サンフランシスコのユーザーが「bart」と検索すると、人名ではなく同市の高速鉄道「BART」と解釈し候補を表示する(Googleの資料より引用) 米Googleは米国時間2010年4月16日、同社のWeb検索サービスで、検索語リアルタイム推測機能「Google Suggest」やスペル補正機能に改良を施したと発表した。 Google Suggestは、検索語の入力中、検索窓にプルダウンメニュー形式で候補を表示する機能。これまではユーザーの住む国に合わせて候補を表示していたが、これを地域別に表示するよう変更した。「シアトルに住む人とダラスに住む人とは同じ単語を入力しても、求めている情報が違うからだ」と同社は説明している。 例えばサンフランシスコに住むユーザーが「bart」と入力した場合、人の名前でなく、同市の高速鉄道「BART(Bay Area Rapid Transit)」を意図しているこ