ケーブルテレビ大手のジュピターテレコム(以下、J:COM)が、自社のケーブルテレビインフラを利用したオンライン診療サービス「J:COM オンライン診療」を2021年7月1日から開始する。J:COMはインフラや接続機器を担当し、オンライン診療サービスはスタートアップ企業のMICINによる「curon(クロン)」を採用。ケーブルテレビ経由によるオンライン診療は日本初だという。 2020年の新型コロナウイルス感染症により、日本におけるオンライン診療は要件緩和が進んだ。一方で、患者側の環境とITリテラシーが整っておらず、その現実が壁となって立ちはだかっている。J:COM オンライン診療はスマートフォンやタブレット、PCの操作に不慣れな高齢者をおもなターゲットとし、誰しもが使えるテレビとテレビリモコンを通じてオンライン診療を受けられるようにしたものだ。 2021年5月31日には、千葉⼤学医学部附属病
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