帝国データバンクによると、「間違いだらけのクルマ選び」シリーズや「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーで知られる出版社・草思社が1月9日、民事再生法の適用を東京地裁に申し立てた。 1961年に創業。「全国鉄道事情大研究」シリーズや、ベストセラーになった「決定版 大国の興亡」、「平気でうそをつく人たち」などノンフィクション系に強く、「カッコウはコンピュータに卵を産む」「インターネットはからっぽの洞窟」(ともにクリフォード・ストール)といったIT関連を扱った書籍も発行していた。 ピークの1997年10月期には39億円の売上高があったが、近年は大きなヒット作がなく、06年10月期の売上高は約16億2000万円に落ち込んでいた。広告宣伝費の削減や本社不動産の売却といった合理化を進めてきたが、出版不況と有利子負債の負担もあり、自力再建を断念した。 昨年末にはWebマガジン「Web草思」の休刊
いつも読んでいるナガブロさんのブログでITmediaの記事への物言いがなされています。当該記事は去年5月のものであり、今更コメントするのも何なのですが、著作権に関する議論についての重要なポイントが含まれているという思いますので、ちょっと検討してみます。 ITmediaの元記事の内容をかいつまんで言うと、携帯電話のアイコンに寿司の画像を使おうと思ったデザイナーさんが寿司の写真を自分で撮ってきたが、「寿司は職人の著作物なので肖像権が発生する」ため、もう一度メーカーで寿司を作り直したというものです。 まず、ナガブロさんの記事にあるように、寿司に肖像権が発生するという記載は完全ダウトということでよいでしょう。肖像権は人格権に基づく権利なので、無生物に肖像権が発生するのはあり得ません。 寿司が著作物かどうかはちょっと微妙です。料理コンテストに出すような創作性のある盛りつけであれば美術の著作物となるか
2007年6月、米国図書館協会(ALA)年次大会前のプレカンファレンスとして開催された「ライブラリースクールで教わらないこと:目録業務のキャリアのためのコンピテンシー、教育、雇用者の期待(What They Don’t Teach in Library School: Competencies, Education, and Employer Expectations for a Career in Cataloging)」のプレゼンテーション資料・ウェブキャストが、プレカンファレンスを共催した米国議会図書館(LC)のウェブサイトで公開されています。 What They Don’t Teach in Library School: Competencies, Education, and Employer Expectations for a Career in Cataloging ht
リポジトリ用ソフト“Eprints”をプラグインで拡張し、ソーシャルネットワーキング機能を持たせようとするロンドン大学コンピュータセンター・デジタルアーカイブ部局主導のプロジェクト“SNEEP(Social Networking Extensions for EPrints)”が、リポジトリ内コンテンツへのコメント付与を可能にするプラグイン“SNEEP.comment”のアルファ版を公開しました。 SNEEP.comment-alpha-0.1 http://sneep.ulcc.ac.uk/eprints/2/ SNEEP http://sneep.ulcc.ac.uk/ January 7th, 2008付けDigitalKoansの記事 http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2008/01/07/web-20-meets-eprint
SNS「mixi」で、横浜市で行方不明になっている12歳の男の子の捜索に協力するよう呼びかける日記が広がっている。日記は「バトンのようにマイミクからマイミクに回して宣伝してください」などと呼びかけることでチェーンメールのよう増えており、25日午後1時現在、1時間に15件ほどのペースで増えている。 行方不明になっているのは横浜市都筑区東山田の岩田和輝くん(12)。12月6日から行方が分からなくなっている。 mixi日記には、捜索の状況を更新するWebサイトへのリンクや所轄の警察署(神奈川県警都筑署生活安全課)への電話番号とともに、「この日記をコピーして、貼り付けて日記を書き、バトンのようにマイミクからマイミクに回して宣伝してください!!」と書き込まれており、ほぼ同じ内容の日記がマイミクを介して広がっている。 また「警察や行政機関に、本格的な捜査を要望するメールや電話・手紙などを送ろう」という
著作権とは、小説や記事、論文、絵画、写真、地図、楽曲等の「著作物」の作者(著作者)に与えられる権利で、著作権法(昭和45年法律第48号)に規定されています。 また、「著作者」とは「著作物を創作する者」(著作権法第2条)をいい、「著作権者」とは著作権を有する者(著作者または譲渡、相続等により著作権を取得した者)をいいます。 著作権が保護される期間は、個人の著作物の場合は、原則として創作のときから「著作者の死後70年を経過するまで」(著作権法第51条)、また団体名義の著作物の場合は、「その著作物の公表後70年を経過するまで」(著作権法第53条)です。 ※ただし、個人の著作物の場合は、著作者の没年が昭和42(1967)年以前であれば、著作権が消滅しています。また、団体名義の著作物の場合は、公表年が昭和42(1967)年以前であれば、著作権が消滅しています。 著作権は、法令等を除き、あらゆる著作物
図書館に行くとコピー機のところに「地図は2分の1ページ以上コピーしないで下さい」という貼り紙がしてありました。調べてみたところ、著作権法の第31条(図書館等における複製)と、第10条(著作物の例示)というのが関係していそうな事がわかりましたが、著作権法って本当に難しいですね。 自分には守ってもらうような著作権なんてないだろう言っていられたのは学生時代までの話で、自分が開発したプログラムに関する権利が会社に帰属するとかお客様に帰属するとか自分に帰属するとかGPLだとかそういうことでイヤだ嫌いだとは言っていられなくなりました。少なくとも自分に関連する部分についてちょっとずつ勉強中です。幸いにもオルタナティブブログを読んでいると著作権に関係するエントリをいくつも目にします。寿司は著作物と言えないっぽいんですね。へー。笹切りの鶴は著作物っぽい感じがしますがどうなんでしょうか。 脱線してしまうので地
ウィルコムがIntelの新しいモバイル機器用プロセッサ「Menlow」(開発コード名)を搭載した端末を開発しているようだ。米国で開催中の家電展示会「2008 International CES」(CES 2008)のIntelブースでは、「WILLCOM」と書かれた謎のモックアップが展示されている。 筆箱程度の大きさで、つやのある黒い表面に大きくウィルコムのロゴが書かれており、電源を入れると丸い明かりがゆっくりと点滅する。 Intelブースの説明員によれば、今回の展示ではプロトタイプの製作が間に合わなかったため、大きさを示すモックを用意したとのこと。詳細については明らかにされていないが、「PCと同等の機能を持つデータ通信端末」(説明員)とのことだ。OSはWindowsになるという。 Menlowはモバイルインターネット端末向けに設計された低消費電力のプロセッサとチップセットからなるプラット
みなさま 新年おめでとうございます。 さて、まえにもちょっと書きましたが図書館員のまね事を週に一回、4ヶ月間やりました。 図書館では、本を捨てます。僕が行った図書館では、毎月ほぼ数百冊くらい捨てるようでした。 そういう捨てる本を、毎月選び出し、手続きをして、データベースにも記録し、そして本にはすてたものだとわかるようにシールをはり、赤いスタンプをおします。 そして、図書館利用者に自由に持って帰ってもらうようにします。 驚いた事に、数日でほとんどの本が持って帰られるようです。 捨てる本を棚に並べる作業をやらせてもらったので、何となく、タイトルやどんな種類の本なのか、という感覚があるのですが、そんなに人気のあるものだとは思えませんでした。 出版社をやってるわけですから、本が大胆にやり取りされるのには少し抵抗はありました(その分本が売れなくなるんじゃないかという危機感を持ってしまうんですね)。
(04/21)HVUdayブログが本になります! 今度はマジ!! (07/03)緊急! ハーバード日記が本になりま(←もういい) (05/12)あ、すみません (03/22)弱音ハク (03/18)速報! HVUdayブログが本になりました!! (02/23)居並ぶ論文を解体新書、の巻 (02/18)この企画、失敗だったかも。 (02/18)サイズから構成へ (02/14)アトモスフィア・ハンティング、とでも言おうか。 (02/14)要件を確認するよ。 (02/14)新企画「JKG2009への道」 (01/14)予告 (11/26)ARGカフェ再録--ネットとリアルの境界線 (11/06)HVUday・目録編まとめ--マンガのカタロギング(オハイオ州立大学) (11/06)HVUday・目録編まとめ--OCLCにおける日本語対応の経緯 2012年04月(1) 2009年07月(1) 200
国立国会図書館が同館の蔵書検索機能であるNDL-OPACに音楽・映像資料データ約41万件をを追加した(2007-10-31)。追加されたデータは2002年以前に同館が受け入れた資料のうち、LP、EP等のアナログレコード約24万件、CD約16万件、映像資料約1万件という。 データの追加は喜ばしいが、 ・国立国会図書館 NDL-OPAC(利用の手引き) - 音楽録音・映像 http://opac.ndl.go.jp/help/internet/ohelp2.html#db_8 を読む限り、検索対象を音楽・映像資料データに限れないようだ。絞り込んでの検索ができないのであれば、せっかく追加されたデータの活用範囲も狭まってしまう。改善を望みたい。 ・NDL-OPAC http://opac.ndl.go.jp/ ・「平成19年10月31日 NDL-OPACに音楽・映像資料データ約41万件を追加しまし
リテラシー史研究会 リテラシー史研究会は、近代において読み、書くという行為がいかに形作られ、変化してきたのか、という関心のもと、関連する研究や調査、史料の保存、整理、公開を行ってゆくことを目的としています。 出版やメディア史、言語教育や読書環境の歴史、地域リテラシーの問題等、リテラシーの歴史に関わる多様な問題を考えてゆく場としたいと考えています。文学、教育学、歴史学等、分野を超えて学生や研究者が参加し、調査、研究スキルを高め、リテラシー史についての研究、調査の促進をはかってゆきます。 早稲田大学和田敦彦研究室が事務局、及び責任者となっていますが、早稲田大学のみならず他大学の大学院生や卒業生も参加しています。上記の問題に関心のある方であればどなたでも研究会の活動への参加を歓迎いたします。 調査、研究会 基本的には毎月1回程度の調査、研究会を行います。現在は以下のような活動を行っています。場所
以下はすべて図書館退屈男の予断によるものです。著作権法についてはお詳しい方が多いかと思いますので、間違いがあればご指摘下さい。 1の「法改正」については、3で「著作権法を改正」とあるので、対象は著作権法(以下「法」とします。)でしょう。図書館での複製については法第三十一条(図書館等における複製)で以下の場合に認められていますが、ネット上で閲覧や送信を可能にするため、図書館の蔵書の電子化を行うには少なくとも「送信可能化権」について、別途許諾を得る必要があります。これが現状です。 一 図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個個の著作物にあつては、その全部)の複製物を一人につき一部提供する場合 二 図書館資料の保存のため必要がある場合 三 他の図書館等の求めに応じ、絶版その他これに準ずる理由により一般
国会図書館の蔵書の電子化のニュースが昨日流れましたが、この件について書きたかったことは、ほとんど図書館退屈男さんが書かれたので、違う話題を取り上げます。 たまたま見つけたニュースです。 「H氏賞」後世に 電子書籍化作業始まる 坂井・三国図書館 福井新聞 - 福井のニュース http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2820 「H氏賞」は耳にしたことはありましたが、具体的には良く知りませんでした。 現代詩の賞だそうです。 詳細は下記をご覧下さい。 H氏賞 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/H%E6%B0%8F%E8%B3%9E H氏賞と現代詩人賞 http://www16.ocn.ne.jp/~gendai04/page006.html その「H氏賞」の受賞作
アキバ総研はアニメとアキバ系カルチャーの総合情報サイト!アニメニュースやクチコミはもちろん特撮ゲームからアキバグルメ、ショップ情報まで網羅
MBS、TBS系で10月ドラマ化されるマンガ「闇金ウシジマくん」を連載中の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)が、9日発売の45号で、放送開始前のドラマの映像を収録したDVDを特別付録にすることが分かった。同誌がDVDを付録にするのは初めて。 「闇金ウシジマくん」は、真鍋昌平さんが04年から連載し、コミックスは累計250万部を発行している。連載開始直後から、「格差問題」や「ワーキングプア」など...
ウレタン系高反発マットレスでよく言及されるのが密度です。それを頑張って分かりやすく説明してみます。
前書き 「萌え」という語が実際に使われる場面はそれほど多くない。それは例えば今の2ちゃんねるで、「厨房逝ってよし!」というレスをさほど見ないのと同じだろう。いわば古典化している。しかし、古典的な語だからこそ、分析する意義もあるのだ。 「萌え」という語が現実に使われるときの用法はもちろん多岐に渡るが、その全てをカバーして記述しようとすると、かえって焦点がぼやけた把握になってしまう。シンプルなモデルで考え、「萌え」という概念はそれ以前とどこが違うのか、明確にするのがここでの目的だ。 「愛」と「萌え」との違い――時間と空間―― 「好き」 個体への「愛」 属性への「萌え」 まず、「萌え」が「好き」と、単純にイコールで言い換えられるのであれば、そもそも分析に値しない。実際、そのような意味でも使われているが、ここではどう違うかを明確にするために、近代的な「愛」と対比させる。 「愛」 「Aさんの属性aも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く