「解放感でタガが緩んだ」なんて言い訳では許されそうもない。タイ王室の保養地、ホアヒンビーチで大勢の日本人観光客が全裸になった騒動で10日、ITベンチャー企業の「DYM」が公式HP上で事実関係を認め、謝罪した。 同社によると、タイ旅行に参加した社員87人のうち、全裸になったのは男性社員37人。旅行3日目の3月5日の夕食中に一部メンバーが泥酔し、海岸で全裸になり、円陣を組み、周囲をはばかることなく大声で歌ったという。ネット上で「日本の恥だ」と炎上するのも仕方がない。 今どき、海外へ社員旅行とは景気がいいが、世界に恥をさらしたこの会社、どんな企業なのか。 同社は2003年に設立。検索エンジン最適化(SEO)をメーンに急成長を遂げたベンチャーだ。SEOとはネットの検索結果を上位にするサービスのことで、それによって企業の知名度を上げたりバナー広告費を稼ぐことができるという。
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