グーグルは1月2日、従来のモデルよりも大幅に効率的でありながら、最先端の画像生成性能をもつテキスト画像AI生成モデル「Muse」を発表した。 競合モデルと同クオリティかつ超高速化 近年「Stable Diffusion」やOpenAIの「DALL-E 2」など、テキストから画像を生成するAIは驚くべき進化を見せている。グーグルもすでに「Imagen」と「Parti」という画像生成AIを発表しているが、「Muse」はそのどれとも異なる新しいモデルだ。
画像生成AI「Stable Diffusion」がコンテンツ製作の技術革新を急速に促しているという話を「すさまじい勢いで世界を変えている画像生成AI」に書きました。あれから約2ヵ月が経ち、状況はさらに大きく変わってきています。 Novel AIソースコード流出事件 最も影響が大きかったのは10月8日に起きたとされる「Novel AI」のソースコード流出事件です。どういった形でハッキングされたのかは明らかにされていませんが、流出したとされるコードはおそらく本物だという結論になっています。 Novel AIは10月3日にサービスが開始された画像生成AIサービス。Stable Diffusionや「Midjourney」と比べても圧倒的に高品質な日本アニメ風の画像出力ができることにより、日本やアジア圏で高い人気を得ています。 Googleトレンドの傾向を見てみても、日本ではNovelAIがリリー
21世紀に入ってから、マイクロソフトはオープンソースソフトウェア(以下、OSS)に関わりを始めている。以前は距離を置いていたが、最近ではWindowsに標準搭載されるアプリケーションにもオープンソースで開発されたものが含まれるようになった。たとえば、Windows 11なら、「電卓」や「ターミナル」がオープンソースのプロジェクトで開発されたものだ。 マイクロソフトのOSSは現在ではかなりの数になる。すべてではないが、主要なものはマイクロソフトのサイト(https://opensource.microsoft.com/)に記事があるほか、多くのOSSがGitHub(https://github.com/)にある。GitHubは2018年にマイクロソフトに買収された。 GitHubの各プロジェクトのページにRelasesページがある場合、実行可能なパッケージファイルを直接ダウンロードできる。確
11月26日、NTT東日本が本社ビルの電気通信設備を報道陣に公開した。電話回線、光ファイバーの配線盤や収容ルータから、各地にケーブルが伸びる地下トンネル「とう道」まで、見どころたっぷりの見学会の様子をレポートする。さらに非常用電源設備の紹介から、話題は災害への取り組みにも。NTT東日本が東日本大震災から得た教訓とは――? まるで地下迷宮の「とう道」内部へ 見学会で公開されたのは、地下トンネル「とう道」、電話回線(メタルケーブル)を成端する「MDF(Main Distributing Frame)」、光ファイバーを成端する「FTM(Fiver Termination Module)」、それらを束ねて各種通信設備につなぐ「OLT(Optical Line Terminal)/収容ルータ/加入者交換機」、およびそれら機器への電力供給を支える「給電装置」だ。 まずは「とう道」に足を踏み入れる。ここ
Roborock S7 MaxV 発売日 2022年3月26日 想定実売価格 14万9600円 Roborock https://www.roborock.jp/products/s7-maxv いま最注目のロボット掃除機メーカーRoborockが3月18日、新型ハイエンドモデル「Roborock S7 MaxV」シリーズを発表しました。2種類のカメラセンサーを使った高障害物回避機能を備え、吸引力を同社史上最強の5100Paに高めたモデル。毎分3000回振動のモップで拭き掃除も可能。連続稼働は最大3時間とスタミナも十分。掃除終了後に自動でゴミを収集する「スマート自動ゴミ収集ドック」付きの上位モデル、「Roborock S7 MaxV Plus」もあわせて発売します。 発表に合わせてRoborock S7 MaxV Plus試用機を借りられたので、試用感をお伝えします。個人的にルンバ最大のラ
NTT東日本とクラスメソッドが作った新会社ネクストモード。日本を代表する通信会社と、AWSに特化したクラウドインテグレーターという一見すると水と油の見える組織同士が、なぜいっしょにクラウドインテグレーション会社を立ち上げるのか? 新会社の社長であるNTT東日本 里見 宗律氏と取締役になるクラスメソッド 佐々木大輔氏に話を聞いた。(聞き手、ASCII 大谷イビサ 以下、敬称略) 「クラウドで新しい働き方を」で企業の働き方の当たり前を変える 大谷:発表会の記事(関連記事:昭和の働き方をクラウドで変えていく 新会社ネクストモード始動)もありますが、改めて新会社の概要を説明してください。 里見:ネクストモードはNTT東日本とクラスメソッドで作った新しいクラウドの会社です。「クラウドで新しい働き方を」を標榜し、企業の働き方の当たり前を変えていきたいと思います。 新会社はNTT東日本とクラスメソッドが
Windowsサーチには、検索処理を高速化するIndex Serviceがある。これは、ファイルの属性やファイルの中に含まれるキーワードなどをインデックス化するものだ。このIndex Seviceは、Indexer、もしくは最初の製品から「Index Server」などと呼ばれることもある。Windowsサーチについてはこれまで何回か解説したので、以下の記事も合わせて参照していただきたい。 ●進化しているWindowsサーチ、そしてインデックス作成が重いときの対処法 https://ascii.jp/elem/000/004/024/4024057/ ●Windows標準のサーチ機能を活用する https://ascii.jp/elem/000/000/942/942736/ ●Windowsの検索機能で用いられるサーチインデックスを制御する https://ascii.jp/elem/0
Windows 11が発表された。すでにAndroidやmacOSは2020年にバージョン11になっているので、1年遅れでの「イレブン」である。Microsoftは、このWindows 11と関係が深そうなWindows 10Xを昨年末にSurface Neoとともに出荷する予定だったことを考えると、Windows 10Xの発表時、つまり2019年時点での計画ではWindows 11は、今春の予定だったのではないかと思う。 つまり、今春のWindows 10のアップデートにほぼ新機能がなかったのはそのためではないだろうか。Windows 11が出る予定だったので、Windows10は不具合の修正のみしか予定してなかったのだと考えられる。 ちなみに春のアップデートである21H1のタイミングで、「ニュースと興味」の配布が始まったが、20H2などにも配布されており、21H1の新機能とは言いがたい
新年早々の1月6日、DEC→AMD→SiByte→P.A.Semi→Apple→AMD→Intelと放浪の旅(?)を繰り返していたJim Keller氏がPresident兼CTOとしてTenstorrentに入社したことが報じられた。 CTOになったとはいえ、そもそもの入社は2020年12月で、まだ入社して1ヵ月になるかならないかという期間なので、今の時点でTenstorrentのテクノロジーになにかしらの影響を与えているかと言えばほぼ0だとは思うが、それはともかくとしてKeller氏を引き寄せるようなおもしろいモノがTenstorrentにはあった、ということの傍証ではあるかと思う。 推論と学習、両方のAIプロセッサーを開発する Tenstorrent Tenstorrentは2016年3月にカナダのトロントで創業したメーカーである。創業者はLjubisa Bajic氏(CEO)、Mi
株式会社理経 高度なサイバー攻撃からも企業のエンドポイントを保護 株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経)は、株式会社日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史、以下 日本HP)のエンドポイント(※)保護ソリューション「HP Sure Click Enterprise」の販売パートナー契約を締結し、販売を開始したことを発表いたします。 ※ エンドポイント:ネットワークに接続されたPCやスマートフォンなどの端末の総称 ■市場背景 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業でテレワークが実施されました。テレワークは自宅など社外のネットワークを使って業務を行うため、サイバー攻撃のリスクが高まることから、セキュリティ対策の強化が求められています。しかし、日々巧妙化するサイバー攻撃に対し、もはや従来の対策だけで防ぐことは困難になってきています
かつてWindowsでテキストファイルといえばシフトJIS形式のものが大半だった。しかし最近では、UTF-8形式のテキストファイルも普通に見かけるようになってきた。世の中はUTF-8が主流になりつつあると言っていいだろう。 しかし、WindowsでUTF-8を使うと、ちょっと困ったことがある。それは、エクスプローラーの検索欄などで用いるWindows Searchが、UTF-8にはしっかり対応していないのである。正確に言うと、Windows Searchはファイル先頭に「BOM」のあるUTF-8は認識して正確にインデックス化し、ファイルの全文検索が可能になるが、BOMのないUTF-8では正しくインデックス化できず、ファイルの全文検索はASCIIコードのみ可能で、日本語などの非ASCII文字では全文検索ができない。 同じ内容のテキストをUTF-8、UTF-8 BOM付き、UTF-16ビッグエ
こんな簡単なコマンドで、Windowsは「しゃべって」くれる。画面キャプチャーでは声をお聞かせすることはできないが、お手元のWindows PowerShellで試してほしい スクリプトを作るとき、ちょっとユーザーの気を引きたくなることがある。たとえば、少し時間のかかる処理をするときに、終わったことを通知したい場合などだ。あるいは、実行後にすこし時間が経過してからエラーを通知するような場合にも、気を引きたくなることがある。 こんなとき昔のコンピューターならベル音やビープ音を鳴らすのが一般的だった。端末装置からコンピューターを使っていた頃、Ctrl+Gを出力するとベル音が鳴った。マイクロプロセッサが使われ始め、パソコンの原型ができあがった頃、BEEPと呼ばれる機能ができた。プログラムでビットをオンオフし、これをスピーカーに接続することで音を出していた。今もマザーボード上には、そのための小さな
この記事はFIXER Advent Calendar 2019 (https://adventar.org/calendars/4579) 12日目の記事です。前日は佐藤匠さんの『App Service EnvironmentとAzure Firewallを構成する』です。 はじめまして、三浦 史也と申します。FIXER唯一のCyber Security Analystとして10月に入社しました。ブログ第一弾として、2019年9月に一般提供が始まったAzure Sentinelについて筆を執ります。Azure Sentinelを簡単に紹介した後、Azure Sentinelの起動からMicrosoft Cloud App Security等とのログ連携について書いてまいります。 そもそもAzure Sentinelって何? Microsoft社の言葉を借りると、Azure Sentinel
前々回に「.NET」の話をしたので(「あらためて「.NET」について整理する」)、ついでと言ってはなんだが、今回はPowerShellについても経緯と現状をまとめてみることにする。 2005年9月に米国で開催されたMicrosoftの開発者向けイベントProfessional Developers Conferenceで発表されたMonad。これが後にPowerShellと呼ばれるようになる。当時は、スクリプト言語として開発が進んでいた 例によって、また用語の話からで恐縮だが、「PowerShell」には「Windows PowerShell」と「PowerShell Core」があり、「PowerShell Core」は、Ver.7.0から「PowerShell 7」という名称が正式になった。 基本的に「Windows PowerShell」はWindowsに付属している「PowerSh
Power Automate Desktopが無料で利用可能に ただし、用語の使い方には混乱もある 3月にWindows 10で「Power Automate Desktop」(以下、PADと略す)が、無料で利用できるようになることが発表された。PADは、ローカルコンピューターの上で動作する、アプリケーション操作の自動化ツールである。簡単に言えば、ユーザーが手で操作しているWindowsアプリケーションやウェブブラウザーを自動で操作するためのツールだ。 基本的には、アプリなどを操作するための「フロー」を作成し、これを実行することで自動化できる。プログラミング経験のある人向けにいえば、「Excelマクロ」や「GUI版のBatchファイル」であり、フローはスクリプト言語である。 一応、プログラミングの知識がなくても、人がする操作を記録して「フロー」と呼ばれるプログラム(スクリプト、あるいはマク
そのときの文脈から何を指すか判断する必要がある 「.NET」という言葉 前回Project Reunionの話をしたので(「UWPとデスクトップアプリの統合を試みる「Project Reunion」のプレビュー版が登場する」)、ここであらためて「.NET」についてまとめておきたい。 .NET Coreのマスコット「dotnet bot」。ちょっと「かわいさ」が足りない感じだが、githubの登録ユーザーでコードをコミットしている(https://github.com/dotnet-bot より引用) Windows関係で「.NETなんとか」という言葉を聞いたことがあるだろう。「.NET」とは、Microsoftが開発・提唱した「アプリケーションの実行環境」である。実行環境とは少し抽象的だが、API(Application Programming Interface)やライブラリなどと呼ばれ
プレビュー版はv1.7まで進んだWindows Terminal Windows Terminalは、3月に入り、通常版のv1.6、プレビュー版ではv1.7の配付が始まった。v1.6のプレビュー版では、GUI設定ページが搭載されたが、まだプレビューのプレビューという感じで、キー割り当てなどをしないとGUI設定ページを出せなかった。 しかし、プレビュー版v1.7では、従来settings.jsonを開くキー割り当てである「Ctrl+,」でGUI設定ページが開くようになり、どうやら“プレビューのプレビュー”からただの“プレビュー”になったようである。これにともない、キー割り当てを表示するタブが追加された。ただし、キー割り当ては、まだsettings.jsonでする必要があるようだ。 しかし、v1.7には、それ以外にもいくつもの新機能が搭載された。ここでは、これらをまとめて解説する。なお、v1.
WSLを使ってCドライブ上のファイルを実行するとどうしても遅くなってしまうことを知り、PowerShellに”推し変”しようと決意しました。とはいえ、デフォルトのPowerShellは個人的には使いづらく感じてしまい推せる気がしなかったので、PowerShellを自分好みの”いい子”にして推す方法を選びました。 想定している対象読者 ・WSLと最近うまくいっていない方 ・PowerShellと仲良くなれない方 ・PowerShellと仲は良いけど、もっと仲良くなりたい方 とりあえず環境構築 1.Windows Terminalのインストール インストールはこちらから 2.必要なフォントのインストール こちらからCascadia Code PLまたはCascadia Mono PLをインストールして、Windows Terminalのフォントとして設定する必要があります。設定はWindows
天才プログラマー・オードリーさんがたった200行で効果的なアプリを作れる秘訣 オードリー・タン台湾デジタル大臣との対話 - 未曾有の危機に幅広く使える未来思考(後編) 2021年1月19日、『コロナ vs. AI 最新テクノロジーで感染症に挑む』(翔泳社刊)が発売されました。医師の起業家からAIの研究者・ITの先端技術コンサルタントによって執筆されており、コロナ対抗策としてのAIの社会実装事例・AI研究事例・医療研究事例をわかりやすくまとめられています。今回本書の発売を記念して、収録されている台湾のデジタル大臣、オードリー・タンさんへの特別インタビューから、一部内容をご紹介します。株式会社キアラ 代表取締役の石井 大輔氏による寄稿です。(前編はこちら)。 石井:今回の私の質問は少し技術的なことです。オードリーさんは天才プログラマーとして有名です。GitLab Taiwanのエンジニア友人か
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