引用符が全角かプロポーショナルかは、フォントによって異なる。Adobe-Japan1-5以降のCMapを採用しているフォントなら(レパートリはAdobe-Japan1-5でなくても)プロポーショナル、そうでなければ全角である。下図のリュウミンでは、Proが全角、Pr5がプロポーショナル。グレー地は文字幅、枠の下の数字はCIDを示す。 InDesignで引用符を縦組みにすると、全角のものは縦用グリフに置換されるが、プロポーショナルのものは置換されず、回転もしない。以下の図では、H:横組み=グレー地、V:縦組み=水色地とする。また、InDesignの設定はすべて「文字組み:なし」「CIDベースの文字組みを使用:オン」。 引用符はUnicodeでU+2018、U+2019、U+201C、U+201Dだが、InDesignは縦組みの際、これらを全角(和文属性)の文字だと想定して(古いCMapを想定