【岡田将平】宗派の異なる僧侶によって通夜や葬儀をされ、精神的な損害を受けたとして、福岡市の男性の遺族3人が28日、手配をした市内の葬儀社を相手取り、355万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こした。「故人を弔い、遺族の心を癒やすという利益が侵害された」と主張している。 訴状や男性の母親(45)などによると、男性は闘病生活の末、今年4月初旬、25歳で亡くなった。母親は昨年12月ごろから、葬儀社に、もし男性が亡くなった場合は浄土真宗本願寺派の様式で葬儀を営みたいとの意向を伝えた。亡くなった当日も、本願寺派による葬儀を依頼した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら