【読売新聞】 100匹超のカメムシがウジャウジャ…。日本からの輸出品に潜り込んだカメムシたちの「密航」が南半球の国を驚かせた。外来生物の侵入ばかりが伝えられるが、日本から海外に渡った迷惑な生き物も多い。海外で猛威を振るう日本の生き物
【読売新聞】 北朝鮮の核・ミサイル開発に懸念が高まっている。核兵器の恐ろしさとは何だろうか。熱線と爆風による大規模な殺傷と破壊、そして放射能汚染はもちろん深刻な脅威だ。しかし、はるか上空の核爆発で地上に起きる「電気がない世界」の恐怖
東京五輪のエンブレムをめぐる「パクリ疑惑」が今夏、国内外の関心を集めた。担当デザイナーに対して、ネットユーザーたちによる過去の作品を含めた「パクリ疑惑」指摘が続いた結果、「取り下げ」という異例の事態に発展した。 ネットユーザーたちがなぜ、これほどまでに「パクリ」追及に奔走したのか、そもそも「パクリ」とは社会的に見てどのようなものだったのか。文化的な生産物の「オリジナリティ」「模倣」について考えるため、学生たちに『完全な「パクリ」レポート作成』をあえて課題に出している大阪市立大学大学院文学研究科の増田聡准教授に、今回の問題の背景について分析してもらった。 東京五輪エンブレム問題については、すでに多くの議論・意見がある。私はそれに付け加える意見をもたないが、ひとつだけ気になっていることがある。それは「パクリ」という言葉の氾濫とその効力の増大だ。 私はここ数年、大学における授業で、特定のテーマに
「A案」採用を決定…首相了承 2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の整備計画で、発注者の日本スポーツ振興センター(JSC)の大東和美理事長は22日午前、2グループが提出したデザインのうち、大成建設などが提案したとされるA案を採用することを政府の関係閣僚会議(議長=遠藤五輪相)に報告し、安倍首相は了承した。(2015年12月22日) 業者提案のデザインなど2案公表 2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場整備計画で、日本スポーツ振興センター(JSC)は14日、業者が提案しているデザインやコストなどを記した「技術提案書」2案を公表した。提案書によると、2案は、ともに木の特徴を生かしたデザインで、工期は2019年11月末まで。(2015年12月14日) 「けじめをつける」…下村文科相が辞意 下村文部科学相は25日午前の閣議後記者会見で、新国立競
昨年暮れ、台湾の売り場を歩いてみた。台湾南部の高雄市中心部にある大型スーパー。冷凍食品売り場に、「長崎かまぼこ(極品)」と透明の袋に大きく書かれた品があった。農水省の報告書が「産地ただ乗り」と指摘している商品だ。 中身はカニかまぼこで、袋の裏面に記載された原産地は台湾。製造業者の住所を訪ねると、食品加工工場の部長職の男性が「商品はここで作っている。長崎は歴史が古く、イメージが良いから名付けた。特に長崎と関係がある商品ではない」と平然と語った。原料は日本以外の国から輸入したという。 食品問屋街として知られる台北市内の一角では、「北海道名産昆布」と表示された昆布が多くの店で売られていた。「どうしてみんな同じパッケージなのか」と聞くと、店員は「包装屋で売っている。仕入れた昆布を各店舗がこの袋に入れるんだ」と説明した。昆布が2本あしらわれた絵柄は、北海道漁連がかつて使用していたものとそっくりだ。
デザイナーとして「私というものがない」という。「だから、自分がある人、言いたいことがある人に興味がある。難しければ難しいほど好き」=宮坂永史撮影 多くの文芸書や人文書を通じ、「デザインとしての装幀(そうてい)」を追求してきた菊地信義さん(70)。 近年の仕事を収録した『菊地信義の装幀1997~2013』(集英社)が刊行され、横浜市の神奈川近代文学館では、「装幀=菊地信義とある『著者50人の本』展」が7月27日まで開かれている。本を取り巻く環境が激変する中で、「装幀」の第一人者の感慨を聞いた。 「この15、16年は一番きつい戦いでした」。前作の『装幀=菊地信義の本1988~1996』(講談社)の後、現在までの仕事をまとめた3冊目の作品集を手に、冗舌に語り始めた。 折しも出版界が右肩下がりに売り上げを落としてきた時代。出版社は造本や紙質に凝る余裕をなくし、近年はエンターテインメント小説を中心に
大正期に建造され、終戦後、北九州市若松区の洞海湾に防波堤として沈められた旧日本海軍の駆逐艦「柳」の設計図が見つかった。 市民団体「軍艦防波堤連絡会」代表、松尾敏史さん(53)(北九州市小倉南区)が知人から譲り受けた。柳は現在、船体の一部がコンクリートから突き出た状態で戦争遺跡として現地に保存されており、松尾さんは「防波堤の存在を広く知ってもらうきっかけになれば」と話している。 柳は1917年(大正6年)、佐世保海軍工廠(こうしょう)で建造され、全長約88メートル。第1次世界大戦では地中海に遠征。48年、戦艦「大和」を護衛した駆逐艦「冬月」「涼月」とともに、響灘の荒波から守る防波堤として洞海湾に沈められた。冬月と涼月はコンクリートで完全に埋められている。
14日未明の伊予灘を震源とする地震で、京都府が住民に配信する「防災・防犯情報メール」が一部の登録者に届かなかったトラブルで、府は、「配信する情報が長文だったことが原因」と発表した。 府防災・原子力安全課によると、気象庁が発表した各地の震度などに関する情報を、14日午前2時12分と同17分の2回、約2万4000人に自動配信。しかし、「NTTドコモ」のメールを利用していた約7500人全員に届かなかった。 同課によると、気象庁の情報には1行約500文字を超える長文が含まれており、ドコモのシステム上、受信できなかった。「KDDI(au)」の一部の機種でも全文を表示できなかった。 同課は、情報を500文字未満で自動改行するようシステムを修正した。
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が1月29日に発表した「STAP(スタップ)※」。血液細胞に外部刺激を与えるだけで、様々な組織や臓器に変化する能力である「多能性」が生まれるという新発見は、生物学の常識を覆す現象として世界中を驚かせた。 同センターの小保方晴子さんの共同研究者として研究チームに名を連ねる山梨大生命環境学部の若山照彦教授(46)に、新発見までの道のりなどを聞いた。(聞き手・笹本貴子) ――STAP研究における若山教授の役割は。 「小保方さんは今回、酸性溶液に浸すことで多能性の細胞を作ったが、酸性溶液という条件を発見する前、いろいろな刺激方法を模索していた。私は、小保方さんが作った細胞が多能性を持っているかどうか、マウスを使って判定する実験を2010年7月頃から手伝った」 ――なぜ、手伝うことになったのか。 「小保方さんが博士課程の3年生で米ハーバード大に留学
小樽で来月 「虚無への供物」の完成を報告 ミステリー史に残る名作「虚無への供物」の作者、中井英夫(1922~93年)が同作の完成を江戸川乱歩に報告する手紙が初公開される。 50年前の手紙で乱歩の遺品の中にあったが、一般にはほとんど存在を知られておらず、敬愛する大作家に自信作を読んでもらいたい中井の恋文のような思いがにじむ。11月9日から北海道小樽市の小樽文学館で行われる「没後20年 中井英夫展」で展示される。 64年に講談社から刊行された「虚無――」は、密室殺人事件や推理合戦などを幻想的に描き、日本の推理小説を代表する長編。中井は塔晶夫の筆名で62年の江戸川乱歩賞に前半の第2章までを応募したが次席止まり。選考委員の乱歩は高く評価する一方、委員の名前や作品名を織り交ぜた同作を「冗談小説」とも評した。 手紙は塔晶夫名義で、63年2月の日付。同作を完成させた中井は編集者に後編の原稿を渡したことを
島根県奥出雲町が昨年夏に公園などに設置したダビデ像とビーナス像が、思わぬ問題を引き起こしている。 町出身者が町に寄贈した大理石製の彫刻で、町は「一流の芸術作品として教育的価値がある」と説明するが、巨大な裸像を目にした町民らは「子どもが怖がる」「教育上ふさわしくない」と町議に苦情。町議会でも取り上げられ、山あいの町で論争が続いている。 像は、ミケランジェロのダビデ像やミロのビーナス像を模してイタリアの著名な彫刻家エンツォ・パスクイニ氏(故人)が制作。台座部分を除いた高さは約5メートル。同町出身の元建築会社社長、若槻一夫さん(広島市)が購入して、故郷への恩返しのために昨年4月、寄贈した。 町は「本物の芸術作品を鑑賞できる。ありがたい」と感謝。美術商や若槻さんの意向に沿いながら設置場所を決定。力強いダビデ像は、スポーツ選手が集まる三成運動公園に。愛と美の女神・ビーナス像は、子どもを見守るよう三成
講談社が導入する印刷・製本ライン。左端部分にロール紙をセットすると、表裏に印刷した後、折り機、綴じ機などを通って、本が完成する 講談社は今春、少部数用の印刷機と製本機を導入し、出版大手としては初めて、書籍の“自社生産”を始める。 出版不況で返本率が4割に迫る中、必要な部数だけを自社で機動的に生産することで在庫を減らし、コストを削減する狙いだ。 米国製のインクジェット印刷機とスイス製のデジタル製本システムを埼玉県内の流通センターに設置し、夏にも本格稼働する。ロール紙の両面に印刷した後、ページ順に折り重ねて綴(と)じるまでを自動に行う。表紙カバーをかければ、すぐにも出荷できる。1時間で1000部作ることができ、月産20万部を目指す。 オフセット印刷に比べて品質は少し劣るというが、文庫の見本を手に取っても違いは分からない。同社の梅崎健次郎・業務局長は「科学などの学術図書のほか、3000部以下の文
千葉市の幕張メッセで4日開幕したデジタル・ITの国際見本市「シーテックジャパン」で、千葉県柏市の映像関連企業「マーキュリーシステム」(江良一成社長)が、裸眼で立体的な3D(3次元)映像を見られる新技術を開発したと発表した。 両目用の映像を二重に表示して視差を利用する従来の3D技術と違い、「鏡の原理」を応用した技術で3Dを実現。映すのは一つの映像だけで専用メガネも不要としている。 発表によると、新技術の名称は「近未来裸眼立体ディスプレイ」。日本や米国、韓国、中国などですでに特許を取得済みという。2012年3月をメドに試作機を製作、大型テレビや映画などへの実用化を目指す。 新開発のディスプレーは、人が鏡に映った人物や景色を見て、奥行きを感じられる原理を応用。平面の映像を遠さや深さに応じて情報に変換。合わせ鏡のような表示装置の中で入射角を調整、反射の回数を変えることで遠近を表現する。平面映像の2
海外のホームページを見ていると、国内のサイトと雰囲気が異なることに気づく。 全般的に文字やイラストが少なくすっきりしているのだ。著者は「(東洋のサイトは)ごちゃごちゃした色や動画で空間を埋め尽くそうとしている。アジアで好まれるデザインは欧米で趣味が良いとされる基準を破っている」と指摘する。これは批判ではない。彼は簡素さに美的な魅力があるとしつつも、「簡単なものが生活をややこしくしている」と独自の視点を披露する。 多くのデザイナーは「扱いやすさ」を「見かけの簡単さ」と同一視するが、実際には、シンプルなものが使いやすいとは限らない。「携帯電話やマウスにボタンが一つしかないほうが操作は簡単だろうか」。アップル社で上級研究員まで務めた著者ならではの問題提起だ。 複雑さは「もの」の状態を、わかりにくさは「心」の状態を表す。両者を混同してはならない。高度な科学技術に支えられた現代では「複雑さ」は避けら
音楽ニュース Mr.Children、約27万人を動員した全国ツアー終了 (5月17日) 2月19日愛知・日本ガイシホールよりスタートした「Mr.Children Tour 2011 SENSE」が、5月15日(日)京セラドーム大阪公演をもって大盛況のうちに幕を閉じた。全国約27万人を動員。(5月17日) [全文へ] テレビ&ラジオニュース 春の連ドラ 記者座談会(上) (5月17日) 東日本大震災で撮影中断となった作品もありましたが、春の連続ドラマがようやく出そろいました。2日間にわたる恒例の記者座談会。今回は9作品が対象です。(5月17日) [全文へ] ニュース 朝海ひかるとTOKIO城島、NEWS加藤が舞台共演 (5月16日) NEWSの加藤成亮、TOKIOの城島茂が兄弟役を演じる舞台「6月のビターオレンジ」の製作発表が13日、都内で行われ、加藤、城島をはじめ、共演の朝海ひかる、
東京電力福島第一原子力発電所の事故対策を巡り、4月30日に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大学教授が2日夕に予定していた報道関係者向け説明会が中止された。 民主党の空本誠喜・衆院議員によると、小佐古教授が官邸から守秘義務の指摘を受けたことが、中止の理由だという。 小佐古教授は、政府の事故対応に納得できないとして、29日に辞任の意向を表明した。空本氏によると、小佐古教授は2日夕、小学校の校庭利用などについて文部科学省が説明した放射線被曝(ひばく)限度の問題点について詳細な説明を行う予定だった。 ところが1日、小佐古教授から空本氏に、「(官邸関係者から)老婆心ながら、守秘義務があると言われた」として、説明会には出席できないと電話で伝えてきたという。 文科省は校庭利用の放射線被曝限度を年間20ミリ・シーベルトとしている。空本氏は「小佐古教授は、子供の被曝量はせいぜい年間5
テレビ&ラジオニュース ジャニーズキャスター 花盛り (4月2日) テレビの報道や情報系の番組キャスターに、若い人気タレントが起用されるケースが増えている。背景には、若い世代の視聴者層の関心を呼び起こしたい放送局の思惑がある。(井上晋治)(4月2日) [全文へ] 鈴木美潮のdonna その『すえひろ』はお肉じゃない! (4月2日) 久しぶりに着物を着た。思えば、日本人でありながら、歌舞伎が好きだのなんだのと、「和」の文化に造詣が深そうなことを言っておきながら、自分の結婚式で内掛けを着せてもらったのを最後に、着物をまったく着ていない。(4月2日) [全文へ] テレビ&ラジオニュース 六代目円楽襲名 披露興行を放送 (4月2日) 三遊亭楽太郎が六代目円楽を襲名したことを受け、CS放送の時代劇専門チャンネルは3日午後3時から、新宿・末広亭で行われた「六代目円楽襲名披露興行」の模様を放送する。
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