藤野英人さんの「おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス」という本を読んだ。 悲観論が山積している現在の日本に対して、20年後、2040年というロングスパンで見た場合、すでに新しいビジネス機会(おいしいニッポン)の芽が育ち始めているのではないか?ということを、著者自身が投資されているベンチャー企業等を例に紹介されている本である。 もちろん、藤野さん自身が日本の成長企業に投資するビジネスをされている立場だということは理解した上で、僕自身、さすがにここまで「日本オワコン」風潮が出回ると、そろそろ新しい成長トレンドが出てくるんだろうなぁ、と思っていたので、とても興味深く読ませていただいた。 この本の中でも紹介されているが、悲観論が強い日本の未来において、どのようにして新規事業のアイデアを探していくべきか、ヒントとなる考え方を僕なりに整理してみたので、紹介したいと思う。 結論)新規事