11月10日、福島県議選終盤、現職候補者の事務所内で応援演説をする小渕優子選対委員長(50)の姿があった。さぞかし奮闘していると思いきや……。 小渕氏は陣営訪問前にこう伝えていたという。 「本当にプライベートとして応援に行きます。チラシを撒いて人を集めるようなことはしないで下さい。(選対委員長という肩書も)言わなくていいですから」 県連側が「そんなわけにはいかない」と最低限の聴衆を集め、事務所の中でマイクを持たせたのだが、

11月10日、福島県議選終盤、現職候補者の事務所内で応援演説をする小渕優子選対委員長(50)の姿があった。さぞかし奮闘していると思いきや……。 小渕氏は陣営訪問前にこう伝えていたという。 「本当にプライベートとして応援に行きます。チラシを撒いて人を集めるようなことはしないで下さい。(選対委員長という肩書も)言わなくていいですから」 県連側が「そんなわけにはいかない」と最低限の聴衆を集め、事務所の中でマイクを持たせたのだが、
掲載料を目的にずさんな審査で論文を掲載する「ハゲタカジャーナル」とみられる粗悪な学術誌が、生成AI(人工知能)を使って「フェイク論文」を作成し、その著者として日本の研究者3人の名前を無断で使っていることが、毎日新聞の取材で判明した。3人はいずれも学術誌側との関係を否定。ハゲタカ誌による生成AI悪用の被害が日本人研究者に広がっていた。その狙いはどこにあるのか? 偽論文を載せていたのは、バルセロナとブリュッセルに拠点を置くと称する学術出版社。森林生態学や水管理などの分野の論文をウェブサイトで公開している。論文掲載前に査読(内容チェック)があるとしているが、ハゲタカ誌を発行している可能性のある世界の出版社について米国の専門家がまとめたリストに、同社も名を連ねている。
「予言者」ユヴァル・ノア・ハラリ これから挙げる動画のなかでは、大成功を収めた『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリに対して、とても驚くべき質問がされている。 「いまから100年後、私たちはまだ幸せになろうとしていると思いますか?」──テレビ番組「アジェンダ・ウィズ・スティーヴ・パイキン」における、カナダのジャーナリスト、スティーヴ・パイキンの質問。 「自分が何をするかというのはまだ重要なのでしょうか? そしてどのように未来に備えればよいのでしょうか?」──アントワープ大学で言語を学ぶ学生からの質問。 「『サピエンス全史』の終わりには、『私たちは何を望みたいのか』を問うべきだと書かれています。ハラリさん自身は、私たちが何を望みたいと思うべきだと考えますか?」──TEDダイアローグ「ナショナリズムvsグローバリズム:新たな政治的分断」における聴衆の質問。 「ハラリさんはヴィパッサナー
「ファクト」よりも「フィクション」に近い 意外に思われるかもしれないが、ユヴァル・ノア・ハラリの著作における事実的な妥当性は、学者や主要な論文などによる鑑定をほとんど受けてこなかった。 指導教官としてハラリの博士論文「ルネサンス期の軍事回顧録:戦争、歴史、アイデンティティ、1450-1600年」の研究指導をしたオックスフォード大学のスティーヴン・ガン教授は、ハラリが本質的にファクトチェックのプロセスをどうにかして回避していると認めているが、これは驚くべきことだ。 「ニューヨーカー」誌のハラリに関する記事でガンは、ハラリが(特に『サピエンス全史』で)「『ここが少し間違っている、あそこも少し間違っている、と誰も指摘できないような大きな問いを立てよう』と言うことで」専門家からの批判を「飛び越えて」いるのではないかと推測している。「すべての事柄の意味や、長い期間にわたるすべての人々の歴史を専門にし
「私たちは歴史上最も高度な情報技術を手にしているにもかかわらず、理性的な会話を行う能力を失いつつある」 世界的なベストセラーとなった「サピエンス全史」の著者で歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ氏が語り出したのは、私たち人間の情報の扱い方への厳しい警告です。 世界各地で起きる戦乱と憎しみの連鎖、SNSによるフェイク情報の拡散、そして急加速するAI開発。ハラリ氏が混沌とした世界を読み解くキーワードとして挙げたのが“情報”です。 独占インタビューからはっとさせられる新たな知見にたどり着きました。 (国際部デスク 豊永博隆) イギリス・ロンドン北部の閑静な高級住宅街ハムステッドにたたずむ趣のある建物。1704年に邸宅として建てられ、現在は美術館として使われています。 ここでイスラエル出身の歴史家、ユヴァル・ノア・ハラリ氏と6年ぶりに再会、単独インタビューを行いました。 前回インタビューしたのは2018
バイオインフォマティクス領域の著名な研究者で、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻の教授を務めていた岩崎渉氏。岩崎氏の大学公式ウェブサイトや研究室ウェブサイトが2024年4月初めごろに突然閉鎖され、「何が起こったのか」といぶかしむ声がバイオ業界で上がっていた。同年12月11日、岩崎氏が本誌の取材にオンラインで応じ、現在の状況と心境を語った。 1983年生まれ。2005年東京大学理学部生物化学科卒業。2009年同大大学院新領域創製科学研究科博士後期課程修了(博士・科学)。同大大気海洋研究所地球表層圏変動研究センター講師、同大大学院理学系研究科生物科学専攻准教授などを経て、2021年より同大大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻教授。 岩崎氏はこれまでに、魚類や哺乳類の環境DNA解析技術の開発や、微生物などの進化をゲノム情報から分析する研究など、多数の研究を手掛けてきた。20
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領による3日夜の「非常戒厳」宣言を受けて国会に投入された陸軍特殊戦司令部の特殊部隊、第707特殊任務団長のキム・ヒョンテ大領(大佐)は9日、ソウルの国防部庁舎付近で記者会見し、同特殊任務団は戒厳宣言を進言したとされる金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官に利用された被害者だと訴えた。素顔や氏名など身元が機密となっているキム氏だが、マスクやサングラスをつけず、氏名が書かれた名札をつけたままカメラの前に立った。 キム氏は「第707部隊員はみな被害者。金龍顕前国防部長官に利用された最も残念な被害者」だと訴え、「部隊員には罪がない。罪があるのは無能な指揮官の指示に従った私だけ」と強調した。 「いかなる法的責任が伴うとしても全て私が責任を負う」とし、「民主主義法治主義国家の軍人として誤りに対する全責任を全うし、自ら罪を問い、愛する軍を去る」と述
東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻の岩崎渉教授の大学公式Webサイト。「お探しのページは見つかりませんでした。」と表示されている(出所:同Webサイトのスクリーンショット、2024年4月11日撮影) バイオインフォマティクス領域の著名な若手研究者である東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻の岩崎渉教授の大学公式Webサイトや研究室Webサイトが、2024年4月初めごろに突然閉鎖された。また、科学技術振興機構(JST)が運営する研究者データベースの「researchmap」からも岩崎教授のページが無くなった。岩崎教授は2023年度時点で数十人規模の学生・研究員が所属する比較的大きな研究室を主宰している。しかし、これまでのところ、本人や東大から何の発表もなく、関係者からは心配の声が上がっている。 本誌が2024年4月11日に東大本部広報課に問い合わせたところ、広報課
東大教授の懲戒解雇について 暇空茜が田中東子のことだと触れ回ってるせいでそうだと思ってる奴が多いが、懲戒解雇されたのは生命科学の人 教え子に眠剤盛って強制わいせつを東大内で行なって撮影もした たまたまその被害者が泣き寝入りしなかったが常習犯で他にも被害動画が見つかって東大の中に被害者が何人もいる 避妊しないので中絶した人もいた アカデミア外の女性もターゲットにされて、作家業の方で関係あった直木賞受賞者で既婚者の有名な作家も被害にあってる 私も泣き寝入りしないとか死にたいとか情緒不安定なことSNSで繰り返した末にアカウント消して消えた 動画で脅して同じ人を従わせて複数回襲ってもいる 寝てる間にやられて自覚ないまま被害受けた人も多そう 東大側は全部揉み消そうとして籍残したままで教授の痕跡を3月から削除しまくり、関係者やその関係者もSNS削除して逃げようとしてた 規模の大きい研究室が急に消えただ
教育を専門としない政治家らが、全国学力テストという教育に介入するツールを得たことで、「どうしたらより良い教育を全ての子どもたちに与えることができるか」という公教育の複雑な問題に対して、短く、単純で、間違った答えが教育行政に一気に流れ込むようになった。 都市部では、行政が各学校に「結果責任」を求め、各学校が自らの生存をかけて生徒を奪い合う「市場型」学校選択制を始める自治体も登場した(写真参照)。 チャータースクールである水都国際中学校・高等学校のホームページより 大阪府は、全国でも公立学校の統廃合を最も激しく進めてきた地域の一つだ。生徒が少ない学校はどんどん潰す一方で、税金を用いてエリート中高一貫校を創設する。 その意味で、大阪府立水都国際中学校・高等学校に見られるのは、教育予算の「選択と集中」であり、結果的に義務教育における公教育の市場化を加速させ、公教育民営化の突破口としての役割を果たし
3日22時半頃、野党を「反国家勢力」と見なす尹錫悦大統領による突然の‘宣布’で始まった、45年ぶりの韓国「非常戒厳」事態。 明くる4日午前1時頃に国会で可決された「非常戒厳解除要求案」を尹大統領が受け入れ、同午前5時頃の国務会議(閣議)で非常戒厳解除を議決することで終わった。 ●キーワードは「国会」 この記事を書いている今、韓国にはいつもと変わらない朝が来ている。今朝配達された朝刊にも、前日の締め切り後に起きたため「戒厳」の二文字は見当たらない(各紙別途の号外を出している)。机の下では犬がいびきをかいて寝ている。長い夜が明け、全ては幻だったかのようにも思える。 しかしこんなお気楽な文章を書けるほどに非常戒厳が早くに終息したのは、運が良かったからではない。市民の、そして国会議員の踏ん張りがあったからだ。これを書いていったん、長い夜の締めくくりとしたい。 尹大統領の「非常戒厳宣布」を受け、国会
2020年、マンモスの牙の発掘作業をしていた作業員が、シベリアの永久凍土の中で約3万2000年前のサーベルタイガーの子どものミイラを発見した。(PHOTOGRAPH BY Alexey V. Lopatin) さまざまな復元図や博物館の模型のほか、映画『アイス・エイジ』シリーズにも登場するが、サーベルタイガー(剣歯虎)が実際にどんな姿をしていたのか、古生物学者はおよそ200年ものあいだ疑問に思ってきた。見つかるのは骨の化石と足跡だけで、長い牙を持つこの肉食動物の本当の容姿はずっと謎だった。だが、シベリアの永久凍土で3万2000年前の子どものミイラが見つかり、ついに外見を披露した。論文は11月14日付けの学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 「素晴らしい標本に大興奮しています」と、カナダ自然博物館の古生物学者であるアシュリー・レイノルズ氏は喜ぶ。なお氏は、今回の研究に
県から要望に対する回答書を受け取る奈良植物研究会の松井淳会長(右)=県庁で2024年9月10日午前9時16分、稲生陽撮影 奈良県立大が研究者から寄贈を受けて保管していた貴重な植物標本を誤って廃棄した問題で、県は10日、一連の経緯説明と廃棄を陳謝する回答書を、寄贈に関わった奈良植物研究会に手渡した。県は陳謝する一方で「自然史研究・教育を所管する体制がないのに寄贈を受けたことが遠因」として、標本の受け入れ自体に問題があったと説明。今後寄贈の申し出があった場合は国や他の自治体に紹介するとした。研究会メンバーらは「あぜんとする回答で失望した。県として奈良の自然史を次世代に引き継ぐ姿勢が見えない」と憤った。 標本は元高校教諭の岩田重夫氏(1916~88)が晩年までの40年近くをかけて集めた「岩田コレクション」。約1万点の量があり、今では採取できない種や希少種も多く含まれていたという。2001年に寄贈
中国のインターネット検閲(グレートファイアウォール)が市民の情報取得や意識にどのような影響を与えているかを明らかにするため、北京の大学生約1800人を対象とした大規模なフィールド実験を行った。研究者らは、参加者の一部に検閲されていないインターネットへのアクセスを18カ月間提供し、その影響を追跡した。 実験の結果、単に検閲されていないインターネットへのアクセスを提供するだけでは、学生たちの政治的に機密性の高い情報の取得にほとんど影響を与えないことが明らかになった。アクセス権を持った学生の約半数はツールを全く使用せず、使用した学生もほとんどが外国のニュースサイトを閲覧しなかった。この結果は、中国の若者が政治的に機密性の高い情報に対して低い需要を持っていることを示唆している。 しかし、外国の特定のニュースサイトにいかないと正解が分からないクイズに金銭がもらえるインセンティブを与えると状況は大きく
福島第一原発の1号機から3号機では、2011年3月の事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリがあわせておよそ880トンあると推定され、極めて強い放射線を出し続け容易に近づけないことから、その取り出しは「廃炉最大の難関」とされています。 東京電力は22日、事故からおよそ13年半で初めてとなる核燃料デブリの試験的な取り出しに2号機で着手するため、午前7時半前から準備作業を始めましたが、取り出し装置の取り付けにミスがあり、直前で延期したということです。 取り出し装置は伸縮する細いパイプ状のもので、格納容器の中まで後ろから別のパイプで押し込む仕組みになっていますが、装置を格納容器内につながる配管の手前まで進めたところで、5本ある押し込みパイプの順番が誤っていることに作業員が気づき、午前9時前に作業を中断したということです。 押し込み用のパイプは作業開始前の先月28日までに並べ
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