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ブックマーク / sociologbook.net (12)

  • 大阪の「空気」(2)──行政都市の毛細血管 – sociologbook

    私たちがふだん住んでいる街って、どんな街だろうと思う。どんなっていうか、この街は「なにから」できているのか。 適当に見つけたワンルームか2LDKぐらいのマンションを借りて住んで、休日はIKEAとか無印で買い物する。朝起きたら電車やバス、車に乗り、出勤する。あるいは家の掃除をして近所のスーパーで買い物をしたあとスタバかドトールでお茶を飲む。仕事が終われば同僚や友人、恋人と待ち合わせして一杯やりにいく。あるいはまっすぐ帰る道でツタヤに寄ってDVDを借りる。家に帰ったら風呂に入ってビール飲んで、テレビやネットを見てから寝る。 たとえば、帰り道で立ち寄った居酒屋で、店員がなにか失敗をしたとする。何でもよい、グラスを倒したり、オーダーが通ってなかったり。私たちも大人だからむやみに怒鳴ったりしない。にこにこ笑ってグラスを取り替えてもらう。店員だけでなく、店長が出てきて謝ることもある。かなりひどい粗相の

    nabeso
    nabeso 2012/04/30
  • せまりくる韓流依存症の恐怖 – sociologbook

    こないだ東京遊びにいったときに(みなさまお世話になりました)ちょっと空いた時間に新大久保のクロサワ楽器で(たぶん日最大の)コントラバス専用フロアに行って120万円のウッドベース試奏したんですが(買いませんよ)(くそう欲しい)、そのときの新大久保の駅がもうすごかった。人が。 韓流好きなおんなのひと多いな!おばちゃんだけじゃなくて若い子もものすごく多かったぞ!! 俺が知ってる新大久保の街とはもう様変わりしてた。昔は金城武の『不夜城』っていう映画そのまんまの世界だったんだけどなー。今では健全な女子の遊び場になっている。 ほんで最近、いろんな学生としゃべったり、他の大学の教員のともだちとしゃべっててものすごい痛感するんだけど、この韓流の広がり方はほんとうに恐ろしいぐらいですよ。みなさん知ってましたか。あなたのも!娘も!妹も!彼女も!愛人も!母親も!みんな韓流にハマってますよ!! これバラしちゃ

    nabeso
    nabeso 2012/01/03
    きゃーこわい
  • 大学とミスコン – sociologbook

    ついったぜんぜん見なくなってるけど久しぶりに見たらミスコンの話ってまだ続いてるんか…フェミとかミスコンとかようわからんけど、ひとことだけ書くと、大学でメシをってるものとしては、大学という場所で「女を顔や体で選ぶ」っていうイベントを堂々とやってほしくない。大学という場所で必要なものは何よりも多様性や批判意識であって、おれが個人的に学生さんたちに身につけてほしいなあと思うような価値観や態度や能力と、ミスコンとは対極にある。もちろん顔や体が自慢の女子がいてもよい。でも、ひきこもりや摂障害やいろんな傷を抱えた学生が自分なりに生きていく道を探そうとしていたり、就活に疑問を感じて急に社会学の勉強をしたくなってわざと一年留年したり、バイトもせず4年間ひたすら楽器の練習だけをしていたり、下宿のマンション友人のたまり場になっていたり、飲み会で泥酔してみんなに迷惑をかけたり、海外に行ったまま帰ってこなか

    nabeso
    nabeso 2011/11/03
  • Googleロゴで牧伸二を弾き語りしよう : sociologbook

    もうさんざん既出だと思いますが、さいきんネットをぜんぜん見ていないので(Facebookはめちゃくちゃやってますが)、ネタのかぶりなどまったく気にせず、この「Googleギターで牧伸二を歌おう」という話です。今日限定ですが。 レス・ポールの誕生日ということで、Googleのロゴがギターになってます。もうこれはみなさんご存知ですよね。 下のほうにあるボタンを押せば、キーボードでも弾くことはできますが、今回は使いません。 ぱっと見でギターに見えないぐらい弦の配置がぐちゃぐちゃになってます。ポインタでなぞると音がでます(クリックしてしまうと検索ページに行ってしまうので注意)。なんでこんな妙な弦の配置なんだろうと思って音を出してみてわかりました。これ3コードの配置になってますね。 左上の短い2が上からファ、ラです。これは「F」のコードです。真ん中の4は上からド、ミ、ド、ミです。これは「C」です

    nabeso
    nabeso 2011/06/09
    むずかしいよ!
  • 笑いを擁護する : sociologbook

    以下は、2011年1月9日に奈良女子大でおこなわれたシンポジウム「社会運動で語ること/伝わること/繋がること」で私が話した内容をもとに書いて、シンポの報告書に掲載してもらった文章です。一部細かい間違いは直しましたが、だいたいそのままです。 このシンポジウムは、奈良女子大の鶴田幸恵さん、名古屋大学の渡辺克典さんたちが中心になって企画されたもので、それぞれ関西の有名な運動家(という言い方が正しいのかどうかいまだにわからないけど)の、土肥いつきさんと上野久美さんのお話を中心にして、それになにかコメントしてくださいということだったので、だいたい以下のようなお話を……するつもりが、土肥さんのトークに引きずられて結局あっちゃこっちゃ脱線し、自分自身のカミングアウトもおりまぜながら、何かようわからん話になっちゃったので、以下に文章をあげときます。 テーマは「関西らしい社会運動について語る」ということだっ

  • 村人たちの国 : sociologbook

    書斎の椅子をバランスチェアにかえてから腰の調子がかなりよかったのだが、ついこないだ2年ぶりぐらいに腰をいわしてしまい、休みに入って寝たきりになっている。いぜんは毎年恒例だったのだが……久しぶりに強制スリープ状態である。ここぞとばかり家事も仕事もサボりまくってベッドの中で好きなことをしている。そんな近況であるがほんまに今年はついったーのせいでブログの更新が減ってしまった。ついったーも、まあいろんな人と知り合いになれたのでよかったことはよかったのだが、同時にネトウヨとか軍オタとか女嫌いとかペドみたいな連中が湧いてくることも多くて、徐々にネットに希望を持てなくなっている。まあただ単に俺が歳とっただけだが。とげったの問題でもそうだが、だいたいネットというのは悪意があって粘着質で陰険な奴が目立つようなアーキテクチャになってるな。 というわけで寝たきりだったのだが上半身を起こせるようになったので、ベッ

  • 勢いで書いたものがまとめられてしまうコワい時代ですな sociologbook | 2010/06

    というわけで風邪とぎっくり腰でまるまる一週間寝たきりである。気候がよいのでのんびりしてたら気持ちいいんだけどな。まあ年末からずっとまとまった休みがなかったので、学生どもには申し訳ないが一週間休ませていただいた。 で、ちょっと調子の良い夜に、主要な部分は一時間半ほどでわわわっとついったーに書いたものがまとめられてしまい、お恥ずかしいかぎりであるが、ブログのほうでもまとめとけというご意見をうかがい、以下にまとめさせていただく。別に『概念の社会学』を炎上マーケティングするつもりは毛頭ありませんでした、泰斗さんすみませんでした。さらなる重版を祈念しております……。 とぎゃったーのまとめはこちら。 Togetter - まとめ「「児童ポルノに限らず、ポルノグラフィが業界全体としては女性に対する(暴力とまでは言わんにしても)搾取で…… Togetter - まとめ「ポルノを巡るえとせとら」

  • sociologbook | 2010/08 部分的教育

    どうも社会学に何か人生の師匠的な期待をしている人がまだいるようだけど、まあ読者としてなら適当に過激なこと書いてくれてる方が面白いんだと思いますが、子どもたちを預かっているとそうも言えんのだこれが……昔からそうだと思うけど学生たちがどれくらい呪術的世界に住んでるか知ったらびっくりしまっせ。そういう世界で何かモノを教えるときに何がいちばん破壊力があるかって、それは普通に合理的な話がいちばんである。もう何度も書いてるけど少年犯罪は減ってるよって言っただけで教室がどよめくのだ(笑)。 いやしかし疑似科学やカルト集団に対する学生たちの免疫のなさ、あるいは悪い意味での寛容さを知ったらほんま驚くでしかし。 まあ呪術的っていうのは大袈裟だけど、ちょっと話変わるかもしれませんが、なんか学生たちと教員との間には「親密性の壁」みたいなものが分厚く存在しているような気がする。親密性というか「人間関係への縮減」

  • おはきな写真集+ - sociologbook

    おはぎときなこ。略しておはきな。さいとうが職場に棄てられていた二匹の子を連れてきたのは2000年8月でした。ペット禁止のマンションだったけど、無理してウチで飼った。でも近所の人にも親切にされて、すくすくと育ちました。当時はまだ新婚だったきしさいとう。今までの生活の大半を、おはきなと四人で暮らしてきたことになります。 サムネールをクリックするとコメントともに大きな画像が表示されます。 2000.8-2000.9 2000.9-2000.10 2000.10-2000.12 2001.1-2001.9 2001.9-2001.11 2002.1-2002.8 2002.10-2003.12 2004.1-2004.9 2004.10-2005.6 2005.7-2005.11 2005.11-2006.11 2006.12-2007.6 2007.6-2007.9 桜ノ宮の子(2008.9

    nabeso
    nabeso 2010/05/12
    かわいいのう
  • http://sociologbook.net/log/200705.html

  • sociologbook | 2006/11/貧困のポンプ

    ソシログのサーバが倒れてたみたいですね。ようやくふっかつ。ごくろうさまでした>中の人 --------------------------------------- イベントのお知らせ。 都市共生社会研究分野主催 シンポジウム 今こそ部落問題を語る---特別措置法の功罪について考える 2006年12月13日(水曜日)午後6時30分〜9時(開場は6時) 大阪の飛鳥会問題、奈良市職員の不正病休問題と、部落解放運動をめぐって不祥事があいついで明るみにでています。これらの不祥事は、多くの市民に、これまでの同和行政や解放運動に対する大きな不信感をあたえてしまいました。一体どこに問題があったのでしょうか。今回、私たちは野中広務、大賀正行の両氏を招いて、それぞれの立場から、問題をえぐり出していただき、それらを素材に議論するなかで、部落問題の再構築に向けて、今私たちは何をすべきなのかを、根から

    nabeso
    nabeso 2006/11/20
    貧民層の受け口ってのは昔からの機能がまだ残ってるのかなぁ。とよく知らない人の感想になるけど。
  • sociologbook | 2006/10 - 映画みたい

    昨日のエントリの続き。 -------------------------------- --宗教がなくなれば我々はどのように豊かになると思いますか? 一度しかない人生に全力で取り組むことができるようになるでしょう。それに我々が持っている特権を喜ぶことも自由にできるようになります。私たちがこの世に生を受けたという特権は、当に幸運なことなのです。天文学的に圧倒的大多数の、生まれる可能性を持っていた人々は、生まれてこれなかったのです。私たちはそうした非常に少ない数の、試練をパスした人間なのです。生きていることに感謝し、来世があるんだという無意味で妄想的な欲望は捨て去りましょう。私たち全ての人間が今ここにある人生に対してそういった肯定的な姿勢を持てば、世界はもっとよくなると思います。それにモラルというのが、宗教のように病的にまでに[懺悔すれば許されるような類の]個人的な罪に強迫的であった

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