科学社会学に関するmthrsskのブックマーク (20)

  • 読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

    学術出版の来た道 (岩波科学ライブラリー 307) 作者:有田 正規 岩波書店 Amazon 何気なく手に取ったこの、非常に面白く、ためになる内容だった。タイトルに「学術出版」とあるが、「学術書」というよりは「学術誌」(いわゆる「ジャーナル」)が主題だ。 私の予備知識は以下のようなところだった。 研究者は、論文を書くことで成果を発表し、そのことで業績を認められる。 論文は、エルゼビア、シュプリンガーなど一握りの出版社が刊行する学術誌に掲載される。 近年はインターネット上でアクセスできるようになっているが、論文数の急増、雑誌の購読料の高騰など、様々な構造的問題が指摘されている。 …ここまでは、自分も何となく知っていた。 しかし、ではそうした学術界と出版界の関係がどのように構築されてきたのか。なぜ、大手出版からたびたび研究者から非難を浴びながらも、そのビジネスを続けられているのか*1。学術書

    読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
    mthrssk
    mthrssk 2021/12/08
    "今の学術出版は、国家が科学につぎ込む資金を目当てにした政商に近い"
  • 計算社会科学入門(丸善出版)サポートページ | 計算社会科学会

    第1章 計算社会科学とは(笹原和俊) 第2章 Web調査(三浦麻子) 第3章 デジタル実験(小林哲郎) 第4章 データ収集・公開データセット(吉田光男,榊剛史) 第5章 ネットワーク(鳥海不二夫) 第6章 テキスト分析:データとしてのテキスト(瀧川裕貴) 第7章 ソーシャルデータ分析のための教師あり機械学習(水野貴之) 第8章 社会シミュレーション(岡田勇,山仁志) 第9章 統計モデリング(高野雅典) 第10章 社会物理(石井晃) 第11章 計算社会科学における倫理(常松淳) 第12章 計算社会科学の今後の展望と課題(上東貴志) 詳細は発行元の案内ページをご参照ください CCSS School on Computational Social Scienceでの講演資料 書の執筆陣が各章を紹介した「CCSS School on Computational Social Science『計

    mthrssk
    mthrssk 2021/02/08
    "第4章(データ収集・公開データセット)で記載しきれなかった,計算社会科学に関連するデータセットなどのリンク集"
  • 日本のSTSと科学批判 | CiNii Research

    <p> 日のSTSは,公害問題についての宇井純や原田正純,もしくは反原発運動の高木仁三郎らの系譜を受け継ぐという想定があるが,これはある種の思い込みに終わっているのかもしれない.実際,日のSTS は今や体制や制度への批判ではなく,科学技術と社会の界面をスムースに接合させる機能を自ら担っている.そのため稿では,日のSTSで“科学批判”と呼ばれる潮流の衰退が進んでいる現状について,まずはおおまかな図式を示してみる.</p><p> またこの変容を考えるため金森修の所論を,戦後日の科学批判の歴史にそって検討する.さらに日でSTSの出現に至った2 つの重要な潮流,すなわち一つ目は廣重徹に濫觴を持ち中山茂が格展開した思潮(この流れは80 年代に吉岡斉を生み出す)と同時に,村上陽一郎のパラダイムがある種の転換(「村上ターン」)を迎えたことが,戦後科学論の分岐点として,STSを制度化の背景に

  • 国立国会図書館デジタルコレクション

  • 女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)

    「私、この論文嫌い」4時限目のゼミを終え、慌ただしく移動して5時限目の教室にたどりつく。今日は授業開始まで数分の余裕があるから、そのあいだに頭の中を整理して冷静に授業をはじめられそうだ。 内心で安堵しつつ次々と教室にやってくる学生たちの様子をなんとはなしに観察していたら、不意打ちのようにその声が聞こえた。 「私、この論文嫌い」 もちろん無関心ではいられない。5時限目は恋愛結婚、性的欲望などに関する論文を読んでグループでディスカッションする授業なので、「この論文」とはその日の課題文献のことを指しているはずである。 もちろん学生が読むべきだと思って私が選んだものなので、「嫌い」な理由いかんによっては私の選択が間違っていたということになるかもしれない。 ちなみにその日の課題文献は女性の美容整形を題材にしたフェミニズムの文章で、主張は次のようなものだ。 「美容整形というのは人の自由意志でやって

    女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)
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    mthrssk 2019/01/08
    "主観的な感情が客観的な学問としてのフェミニズムに「混入」している"→よし感情社会学の出番だ。
  • 人文・社会科学の「よりよい研究評価」とは – 欧州の事例から課題を析出する – academist Journal

    「質の評価」から「質のモニタリング」へ 日の研究環境は、運営費交付金などに代表される一般大学資金から、科学研究費補助金(科研費)やプロジェクト/プログラム型資金のような競争的研究資金(直接政府資金とも言います)へとそのファンディング構造を大きく変化させてきました。 このファンディング構造の変化は研究環境、雇用体系、キャリアパス、研究環境の安定性、そのほかに大きな影響を与えてきました 。そのなかで、研究の評価を巡るプロセスやシステム自体も次第に変化してきました。つまり、同分野の研究者らによる内容の吟味(ピアレビュー)のプロセスを中心とした研究内容評価に加えて、研究プロセスの評価や社会的・経済的・文化的なインパクトまでをも評価の視野に入れるような評価システムへの拡大です。Hemlin and Rasmussenは、このような現在までに生じてきた評価システムの全体的な変化を「質の管理(qual

  • 「女子は理系に不向き」日本に巣くうジェンダーの呪いを解くために(隠岐 さや香) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    偏見が人の運命を狂わせる「男性はこうあるべきだろう」「女性はこういうものだろう」という思い込みは、無意識のうちに私たちを縛っている。このような思い込みを「ジェンダー・ステレオタイプ」と呼ぶ。あるいは単に「ジェンダーによる偏見」と呼ぶ。 日は恐らく、ジェンダーによる偏見が男女の進路選択に与える影響が強い国である。 一般的に、多くの国で理工系には男性が多く、社会科学(法や経済など)は男女半々、人文系(文学など)には女性が多めになる。日のあり方はOECD諸国の平均を上回り、理工系は男性、人文系に女性という傾向を強烈に示す。一例を挙げれば、工学部卒業生のうち女性の占める割合は、OECD諸国平均では26%だが、日は13%だ(2014年の数字)。 それどころか、大学の門も女子学生には遠いらしい。最近の朝日新聞記事によれば「娘は無理して大学に行かせなくても…」という考え方が今でも根強く残っている

    「女子は理系に不向き」日本に巣くうジェンダーの呪いを解くために(隠岐 さや香) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 第6回年次大会プログラム - 科学社会学会

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    mthrssk 2017/06/29
    アクターネットワークセオリーのシンポ気になる
  • 一連の大学改革と教授の多様性拡大に関する一考察~研究者の属性と昇進に関するイベントヒストリー分析~[DISCUSSION PAPER No.144]の公表について | 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

    トップ » 調査研究成果公表 » 一連の大学改革と教授の多様性拡大に関する一考察~研究者の属性と昇進に関するイベントヒストリー分析~[DISCUSSION PAPER No.144]の公表について 一連の大学改革と教授の多様性拡大に関する一考察~研究者の属性と昇進に関するイベントヒストリー分析~[DISCUSSION PAPER No.144]の公表について 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、科学技術振興機構(JST)の協力を得て、JSTが整備・運用する研究者データベース(researchmap)を用い、日の大学に所属する研究者の研究業績や属性、経験等がアカデミアでの昇進に与える影響についてイベントヒストリー分析を行いました。 分析の結果、学術分野によって昇進の際の評価要素が異なること、また近年では大学以外での研究・勤務経験等多様なバックグラウンドも昇進の際に考慮される傾向に

    一連の大学改革と教授の多様性拡大に関する一考察~研究者の属性と昇進に関するイベントヒストリー分析~[DISCUSSION PAPER No.144]の公表について | 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
  • 日本の女性研究者の教授昇進率、男性より2~5割低い:朝日新聞デジタル

    では女性研究者はほかの条件が同じでも男性より教授に昇進できる確率が2~5割低いことが文部科学省の科学技術・学術政策研究所の調査でわかった。調査を担当した藤原綾乃主任研究官は「女性研究者の過小評価と言えるのではないか。日の大学はさらに女性の活躍を促す工夫が必要だ」と指摘している。 総務省によると、日の女性研究者は昨年3月末時点で約13万8400人。研究者全体の15・3%を占めて過去最高だったが、ロシア(40・3%)、英国(37・4%)、イタリア(36・0%)、米国(34・3%)などと比べると低水準だ。 藤原さんは科学技術振興機構の研究者データベースから分析可能な1万1901人分をもとに、性別や業績などが教授昇進にどう影響するかを調べた。 その結果、女性は男性と比べ、ほかの条件が同じでも人文社会学で19・1%、理工系で49・6%、医学・生物学で29・0%、教授昇進の確率が低かった。性別

    日本の女性研究者の教授昇進率、男性より2~5割低い:朝日新聞デジタル
  • 2030年、ピア・レビューはどうなっている?

    2017年5月2日、BioMed CentralとDigital Scienceはピア・レビューの将来について論じた報告書、”What might peer review look like in 2030?”を公開しました。 同報告書は2016年11月に開催された、科学政策・アウトリーチ・ツールに関する国際会議SpotOn Londonの中で行われた、ピア・レビューに関するセッションの内容に基づくものです。人工知能の適用、科学者の視点、ピア・レビューの歴史とプレプリント、ピア・レビューの持続可能性、オープン性の増進など、6の論考が掲載されています。 What might peer review look like in 2030?(figshare、2017/5/2付け) https://figshare.com/articles/What_might_peer_review_look

    2030年、ピア・レビューはどうなっている?
  • 特別講演会 ブルーノ・ラトゥール「新たな気候体制と3つの美学:科学、芸術、政治」 | 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻

    特別講演会 ブルーノ・ラトゥール 「新たな気候体制と3つの美学:科学、芸術、政治」 このたび、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科では、科学人類学者・科学社会学者として1970年代より精力的に研究を展開し、展覧会企画も手がけるブルーノ・ラトゥール氏をパリよりお招きし、一般公開の特別講演会を開催いたします。 ブルーノ・ラトゥールは、科学人類学者であり、実践的観点から見た科学の実在を丹念に検証してきました。彼は人とモノを同位のアクターと位置づけ、その相互関係によって事象を説明しようとする社会科学理論、アクターネットワーク理論を創始しました。 「新たな気候体制Le nouveau régime climatique」とは何でしょうか? ラトゥールは、この言葉をその著書『Face à Gaïa』(2015)の中で、今、科学者の間で議論されている地質学用語の「人新世(アントロポセンAnthropoc

    特別講演会 ブルーノ・ラトゥール「新たな気候体制と3つの美学:科学、芸術、政治」 | 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻
  • 短いが研究動向を伝える専門的内容、訳者解説が充実 - 29Lib 分館

    ポーラ・ステファン『科学の経済学:科学者の「生産性」を決めるものは何か』後藤康雄, 2016. 研究活動の経済学であり、主に理系分野が対象。翻訳の元になっているのは編集であるHandbook of the Economics of Innovation, Vol. 1 (North Holland, 2010.)の第五章で、そもそもは1996年のレビュー論文に遡ることができるという。というわけでかなり短い(全体で200頁以下)けれども、情報量豊富な学術書となっている。コホートだとか内生的成長だとか社会学や経済学分野の概念が説明なしに出てくるから、一般の人にはちょっと難しいだろう。 前半はマートン系の科学社会学でも扱うような領域を対象にしている。科学者の研究動機については、マートンだと地位と名声ということになっていた(うろ覚え)が、著者は「やっぱり金と知的好奇心の二つでしょ」(超訳)とまと

    短いが研究動向を伝える専門的内容、訳者解説が充実 - 29Lib 分館
  • メタサイエンス 

    ワシントン大学の微生物学者フェリック・ファン教授は、『感染症と免疫学』の編集長を務めた経験からメタサイエンスに取り組むことになりました。同誌は彼の努力もあって、ある研究者が論文中の写真の改ざんを行なっていたことを明らかにし、彼の論文3を撤回しました。それがきっかけとなり、その研究者の論文には次々と研究不正が見つかり、最終的には30もの論文が撤回されました。ファンは研究成果の発表システムそのものに問題があると考えるようになり、論文の「撤回」や研究不正を研究テーマに加えることになったといいます。 イリノイ大学の人類学者キャスリン・クランシー助教授は、大学院生の女性がフィールドワーク中に性的な被害に遭ったという経験を聞き、それを個人的なブログに書いたところ、インターネットで大きな反響がありました。彼女は、フィールドワーク研究の倫理に関するシンポジウムに登壇するよう依頼を受けたのですが、査読者

  • E1774 – 研究成果の計量的指標に関するガイド<文献紹介>

    研究成果の計量的指標に関するガイド<文献紹介> Roemer, Robin Chin.; Borchardt, Rachel. Meaningful metrics: a 21st century librarian’s guide to bibliometrics, altmetrics, and research impact. Association of College and Research Libraries, 2015, 241p, ISBN 978-0-8389-8755-1. 研究成果の影響度を,Twitterからの言及数や文献管理ソフトへの登録数など,従来用いられてきた論文の被引用数に基づく指標とは異なる手法で測ろうというaltmetricsの試みが世界的に注目を集めている(E1504,E1593,E1752参照)。日の大学図書館員等からの関心も高まりつつあるものと

    E1774 – 研究成果の計量的指標に関するガイド<文献紹介>
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  • トーマス・クーン解体新書: バシュラール学事始め(1)

    mthrssk
    mthrssk 2013/08/26
    クーンとバシュラール
  • 科学技術社会論(STS)研究者の分布図 - Standing Stone 別館の引越し先

    科学社会学、STSでよく引用される研究者の続き(みたいなもの)。 科学技術社会論(STS)・科学社会学のトップジャーナルにおいて、どの研究者とどの研究者が一緒に引用されることが多いかを調べる。似たような研究ほど同時に引用されることが多いと考えられるから、これを調べることで、いまどのような研究潮流があるのか、大まかに見て取ることができるはず。 とはいっても、あんまり真剣にやっていないので、参考程度に。 元データは前回記事と同じ。Social Studies of ScienceとScience, Technology & Human Valuesから(1995〜2006年末ごろ)。上位60人(被引用回数32回以上)を分析対象とする。 研究者同士の距離は以下の式で測る。 (研究者Aの被引用回数*研究者Bの被引用回数)^0.5/(AとBが同時に引用された回数+0.2) 0.2は、距離が無限大にな

    科学技術社会論(STS)研究者の分布図 - Standing Stone 別館の引越し先
  • 科学社会学、STSでよく引用される研究者 - Standing Stone 別館の引越し先

    Social Studies of ScienceとScience, Technology & Human Valuesから作成(1995〜2006年末ごろ)。この2誌は、科学技術社会論(STS)・科学社会学のトップジャーナルです。 さすがに上位はみんな知ってるし、下の方でもそれなりに知ってるなあ。「社会学」という単一の存在がなくなって久しいが、「科学社会学」という単一の存在はまだあるのかも*1。 この人たちにどんどん解説をつけていって、科学社会学の教養をまんべんなく身につけていこうという(長期的)試み。 研究者名 引用回数 代表作 解説 LATOUR B 443 Science in Action(=『科学が作られているとき』) 科学(技術)とは、自然物・実験機器・先行研究・研究室組織・論理的説明などをうまく結びつけて、仲間を増やしていく作業であって、それ以外の何物でもない。 COLLI

    科学社会学、STSでよく引用される研究者 - Standing Stone 別館の引越し先
  • 社会学でよく引用される研究者(分布図/配置図) - Standing Stone 別館の引越し先

    また共引用分析をやってみました(詳しくは科学技術社会論(STS)研究者の分布図を参照)。今度は、世界の社会学者について、どのような近隣関係があるのか図示するのが目的。 British Journal of Sociologyに掲載された1992〜2006年の論文が元データ。なぜBJSか。アメリカの雑誌は、アメリカ系の社会学者の名前ばかりでよくわからん、というのが第一の理由です。その点、BJSはヨーロッパ系とアメリカ系の両方が挙がっていて、(日の社会学から見て)バランスが合っている(気がする)。 今回は研究者間の距離を測る指標として、コサイン関数の逆数を用いた(Ciは研究者iが引用された回数、Cijは研究者iと研究者jが同じ論文中で引用された回数)。 これだと、同時に引用された回数が0のときに無限大になってしまうので、その場合には共引用数が1以上の中での最大値52.65として処理した。 こ

    社会学でよく引用される研究者(分布図/配置図) - Standing Stone 別館の引越し先
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