女装と日本人 三橋 順子 著 講談社現代新書 2008年9月20日刊行予定 945円(税込) いろいろご心配をおかけしましたが、自著の出版、やっと実現できそうです。 最後に編集者との間で問題になった件(写真の掲載数)は、皆様に励まされて、不本意な妥協はせず、自分の希望を通しました。 商業出版ですので、100%望み通りとはいきませんでしたが、全体として、ほぼ90%は満足のいく内容かなと思っています。 書名は『女装と日本人』。 いたってシンプルですが、変な営業的小細工は無しで、私の希望通りになりました。 内容的には、古代神話の女装の英雄ヤマトタケルから、現代の新宿女装コミュニティに至る「日本女装社会文化史」、日本初の女装に関する通史です。 女装(異性装)は、歴史的・地理的普遍性をもつ「文化」であり、異性装芸能に対する強い嗜好は、日本人の特質であり、日本文化
めちゃくちゃ久しぶりの更新です。 2冊目の本が出ました。 前作『トランスがわかりません!! ゆらぎのセクシュアリティ考』が好評をいただき、2冊目も作らせていただけることになりました。 今回はポリアモリーなど性の関係性や性行為についての話題にもかなりつっこんで書いています。 もしよかったら前作とあわせて読んでみて下さい。 アマゾンがまだ配本できない状態みたいですが、版元のアットワークスやジュンク堂などのネットショップなどではすでに買えるようです。 http://www.atworx.co.jp/works/pub/44.html 浮気? フタマタ? ポリガミー? 恋愛/SEXの常識って何!! ……と、問いかけ、性(SEX)について語り合う中で、自他の性自認もゆらいだりゆらがなかったりするセクシュアリティの有り様を考察する赤裸々ホンネ本。 ●主な内容●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
女優の誕生と終焉―パフォーマンスとジェンダー 作者: 池内靖子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 日本の近代演劇における、女優の扱われ方の変遷を、言説分析と戯曲分析から読み解こうとする一冊。 一章では、国民国家の誕生と帝国主義と共に、日本に「女優」という存在が構築されてきたことが、明らかにされる。「女優」が近代化の産物であることは、これまで指摘されてこなかったのが不思議なほど、明確である。明治期の日本で、それまで男だけでやっていた「歌舞伎」から、演劇改良運動による近代劇の確立が試みられていたことは、よく知られている。その中で「自然」な演技を求めて、「男は男が演じる」「女は女が演じる」という性別二項対立による、性別役割分業が行われることになる。もちろん、男性の視線から、女優は「娼婦性」
中国の女性やジェンダーに関するニュースを中心に紹介させていただきます。ときに日本の問題も取り上げます。 2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 中国の男性学研究者である方剛さんが、この4月、『男性研究と男性運動(男性研究与男性運動)』(山東人民出版社 2008年)を出版なさいました(ネット書店「書虫」データベースの中のこの本のデータ)。The Study on Masculinities and Men's Movementという英文名も付いています。 方剛さんについては、すでにこのブログでも、一昨年に方剛・胡曉紅主編『男性要解放』(山東人民出版社 2006年)を出版なさったことや(その時の記事)、大浜慶子さんの訳で「中国の男性解放運動と男性学」という論文を『ジェンダー史学』第2号(2006年11月
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
225-2(1100)ビューティ・サロンの社会学 ジェンダー・文化・快楽 ポーラ・ブラック、新曜社、2008 「質的研究」の事例の一つ。セラピスト18名、客23名に対するインタビュー、ビューティ・サロンでの観察およびセラピー体験、ビューティ・セラピー講座など傍証的派生事業への参加とインタビュー、業界団体インタビューおよびその資料検証、そして150冊の文献。 インタビューのコーディング処理から、解釈へ、階級、ジェンダー、人種と言った理論の折衷主義的アプローチをとりながらも、女性の生活からの視点で分析を心がけたという。テクストに厳格に、自分の解釈を明確に、まとめている、と。それってどういうことだ? 結局、説得されるか否か、納得が行くかいかないか。かな。 で、結果として言えば、それほどおもしろい本ではなかった。インタビューのテクストが文献からの引用に比べて圧倒的に少ないからだ。 セックスワーカー
ジェンダー研究のフロンティア 第四巻 テクノ/バイオ・ポリティクス 科学・医療・技術のいま 作者: 舘かおる出版社/メーカー: 作品社発売日: 2008/03/28メディア: 単行本 クリック: 260回この商品を含むブログ (3件) を見る 送り状は拠点リーダーの戒能民江さんの名前でしたが、実際に送ってくださったのは編者の舘かおるさんか、あるいは著者のお一人である小川眞里子さんか。ありがとうございました。 ところで、出版元の作品社のHPは、なんだあれは。なぜJAVAが走り出す。 →ほかのタブで表示してたページとなぜか干渉してたせいらしい(原因不明ともいう)。それにしても、新刊案内のところに「装丁・内容・著者(訳者)・目次など細かい情報も載っております。」と書いてあるのに、このシリーズ、目次は載ってない。 ということで、自分で目次を打ってみるよ。 目次 序文(舘かおる) 第I部 テクノサイ
これ以上「女」や「男」を演じるのはイヤだ!! 自分の色のままでいたい! 私のままで行こう★ 性別なんて、気が向いたときに、気が向いたように変えられるんだな。 「性」に揺れ動いたり動かなかったりするトランスジェンダーやセクシュアリティについて論じ合う。 目からウロコのセクシュアリティ ROSってどんなサークル? 入門! トランス講座 からだを語ろう まんこはひとりでかたれますか?「ヴァギナ・モノローグ」(白水社)を受けて まんこ独り語り 性別という属性を捨て、楽になることを選びます あるFtXのマンコ独り語り 続・まんこ独り語り MtF独り語り やる気のない女 身体違和は思い込み? ポートレートエッセイ シンたいわ(身体対話)わたしのからだはわたしのもの ゆらいでいくこと 関係が変える私の性 女からFtMになったけれど途中で辞めたワタシ ゲイでトランスな私の恋愛、恋人、セックスetc. 箱
でみあんさんに言われたので。*1 ジェンダー学への道案内・目次 第1章 そもそも話の始まりは──ジェンダーって何? イントロダクション:ある日のAさん ジェンダーという概念 ジェンダーと性差別 身近な素材から考える──マスメディアとジェンダー ジェンダー学を学ぶために 第2章 時には過去も振り返り──フェミニズムの思想と運動 イントロダクション:法律ってなんかヘン フェミニズムの思想と運動の歴史 フェミニズムの黎明 メアリ・ウルストンクラフト──最初の近代フェミニスト アメリカ19世紀のフェミニズム フェミニズムの「第二の波」──アメリカと日本 現代化の中で 第3章 生きていくのに必要なこと──労働とジェンダー イントロダクション:何で違うのバイト代 性の違いが扱いの違い?──給与格差を中心に 仕事も違う──性別職務分離 いやなものはいやだからしょうがない──セクシュアル・ハラスメント 現
『ジェンダーと教育―理念・歴史の検討から政策の実現に向けて』 生田久美子 編 定価(本体2,200円+税) A5判、366頁 ISBN978-4-86163-019-4 C3330 (2005年12月刊行) 東北大学21世紀COEプログラム ジェンダー法・政策研究叢書 第4巻(辻村みよ子監修) 《目 次》 第一部 「教育」の再構築における「ジェンダー」 第1章 「知」の一様式としての「ケア」―ジェンダーの視座に立つ教育哲学からの提言 第2章 教育による変身(Educational Metamorphoses) 第3章 ジェンダー・センシティブな教育とは何か―教育思想史からの示唆 第4章 J.S.ミル『女性の解放』における人間本性論 第二部 歴史・文化の中の「ジェンダー」 第5章 男女共学の歴史的経緯と今日的課題 第6章 教育における「個性」の枠組みとジェンダー―大正自由教育期の小原国芳「全
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