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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (6)

  • 金持ちになる秘訣の話/頭のよい人は「頭のよい人」なんてタイトルについた本を読まない

    スラヴォイ・ジジェクが好んで使う「ポーランド人とユダヤ人」というエスニック・ジョークがある。 ポーランド人はユダヤ人に金持ちになる秘訣を聞き出そうとする。 ユダヤ人はもったいつけて、しかしいくらかの金を出せば教えないでもないと言い、ポーランド人はいくらかを支払う。 ユダヤ人はうだうだ中身のないことを語りだしては途中で話を打切り、これ以上聞きたいなら更に払えと促す。 ポーランド人はまた金を払い、ユダヤ人はまたうだうだ話して打切り、更に払えと……というのを繰り返す。 とうとうポーランド人は怒り出し、お前の魂胆が分かった、うだうだ中身のない話をして俺から金を騙し取ろうというのだろうと、ユダヤ人を責め始める。 ユダヤ人はうなずいて曰く、やれやれ、やっとわかったかね、金持ちになる秘訣がどんなものか。 大きなお世話だが、自己啓発や情報商材にうってつけの小話である。 ポーランド人は、自分が知りたい〈秘

    金持ちになる秘訣の話/頭のよい人は「頭のよい人」なんてタイトルについた本を読まない
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    n41 2011/08/31
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  • 一人で読めて大抵のことは載っている「講座」もの全リスト 読書猿Classic: between / beyond readers

    「講座」もの、と呼ばれるシリーズ物の出版物がある。 シリーズ名に「○○講座」とか「講座××」と付いているのがそれだ。そう名乗らないものもある。 出版社によって、いくらか違いはあるが、ある時点での当該分野の研究成果を整理して示すことを目指した企画ものと考えてよい。 読み手の立場に立てば次のようになる。 「講座」ものとは、その分野で何が問題であり、何が分かっていて、どんな未解決の課題があるのか、その学問のコンテンツとコンテキストを、第一人者たちがざっくりと、しかし紙面の制限をあまり受けずに、紹介してくれている出版物だ。 はじめての分野に挑むなら、その分野について「講座」ものがないか、チェックすることをお勧めする。 以下の記事で紹介したself-containedな(必要なものはその中に全部書いてある)教科書は日ではあまり出版されないが、その欠けているところを実質的にカバーしているのが「講座」

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    n41 2010/08/10
  • 日本語で読める世界の教科書シリーズ 全リスト

    語で読める世界の教科書のシリーズというと、次の4つが出ている。 ・帝国書院の「全訳世界の地理教科書」(1977-1979) ・帝国書院の「全訳世界の歴史教科書」(1980-1983) ・ほるぷ出版の「世界の教科書=歴史」(1981-1985) ・明石書店の「世界の教科書シリーズ」(2000-2008) ざっくり、その国の地理・歴史と、その「自己意識」(自分の国を見る観方)を知るのに便利。いや、他に代わりがない資料である。 明石書店の新しいシリーズが良く見掛けるものだけど、帝国書院の地理教科書シリーズやほるぷ出版の歴史教科書シリーズも、古書だとけっこう出物があって安く手に入る。 国際情勢や国の在り方、教科書の背景というか前提が、ごっそり変わっている今読むとかえって、という部分も多い。 図書館には、おそらくすべてあるので、読みくらべしたい。 覚え書き/検索の便のため、リストアップしておく。

    日本語で読める世界の教科書シリーズ 全リスト
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    n41 2010/06/20
  • 勉強なし知識なしでも選択問題を全て正解する禁じ手

    複数の選択肢から正解(もしくは間違い)を答えさせる問題は、入学試験から資格試験まで、いろんなところで出会います。 十分に勉強できてない場合、いや全く勉強してない場合でも、なんとかする方法があります。 ポイントは 選択肢の中にかならず選ぶべき正解(間違い)がある ことに注目することです。 問題を作る立場に立ってみると、 選択肢問題を作ることとは、「ひとつの正解を、他のひっかかりそうな間違いで隠すこと」なのです。 では、「ひっかかりそうな間違い」とは何でしょうか? なぜ「ひっかかりそう」になるのでしょうか? それは、(部分的に)正解と同じか似ているからです。 今、仮に「ああああいいいいうううう」という正解があったとします。 出題者はこの正解を隠すために、正解と部分的に異なる選択肢を用意します。例えばこんな風に 「ああああええええうううう」……「いいいい」部分を取り替え 「ああああいいいいおおお

    勉強なし知識なしでも選択問題を全て正解する禁じ手
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    n41 2010/02/15
    常識。けど、これで対応できるような選択問題だけじゃないってのが問題。
  • 10秒で覚えられて計算がバツグンに速くなる方法 読書猿Classic: between / beyond readers

    ■補数って? 10、100,1000……から、ある数を引いた残りの数のことを(基数の)補数というが、今回の主役は、 それよりも1少ない、いわゆる減基数の補数(注)である。 10進数だと、ぶっちゃけ足して(各桁が)9になる数(の組)だ。 具体例を出すと「9-1=8」だから、8は1の補数である。いうまでもないが、1は8の補数である。 ■まずは「おつり算」 日常生活で最も多い計算は「おつりを計算すること」だろう。 これは補数を使った計算の第一歩にちょうどいい。 速算に 10000-3452=? を計算することは、3452の基数の補数をもとめることだけれど、 まず減基数の補数を求めちゃえばいい。そしてこれは次の方法で反射的にできる。 減基数の補数は基数の補数よりも1だけ少ないということを心に留めておくと、 次の表を覚えておく(というより反射的に出るようにしておく)だけで、 「繰り下がり」なんかに希

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    n41
    n41 2010/02/06
    何分たっても覚えれない…
  • NYPLの電話リファレンスがどんな質問にも5分以内に答えてくれる理由

    『広辞苑』という国語辞典が、今ではちょっと信じられないほど「権威」を持っていた頃、日人は岩波書店の辞書編纂室に電話して、自分じゃちょっと答えが見つかりそうにない質問を尋ねたりしたのだそうだ。 そんな時、アメリカ人なら図書館に電話する。 過去形ではない。 この検索エンジンの時代に、だ。 君が誰でも、何歳でも、どこからでも、そしてどんな質問でもいい、何かわからない事があったら、この番号に電話して尋ねてみるといい(もちろん国際通話料その他のコストは君もちだ)。 国際アクセス番号(たとえば010)+アメリカの国番号(1)+ニューヨークの地域番号(212)、あとは340-0849。 ニューヨーク公共図書館(New York Public Library)電話リファレンスサービス、通称"TelRef"につながるはずだ。 さっきは南アフリカから、レーニン像って世界中にいったいいくつあったんだ?という電

    NYPLの電話リファレンスがどんな質問にも5分以内に答えてくれる理由
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