みずほ銀行の新システム移行、押さえておきたいポイント 2018年、みずほ銀行の新システムが完成し、6月11日より第1回目の移行が開始される。 移行にあたっては、みずほ銀行およびみずほ信託銀行の全ATMやキャッシュカードが利用できなくなる。また移行実施は複数回にわたるため、臨時休止期間や全体のスケジュールなど、みずほ銀行のユーザーはポイントを押さえておこう。 1. 移行目的はグループ内勘定系システムの一元化 今回の移行は、「みずほ銀行」と「みずほ信託銀行」の既存の勘定系システムを、新たに再構築したシステムに一元化することが目的だ。 同行によれば、システム一元化により次のようなメリットがあるという。 IT システムのスリム化・効率化 障害対応力の向上 シンプルな構成による柔軟性向上 新サービスへの柔軟な対応が可能に 新規開発の期間短縮・コスト削減 サービス提供基盤の強化 事務処理スピードの向上