Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.
(このエッセイは微妙にではありますが前回のエッセイと繋がっています) ーーーーーー 移動教室の夜は、どうして好きな人の話になるんだろう。 中2のときもそうだった。僕は口を割らなかったが、2つ隣の布団で寝ていた同級生は僕と同じ人を好きだと言った。彼は騒がしくもなければ静かでもない、嫌われてはいないがモテてもいない、つまりは普通の中学生だった。 会話はヒソヒソと続き、就寝時間を軽くすぎた頃、突然彼が「あー!」と、必殺技を出すときのような声量で叫んだ。 「あー! 〇〇、おかしてえー!!」 それは、さっき好きだと言った女の子の名前。当然周りは静まり返ったが、「何言ってんだよー」と苦笑いが起きた程度で、会話はまたヒソヒソと続いた。あの山ちょくちょく噴火するのよみたいな感じで、その内容については誰も触れていない。 下ネタに疎かった僕も、状況的に何らかのワードであることは想像ができた。 男子同士で誰かが
ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、結婚に向け同棲を検討中の女性って誰?」 担当編集I嬢:「今は一緒に住む理由がたくさんあるのでチャンスですね」 今週のテーマは「結婚前の同棲」です。単なる「同棲」ではなく、あくまでも結婚前提のうえで……って部分がポイントかな。 一般的な定説として、結婚前には同棲期間が必須とされています。同棲期間を設けずに結婚を決断するのは、試乗せずにクルマを買うようなもんだと。 クルマは100万超えの高い買い物。1980円のスカートを試着せず購入し、イマイチ穿き心地が悪かったとしても、まぁ諦めはつきますが、クルマとなるとそういうわけにはいきません。198万円で購入したクルマの乗り心地がイマイチだったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。 この理論で言うと、普通の付き合いが洋服購入みたいなもんで、結婚がクルマ購入みたいなもん……ってことになりますね。普通
どんな人を採用するかという会話の中で、地頭がいい人がいいよねという話になった。 なんとなく言いたいことはわかるが、同時に「地頭がいいって何だろうな」という話にもなり、結局結論は出なかった。 出なかったんだけど、やはり採用を強化する上で採用基準が明確じゃないのはよくないので、「地頭のよさとは何なのか」について雑に書きなぐって整理しておきたい。ちなみにこれを書いてる今も「何なんだろうな?」と思っているのでうまくまとまるかはわからない。 問題解決能力なのかなと思ったが、地頭のよさというのはその一部な気がする。問題を解決するためには色々なプロセスが求められるが、地頭のよさはそのうちのひとつでしかない。 じゃあもう少し分解して「問題定義」と「問題解決」にしてみると、なんだか問題定義の能力の方が地頭のよさに近いんじゃないかと思えてきた。思い返してみると、地頭がいいなーと感じる人って、会議中の発言でも何
まだ現職辞めへんで!!ということを最初に宣言しておきつつ、どういう時に仕事/会社を辞めたくなるかを考えてみたい。 朝眠いとかだるいとかそもそも働きたくないとか5000兆円欲しいとかそういうやつではなく、基本的にはやる気がある状況でもふと環境をリセットしたくなるというか、ああなんだかめんどくさいなーと感じるみたいな、比較的ライトな感情の変化の話である。人によっては「にゃーん」とツイートしたり、シャワーを浴びながら「つらい…」とつぶやいてしまったりするアレだ。 なんでこんなことを考えてるかというと、最近TL上で「この人が辞めるのマジか」とか「この人が入社したのかすげえ」と感じることが何度かあり、全然そんな素振りを感じなかったのにやはり一期一会なのだろうかと思ったことがきっかけである。仕事を辞めるのにポジティブな理由だけということはまずないという持論がある。 自分にも感情の波みたいなものがあって
友達って作ろうと思ってできるものじゃなくて勝手になっているものなので、「どういう人だったら友達にできるか?」と考えている人は少ないかもしれません。 ここでポイントになるのは、「自分の基準」なんです。 友達でも交際相手でも結婚相手でも、それはどんな関係性であっても同じで、自分の基準をしっかり持っていない人ほど人間関係の線引ができず、ときとして苦しい思いを強いられることがよくあります。 そんな自分の基準を明確にするために、今回のブログではさらに踏み込んで「自分に合う理想のパートナーを見つけるための判断基準」をテーマにお話させていただきます。 価値観が合う人がいいって人もいれば、違うほうがいいって人もいる。どっちが正解? 自分に合う人を見つける上で、二分化されるのが「価値観」です。 「価値観が合う人のほうがいいよ」と言う人もいれば、「違うからこそ上手くいく」と言う人もいる。 「一体どっちが正解な
まもなくアラサーを卒業する峰なゆかさんが、アラサー世代を経た今だからこそみなに伝えたい、女道サバイバル術をエッセイとイラストでお送りする連載です。アラサー以降の方も若い方も、ぜひ参考にしてください! 自分のことを好きになれない。それは自己肯定感の低さが原因!! ダメな男ばかりを好きになってしまう。それは自己肯定感の低さが原因!! どうも仕事がうまくいかない。それは自己肯定感の低さが原因!! トイレが詰まる! それは自己肯定感の低さが原因!! それは分かってる! 自己肯定感の低さがすべての元凶であることは分かってるんだよ!! でも、じゃあ、自己肯定感ってどうやって上げたらいいわけ!? 「おいおい若い子に嫉妬するなよ〜」とか「もう私たちもおばさんだし〜」とか言ってくるヤツらがいますよね。なんの価値もない、小さい虫ですわ。でもその小さい虫が、職場にも飲み会にも、果ては安息の地・女子会にまでブンブ
かつて、パパ活女子を見る機会に恵まれた人生だった。古美術にウイスキーと若くない趣味のおかげで、仲間が中年男性ばかりだったのだ。男性には金持ちも多く、側には若い女がいくらでもいた。といってもトップレベルのモデルではない。 キャバクラやクラブで遊び慣れた男は思う。話の受け答えができる、適度に賢くて生意気な女子大生はいないのか? こうして六本木や青山のホームパーティに、何も知らない子が足を踏み入れる。 私だって例外ではない。就活中だった当時、面接の帰りに突然「いまから合コン来れない?」と連絡が来て、初めて六本木ヒルズのパーティへ足を踏み入れたときは心臓が張り裂けそうだった。東京に実家があるとはいえ、閑静な住宅街とギンギラギンの都心は別世界。想像してほしい。エルメスとシャネルに囲まれた黒髪ひっつめ、リクルートスーツのいたたまれなさを。場違いさにしんどくなり、宴会芸でオモシロ変人枠を獲得し、早々に逃
夫が『うつ状態』になった2016年から3年後の2019年5月 今度は私が精神科にかかる日が訪れる。 それもガチの精神医療センターの精神科に。 その頃発達障害児でその状態がフィバーしていた息子と、2017年に生まれ、4ヶ月の入院と11時間半の手術の後、やっと手元に帰ってきたものの2回目の手術を控えてリハビリ三昧だった心臓疾患児の娘②を丸抱えしている状態に心が折れたが為に それはもうポッキリと、いとも無残に。 自分の心の内は見た事ないが やっと2度目の手術に漕ぎ着ける娘②が明日突然死んじゃったらどうしようと、そして同時に無事に生かして行くこと自体ももう辛い、辛いったら辛い、そればかり考えて眠れなくなってしまった。 精神科案件は突然に。 そして、この病院セレクトは2016年のあの時、その手のドクターがそう易々とは捕まらないということを学んだ私が、敢えてガチの精神科に自らをブッ込むという浅知恵を働
「可愛いだけじゃ生きていけない。賢くないと苦労するよ」 女手ひとつで私たち兄弟を育てた母の口癖。 この言葉をくりかえし聞かされたおかげで、大都会東京で出現しがちなヤバいおじさんの 「可愛いね、愛人にならない? 仕事あげるよ」 なんて誘いにのることもなく20代後半まで到達できた。 同時に、大好きな彼氏から専業主婦になってほしいと甘くささやかれても 「不安すぎるわ! 私も稼ぐ力を身につけます」 と、つっぱねてしまう損な性格にもなった。 この言葉は私にとって呪いであり、お守りでもあるから。 母は美人だ。 私より背の低い華奢さに、透きとおるような色白の肌。美容師さんに「おまかせ」していたらしい栗色の柔らかいセミロングヘア。 九州男児の父の一歩うしろを歩くおしとやかな性格もふくめて、私の母は美人だった。 父は酔っぱらうたびに母との馴れ初めを話してくれた。 田舎から上京して右も左も分からない父が、東京
作家、編集者、女性解放運動家として、明治〜大正の世を生きた伊藤野枝。28年という短い生涯を駆け抜けた野枝の発言や行動は多くの女性を勇気づけた。「女の人生を勝手に決めるな。誰かに人生を裁かれてたまるか。私は私のために生きるのだ」。自らの言動からそんなメッセージを発信し続けた人の冷静と情熱。 「100年前の話とは思えない……。大丈夫なのだろうか……」という不安と「かっこいい!」という熱狂が交互に押し寄せる。伊藤野枝を知れば知るほど、何度でも。人を不安と熱狂に惑わせる人は、すなわち魅力的だと思う。 伊藤野枝は1895(明治28)年から1923(大正13)年まで生きた、作家であり編集者、女性解放運動家である。まだ戦前の当時は、男女平等を謳った日本国憲法もなく、女性には参政権も与えられず、子を産み、家を守るという役割があるのみだった。 東京の女学校に通っていた野枝は、卒業後に九州の地元で結婚が決まっ
新卒で入社した会社の同期に、とても綺麗な女の子がいた。 初めて会ったのは集団面接。リクルートスーツ、黒髪、無難なメイクで個性を消された就活生の中で、彼女は一際目を引いた。ハーフアップにした艶のある長い髪と、小さな顔の中の大きな瞳が印象的だった。 数ヶ月後、内定者懇親会で会って驚いた。彼女が受かると思わなかったわけではない。彼女は名門大学の学生で、受け答えにも聡明さがにじみ出ていた。どこでも採用されそうな彼女が、従業員200人ちょっとの無名企業を選んだことが意外だったのだ。15人ほどの同期の中で、私と彼女だけがデザイナー職の採用だった。 次に会ったのは入社式。彼女は長かった髪をばっさりと切ってくせ毛の目立つショートにしていた。化粧っ気もなく、古いデザインの眼鏡をかけていた。雰囲気違うねと声をかけると、これが本当の私だと答えた。元からファッションにもメイクにも興味がなく、就活や懇親会用のメイク
鴻上尚史の人生相談。容姿によって態度を変える男性たちの言動に傷つけられてきたという25歳の女性。けれど恋愛をしたい、男性への苦手意識をなくしたいという相談者に、鴻上尚史がまず分析した男達の思い込みとは……。 【相談30】男性への苦手意識がなくなりません(25歳 女性 はちな) 異性(男性)が苦手です。 大抵の男性は女性の容姿によって態度を変えますし、酷い人は容姿に関することを直接口にだして言ってきます。お世辞にも良いとは言えない容姿の私は、男性のそのような態度・行動にひどく傷つけられてきました。 そうした嫌な経験から男性と喋るときに「気持ち悪い」と思われているのではないかという被害妄想が膨らんでしまい、ひどく気疲れします。また女性の容姿に関する話を男性にされると(酷いときにはですが)思考がまとまらない、体が硬直する、勝手に涙が出てきて嗚咽してしまうなど、身体的にも反応が出ることもあります。
先日、あるインターネットのベテランな人の本棚をみせていただく機会があった。 私は本棚をみせていただくのが好きだ。 なぜなら、本棚には持ち主のさまざまな性質が反映されていて、その人となりが浮かび上がってくるからである。 「本棚をみせてごらんなさい。あなたがどんな人間か言い当ててみましょう」 「本棚」って魔性のアイテムですよね。 本棚に入っている本には、その人の執着や趣味や知性やコンプレックスやフェティシズムがびっしり詰まっています。 ネット通販の購入履歴などもそうだと言えますが、ただの購入履歴と違って、本棚には入れ替わりがあって、要らない本は本棚からふるい落とされて、その人が必要としている本や執着し続けている本だけが残る、という特徴があります。 その、インターネットのベテランな人の本棚を初めて見せていただいた時、私は圧倒された。 数学。社会学。心理学。オカルト。情報工学。アニメ。歴史。 もし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く