IT、AI、IoTなど日進月歩のデジタル革命に加え、労働人口の減少が加速している日本社会。規模の大小を問わず、企業は働き方や組織の在り方に変革が求められています。 政府の旗振りのもと、働き方改革も徐々に進んできており、テレワークやフリーアドレス、サテライトオフィスなど働く場所の多様化や最先端ツールを駆使した生産性向上の施策は多岐にわたりますが、 企業・組織の構造をどう改革するのか? という点においては、新たな取り組みがまだまだ不足しています。 そんななか、海外企業が中心に導入している「ティール組織」や「ホラクラシー」という組織体型が注目を集めています。 「ティール組織」と「ホラクラシー」は、社長や役職者などの管理者が存在する従来の階層構造を撤廃し、従業員それぞれが裁量権を持ちながら、企業の目的のために自主的に動くフラットな組織です。しかし、両組織には明確な違いがあります。「ティール組織」が