日本科学未来館は6月26日、新型ASIMOが自らの機能を説明する「自律型説明ロボット」の実証実験を行うと発表した。国内外を通じて初めての試み。 目的は、「人間とロボットの双方向コミュニケーションの可能性を探ること」(日本科学未来館)。一般の来館者に対し、ASIMOが自身に備わっている機能を説明するほか、来館者に質問を投げかけ、挙手による返答を見て意向を推定したり、身ぶりを交えて分かりやすく解説するなど、インタラクティブなやりとりをする。これは、ASIMOがさまざまな説明内容をあらかじめ蓄積し、複数のセンサーから来館者のニーズを推定することによって可能になるという。