左は05年7月にディープ・インパクトが撮影した画像、右はディープ・インパクトから放出された衝撃弾によって作られたクレーターの位置=NASA提供 米航空宇宙局(NASA)は15日(米国時間)、無人探査機「スターダスト」がテンペル第1彗星(すいせい)に接近し、05年の探査機「ディープ・インパクト」から放出された衝撃弾によるクレーターの撮影に成功した、と発表した。 「スターダスト」は14日(同)、テンペル第1彗星まで約180キロの地点に接近し、72枚の高解像度画像を撮影した。NASAは、画像からディープ・インパクトによる衝撃弾が作ったクレーターの大きさは、直径約150メートルと推定している。また、彗星は壊れやすく、弱い核を持っていることが判明したという。
テンペル第1彗星に接近する米航空宇宙局の探査機スターダストの想像図=米ロッキード・マーチン提供テンペル第1彗星に接近する米航空宇宙局の探査機スターダストの想像図=米ロッキード・マーチン提供 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)の彗星(すいせい)探査機スターダストがバレンタインデーの14日、テンペル第1彗星まで約200キロの距離に最接近する。スターダストは、日本の探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰るまで、月より遠い天体の試料を地球に持ち帰った唯一の探査機で、今回は2度目の彗星訪問。太陽系の成り立ちの謎に迫る成果が期待される。 1999年2月に打ち上げられたスターダストは2004年1月、地球から約4億キロ離れたところでビルト第2彗星に接近し、彗星の核から噴き出したガスやちりを採取。06年1月、「はやぶさ」と同様に試料が入ったカプセルを地球に届けた。 はやぶ
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
【ワシントン=勝田敏彦】地球とほぼ同じ大きさで、地球型生命の存在に欠かせない液体の水が存在する可能性がある惑星五つが、米航空宇宙局(NASA)の太陽系外惑星探し専用衛星ケプラーの観測で見つかった。NASAが2日、発表した。 ケプラーは、はくちょう座と隣のこと座の方向にある銀河系内の恒星約15万6千個を観測。これまで1235個の惑星候補を発見し、うち54個は、公転している恒星までの距離がちょうどよくて液体の水が存在できそうな温度だと推定された。さらにうち5個は半径が地球の0.9〜2倍で、木星のような巨大ガス惑星ではなく地球に似た岩石惑星である可能性が高い。 地球に近い環境を持つと思われる系外惑星としては、地球から約20光年離れたグリーゼ581と呼ばれる恒星を公転しているものが地上の望遠鏡で見つかっているが、今回の発見と、ケプラーが全天の400分の1の領域しか観測していないことを考えると、
7個目の惑星発見の可能性も=2000光年離れた恒星に−NASA 7個目の惑星発見の可能性も=2000光年離れた恒星に−NASA 地球から約2000光年離れた恒星「ケプラー11」で6個の惑星が発見され、今後7個目が見つかる可能性もあると、米航空宇宙局(NASA)が2日(米国時間)発表した。2009年3月に打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡で、はくちょう座やこと座の方向を観測した成果。太陽系外の恒星で見つかった惑星の数はこれまで3個が最大だった。 惑星6個のうち5個の公転軌道はケプラー11に非常に近く、太陽系に当てはめれば水星の軌道の内側に入る。最も外側の6個目の軌道も水星と金星の間に入る。6個とも地球より大きいが、最大でも天王星や海王星ぐらい。岩石とガスで構成され、水を含む可能性もある。(2011/02/03-09:53)
地球から2千光年離れた距離に、恒星の周りを6個の惑星が回る惑星系を発見したと、米航空宇宙局(NASA)の研究グループが3日付の英科学誌ネイチャーに発表した。研究グループによると、これまで太陽系外で3個の惑星がある惑星系が見つかっているが、6個は最多。研究グループは、太陽系外にある惑星を探すケプラー宇宙望遠鏡を使い、はくちょう座からこと座にまたがる領域を観測。惑星が恒星の前を横切る際のわずか
【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は2日、ケプラー宇宙望遠鏡を使って太陽系以外で約1200個の惑星とみられる天体を発見したと発表した。うち68個は地球と同サイズ、54個は生命に欠かせない液体の水が存在する可能性があるという。これまでに地上の望遠鏡などで確認された太陽系外惑星の数は約500個で液体の水が存在できるのは2個とされる。今回の発見が最終的に確認されれば、地球外生命探しの対象が
「こうのとり」ISSに結合=ロボットアームで「百点満点」−水や実験器具補給 「こうのとり」ISSに結合=ロボットアームで「百点満点」−水や実験器具補給 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ日本の無人補給機「こうのとり」(HTV)2号機は27日午後8時41分、高度約350キロにあるISSのロボットアームに捕捉された。ボルトによる結合も終了。ドッキング作業は28日午前4時ごろ完了する見通し。 宇宙航空研究開発機構のHTV運用責任者、田邊宏太フライトディレクターは「トラブルもなく、ほっとした。計画通りで百点満点」と笑顔で話した。 HTVは22日に打ち上げられ、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)からの指令と全地球測位システム(GPS)による自動航行で、ISSの直下10メートルに接近。ISSの宇宙飛行士が「く」の字型のロボットアームをゆっくりと近づけ捕捉した。 宇宙機構によると、捕捉の際
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ日本の無人補給機HTV(愛称・こうのとり)2号は27日夜、ISSとのドッキングに向け、エンジンを制御して徐々に接近する作業を始めた。 こうのとり2号は27日午後6時50分ごろ、ISSの真下約250メートルに到着。姿勢を反転させた後、レーザー光線でISSとの距離を精密に測りながら10メートルの距離まで上昇した。 続いてISSの乗組員が、備え付けのロボットアームを操ってこうのとり2号をつかまえ、引き寄せる作業に入った。乗組員6人の安全にかかわるだけに、作業は慎重に進められた。 こうのとり2号は28日午前4時ごろ、電気や通信ケーブルをつないで完全にドッキングし、結合作業を完了する。 こうのとり2号は今月22日、H2Bロケットで鹿児島県種子島から打ち上げられた。ISSに運ぶ物資は計5.3トン。米国に依頼された実験機器や乗組員の衣類、食料のほか、今回初めてア
【ワシントン=勝田敏彦】国際宇宙ステーション(ISS)に向かっている無人補給船「こうのとり(HTV)」が27日、到着する。米国のスペースシャトルや欧州の補給船ATVも近く到着して、ドッキング中のロシアの補給船プログレスやソユーズ宇宙船も含め、最大6機の宇宙船が勢ぞろいしそうだ。 ISSでは、打ち上げが遅れていたシャトルやATVのドッキングが2月から3月にかけて集中。シャトルのドッキング中にHTVが分離するとトラブルの原因になる可能性があるため、米航空宇宙局(NASA)は宇宙航空研究開発機構にHTVのドッキング期間の延長を要請した。ドッキング期間が最長で想定の2倍の60日になる可能性がある。 シャトルとHTVはドッキングする位置が近いため、ロボットアームでHTVを別の位置に仮移動させ、シャトル分離後にまた戻す作業が必要になりそうだ。 HTVは補給物資をISSに移し、30日間でごみを積み
1月22日午後2時37分に種子島宇宙センターから打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を、地上から肉眼で見ることができます。 チャンスは国際宇宙ステーション(ISS)に結合するまでの間です。天候など条件が良ければ、日本の各地で見える機会がありますので、ぜひチャレンジしてみてください! 「こうのとり」2号機がいつ、どの方向に見えるかは、以下のNASAのウェブサイト(英語)にてご覧になれます。 Satellite Sighting Information http://spaceflight.nasa.gov/realdata/sightings/cities/skywatch.cgi?country=Japan
【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は20日、スペースシャトル最後の飛行となる「アトランティス」の打ち上げ日を、米東部時間の6月28日にすると発表した。 シャトルは輸送能力が大きいため、国際宇宙ステーション(ISS)に物資や予備の機器などを多く運び込むのが主な目的となる。 2月24日打ち上げ予定のディスカバリー、4月19日予定のエンデバーがスケジュール通りに打ち上げられれば、6月のアトランティスの飛行で、シャトルは30年の歴史に幕を閉じる。 ただ、ディスカバリーの外部燃料タンクに亀裂が見つかり打ち上げが当初予定の昨年11月から大幅にずれ込むなど、シャトルはトラブル続きで、予定通り進むか不透明だ。
米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory、SDO)」が撮影した太陽の紅炎(2010年3月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/NASA SDO 【1月20日 AFP】バレンタインデーの来月14日、見知らぬ男女が恋に落ちるかのように、夜空で宇宙探査機と彗星(すいせい)が最接近する。 この探査機は米航空宇宙局(NASA)の彗星探査機スターダスト・ネクスト(Stardust-NExT)だ。NASAが19日に発表したところによると、スターダスト・ネクストは来月14日、地球から3億3600万キロの地点を通過するテンペル第1彗星(Tempel 1)に、わずか200キロの距離まで接近。彗星表面を撮影する予定だ。 テンペル第1彗星については、2005年にもNASAの探査機ディープ・インパクト(Deep Impac
通常の生物には有毒なヒ素を、生命活動の根幹となるDNAに取り込んで成長できる細菌を発見したと、米航空宇宙局(NASA)などの研究グループが2日、米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。地球上の生物は主に炭素、酸素、水素、窒素、リン、硫黄の6元素で作られており、これらは生命活動に不可欠と考えられているが、この細菌はリンをヒ素に換えても生きることができるという。 ◇地球外生命探索「より真剣に」 現在知られているものとは異なる基本要素で生命が存在する可能性を示すもので、生命の誕生、進化の謎に迫る発見といえそうだ。 専門家らは生命を構成するのが6元素であることを前提に地球外の生命探しを進めているが、研究グループは「どのような物質を追跡の対象にするか、より真剣に考えなければならない」と指摘している。 研究グループは、米カリフォルニア州にあるヒ素濃度の高い塩水湖「モノ湖」に生息する「GFAJ1」という
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