レタッチの内容とパソコンのスペックで使い分けて下さい。 8ビットと16ビットの違いは、階調数の違いです。たとえば1チャンネル当たり白から黒まで8ビット階調で表すなら2^8=256階調使えますが、16ビット階調なら2^16=65536階調使えます。チャンネルはRGBやCMYKのそれぞれのプレーン(RGBなら3原色だから3つ・CMYKなら4原色だから4つ)に相当します。 写真の明るさやコントラストなどを調整したり、色の濃淡をいじると、トーンジャンプを起こします。修正の前後でトーンカーブを見比べると一目瞭然ですが、修正後はトーンカーブが櫛の歯状になり画像の階調が失われたことがわかります。櫛の歯の山と山の間ではグラデーションが滑らかにつながらず、色の段差が発生するのです。軽い補正ならまずわかりませんが、大きく補正した場合にたとえば青空の緩いグラデーションに色の段差が見えることがあります。 16ビッ