40人学級の生徒一人ひとりに40人の教師がついて、全生徒の学習をきめ細かくサポートすると聞いて、現実の話だと思う人はいないだろう。ところが、現実にこうした学習環境を実現している教師たちがいる。もちろん、教室に40人の生身の教師が入るわけではない。生成AI「ChatGPT」に、独自の知見を組み合わせ、教師の役割を代替させているのだ。 【写真】田中善将氏 ChatGPTを活用した教師たちの最先端の教育とは、いったいどんなものなのか。前例のないChatGPTを活用した教育実践が詰まっていると関係者の間で話題沸騰の書籍『教師のためのChatGPT ホントに使えるプロンプト』の監修者であり、現職の教員で文部科学省の学校DX戦略アドバイザーでもある田中善将氏に、今まさに目の前で実現している「未来の教育」のリアルな姿を語っていただいた。 ◇ChatGPTの登場でガラッと変わった授業 ―まず、先生のご経歴
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