グアルディオラ監督「メッシが何を盗んだと言うんだ?」 (1/2) リーガ・エスパニョーラ第19節インタビュー 2010年から新設されたFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)にバルセロナ所属のリオネル・メッシが選出された。2年連続の受賞には賞賛の声も多いが、一方でスペイン代表を初のワールドカップ制覇に導いたシャビ、イニエスタの両名が受賞を逃したことで、「メッシがスペイン人選手からバロンドールを奪った」という意見もある。これに対し、バルセロナのグアルディオラ監督は記者会見で「メッシが何を盗んだと言うんだ?」と反論。投票で選ばれたメッシを尊重すべきとの考えを示した。 一方、前週末の試合でビジャレアルを下したレアル・マドリーのモリーニョ監督は、自身にペットボトルを投げつけて退場処分となったカニの処分が軽減された件について、「攻撃的な行為ではなかったので、彼が次の試合に出られるようになってうれし
シャビとイニエスタはカンテラの最高傑作である。 確かにスペイン人は1960年のルイス・スアレス以来、誰一人としてバロンドールを受賞していない。だが、スペイン代表はスアレスを擁しても成し得なかったユーロ、ワールドカップの連続優勝を果たし、その中心となっているシャビとイニエスタはバルセロナ育成機関の最高傑作として、誰が見ても明らかに異次元のサッカーをバルセロナで実現している。 高い個人技を攻撃サッカーの中でいかに効率良く発揮するかを教え込まれた選手たちがバロンドール候補を独占したことは、デル・ボスケの言葉をより重いものとしている。デル・ボスケと共に最優秀監督にノミネートされたグアルディオラは授賞式前にこう言った。 「ここ20~30年間でバルセロナはプレーを理解するための方法を手に入れた。そしてそれが彼ら(メッシ、シャビ、イニエスタ)のプレーをよりシンプルにしている。3人共に少年時代からバルサで
2010年7月にフランス・フットボール誌選定の欧州最優秀選手賞「バロンドール」と、FIFA最優秀選手賞が統合されて作られたFIFAバロンドール。最終ノミネート3人に選出されたのは、シャビ、イニエスタ、メッシと全員がバルセロナの選手だった。そして、最終的に受賞したのはメッシとなった。 メッシの受賞はスペインでは少なからず“不公平”と捉えられている。 何しろメッシ本人が受賞後に「自分が選ばれるとは思っていなかった。最終選考はシャビとイニエスタのどちらかに決まると思っていた」と語ったほど。 さらにメッシはバロンドールの授賞式前の会見では、「W杯を勝ち取って、この賞をもらいたい」とまで言っているくらいなのだ。 イニエスタとシャビのいずれかが受賞できなかったことをスペインが不公平と感じるのもそこにある。ましてや、シャビとイニエスタはメッシと共にバルセロナで活躍し、彼らなしではメッシの輝きも半減するこ
メッシ(中央)はバロンドール受賞により、シャビ(右)とイニエスタ(左)との間に軋轢が生じるとの見方を否定した【MarcaMedia】 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは13日に行われた記者会見で、2010年のFIFA(国際サッカー連盟)バロンドール(世界年間最優秀選手)を受賞が有力視されたチームメートのMFアンドレス・イニエスタ、MFシャビ・エルナンデスのスペイン代表コンビを抑えて自身が獲得したことにより、3選手の間に軋轢(あつれき)が生じるとの見方をきっぱりと否定した。 「僕ら3人はお互いのことを理解しているし、どのように付き合うべきか分かっている。だから、僕らの仲を誰かに説明する必要などない。僕らが唯一知っているのは、これまで通りの関係が続いていくことだ」 メッシはまた、ピッチ上で常にサポートしてくれるシャビとイニエスタに感謝の意を述べるとともに、自身の受賞はチーム
FIFA(国際サッカー連盟)バロンドール(世界年間最優秀選手)では受賞が有力視されながらも、第3位に終わったバルセロナのスペイン代表MFシャビ・エルナンデスがこのたび、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)から発表された2010年の“世界ベスト・プレーメーカー”では見事第1位に輝いた。 またバルセロナからは、第2位にスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、第4位にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが入り、この両選手を挟む第3位にはインテルのオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルが選出された。 同ランキングは以下の通り(カッコ内は、所属クラブ/国籍/獲得ポイント)。 1位:シャビ・エルナンデス(バルセロナ/スペイン/223) 2位:アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン/148) 3位:ウェスレイ・スナイデル(インテル/オランダ/128) 4位:リオネル・メッシ(バルセロ
ミランFWロナウジーニョのフラメンゴ移籍が決定した。フラメンゴは同選手が4年契約を結んだことを明らかにしている。古巣グレミオやパルメイラスとの争奪戦を制したフラメンゴへ行くことが決まり、ロナウジーニョはこれから2014年にブラジルで開催されるワールドカップ出場を目指すことになる。 ロナウジーニョは「ファンで満員のスタジアムを想像することができる。僕にベストを期待してもらって構わない。そのために、僕はブラジルへ戻ってきたんだ。ピッチでのパフォーマンスにより、またブラジル代表のユニフォームを着られるようになることを願っている。ここリオ・デ・ジャネイロではすごくアツく迎えてもらった。サポーターには、僕からの同じくらいの愛情を期待してもらって構わない」と話した。 一方、クラブのパトリシア・アモリム会長は「彼がフラメンゴでプレーしたがっていると感じました。私たちのクラブでプレーすることなく、キャリア
2010年のFIFA(国際サッカー連盟)バロンドール(世界年間最優秀選手)を受賞したバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、驚いたような表情で壇上に上がりトロフィーを受け取ると、次のように受賞のスピーチを行った。 「今日はバロンドールを受賞できると思っていなかった。この賞はチームメートたちと分かち合いたい。彼らがいなければ、ここに立っていることはなかった。僕のことを愛してくれるすべての人々に感謝しているし、このトロフィーをすべての“バルセロニスタ”(バルセロナサポーター)とアルゼンチン国民にささげたい」 受賞式の後にスペインのテレビ局からのインタビューに応えたメッシは、「受賞争いはシャビとイニエスタのどちらかだと思っていた」と述べ、自身の受賞がまだ信じられないようだった。 (C)MARCA.COM 【関連記事】 ・ バルセロナのシャビ「メッシの連続受賞を祝福したい」
最優秀監督に選ばれたモリーニョは、インテルやレアル・マドリーへの感謝の意を述べた【Getty Images】 10日に行われたFIFA(国際サッカー連盟)バロンドール(世界年間最優秀選手)の授賞式で年間最優秀監督に選ばれたレアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督は、感無量の様子で壇上に上がりトロフィーを受け取ると、受賞のスピーチを行った。 「ここまでたどり着くために多大な努力をしてきた。この1年、わたしとともに歩んできたインテルとレアル・マドリーのすべての選手、スタッフにこの賞をささげたい」 モリーニョ監督はまた、最終選考に残ったスペイン代表のビセンテ・デルボスケ監督およびバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督についても触れ、「この2人は素晴らしい監督だ。彼ら2人を脇に置くのはやや気が引ける。彼らのことは尊敬しているし、いつの日か彼らにも、わたしが今日感じたのと同じ思いを感じられる
世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール」は輝いたメッシ。昨年に続き、2年連続の受賞となった【Getty Images】 仏誌『フランス・フットボール』のバロンドール(年間最優秀選手賞)とFIFA(国際サッカー連盟)ワールドプレーヤーが統合し、新設された2010年のFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)が1月10日に発表され、バルセロナのリオネル・メッシがが2年連続で受賞した。10年という年は間違いなく、スペインサッカーの歴史において最も充実した1年だったに違いない。リーガ・エスパニョーラにはタレントが集い、スペイン代表はワールドカップ(W杯)で優勝したのだから。 スペイン国内では金融危機が深刻化し、失業率は20%にも達している。EU(欧州連合)圏内での状況も危うくなる一方だ。だが、リーガはそうした問題とは無縁のように思われる。サッカー界においては世界中から視線を集め、イングランド・プ
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