コンテンツマーケティングを実施する担当者は、社内でとかく損な役回りになりがちだ。それはすぐにお金になって会社に利益をもたらすわけではないからだ。コンテンツマーケティングは長期的には会社にいろいろな意味で利益をもたらす施策だが、短期決戦には向いていない。そうすると目先の利益に縛られる社員にとっては、どうしても協力が後回しになってしまう。 私がこれまでお手伝いしてきた企業でも、コンテンツマーケティングへの取り組みが全社的なタスクになっているケースは残念ながら少ない。経営者や他部門のリーダーの態度も「できれば協力してあげて」といった人ごとのような態度で、協力するかしないかは個々の社員の自主性に委ねられてしまうのだ。せっかくオウンドメディアを設けても、肝心のコンテンツが社内から上がってこないのでは、効果が半減してしまいかねない。 社員が自社のコンテンツに関心を持てない企業に未来はない。逆に社内の協
![アサヒビールの事例に学ぶ――社内を巻き込むオウンドメディアが引き出す想定以上のメリットとは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/12a39fb35c29ab06002348ff015e5292fdcc1de4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmm%2Farticles%2F1607%2F18%2F590x320_45163_160714.gif)