を活用しており、2次元バーコードなどのマーカーを使わずに画像を直接読み取ることができるという。 KDDIでは、SATCH SDKを利用することで、開発者はオープンな環境でモバイルARアプリを制作でき、
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