「死ね」などと書かれた紙の封書や計1500羽の折り鶴を神戸市内の教習所に押し付けたとして、兵庫県警神戸西署は11日、脅迫と県迷惑防止条例違反の疑いで、東京都品川区に住む無職の男(22)を逮捕した。男は容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年10月27日から今年4月9日ごろまで、神戸市内の教習所に勤める男性(39)に対し、「死ね」「早く辞めろ」などと書いた紙を入れた封筒15通を教習所の郵便受けに投げ入れたり、折り鶴が入った段ボール1個を置いたりするなど、計16を押し付けた疑い。 同署によると、男は昨年、大型免許を取得するために、親の家に近いこの教習所に通っていたが、取得できなかったという。 防犯カメラの捜査で男が浮上。カメラには教習所の郵便受けに封書を入れる男の姿が映っていた。男は「(教習所の)教え方が悪く、腹が立った。折り鶴を折っていると気持ちが落ち着いた」と話しているという。
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