平塚の地魚109種類のカラー写真と、魚の三枚おろしの方法を載せた「お魚まな板シート」(横約26センチ、縦約20センチ、300円)が好評だ。小型まな板という本来の用途のほか、ミニ図鑑として釣り人が携帯したり、園児が教材に使ったり。マウスパッド、下敷きとしても購入されている。平塚市漁業協同組合(後藤勇組合長)が地魚の消費拡大を目指して地元企業と連携したコラボレーション企画で、同漁協では「次のバージョンも展開したい」と話している。 お魚まな板シートは、地魚を出荷しているJA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)のために、A4判の紙に地魚の写真と名前の一覧を印刷して渡したのがきっかけ。魚の名前をよく知らない農協の販売員や消費者に好評だった。 昨年10月の湘南ひらつかテクノフェア(平塚商工会議所主催)で一覧を配布したところ、出展していた地元の印刷加工業「スズキ紙工」(東豊田)から、まな板