銀行は「構造不況業種」と言われています。 マイナス金利政策が導入されてから、銀行の苦境は一気に加速しました。 地方銀行は、政府が統合させようとしています。 コロナ融資で各銀行とも貸出残高は増加していますが、今後不良債権が増加する懸念もあります。 コスト削減のため、銀行は従業員数と店舗数のどちらも減少させていく流れは間違いありません。 今回は、全国の「銀行員数の推移」「国内の本支店数の推移」について焦点を当て、銀行の現状について確認してみることにします。 銀行員数の推移 店舗数の推移 所見 銀行員数の推移 では、苦境にある中で、銀行員の人数は減少しているのでしょうか。 全国銀行協会の統計データを基に確認しましょう。 以下は2001年3月~2021年3月の期間における銀行員数の推移となります。 決算期 全体(人) 都市銀行 第一地銀 第二地銀 2001/3 352,805 113,140 14
