DVD記録材料のGe-Sb-Te薄膜で、原子がピコ秒スケールで瞬間移動する様子の観測に成功しました。 X線自由電子レーザーの極短パルスを用いることで、ピコ秒/サブ・ナノメートルの分解能を実現しました。 国立大学法人筑波大学数理物質系の長谷宗明准教授、国立研究開発法人産業技術総合研究所ナノエレクトロニクス研究部門のポール・フォンス上級主任研究員、国立大学法人弘前大学教育学部の島田透講師、国立研究開発法人理化学研究所放射光科学総合研究センタービームライン研究開発グループの矢橋牧名グループディレクター、および公益財団法人高輝度光科学研究センターXFEL利用研究推進室の富樫格研究員、片山哲夫研究員らの研究チームは、非常に強力な極短X線パルスを発生するX線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを用いてX線回折実験を行い、現在使用されている記録型DVDや次世代の不揮発性固体メモリーとして期待されて