◆サッカー皇后杯 全日本選手権 ▽3回戦 アカデミー福島2―1新潟(9日、静岡・藤枝運動公園ほか) 2部にあたる「なでしこチャレンジリーグ」のアカデミー福島が、昨季準優勝の新潟を2―1で破る大金星。前半11分にFW小島美玖(16)が同点弾、後半14分にMF北川ひかる(15)がPKを決め、逆転で初の準々決勝に進んだ。INAC神戸は早大に苦戦したがFW高瀬愛実(22)のゴールを守り切り、連覇へ前進。日テレは6―0で常盤木学園高を圧倒した。 平均年齢16・4歳の若さと勢いが厚い壁を突き破った。アカデミー福島の選手は跳びはねながら「焼き肉、焼き肉」と大合唱。試合前に約束していた勝利のご褒美を、樋渡群監督(34)におねだりした。 開始3分で先制されたが、受け身にはならなかった。11分に小島が同点弾。後半14分には小島が倒されて得たPKを北川が決め、シュート数でも上回る実力で逆転した。 日本協会