Amazonクラウドは、昨年11月にベータ版として発表されたPostgreSQLデータベースのマネージ度サービス「Amazon RDS for PostgreSQL」を正式サービスにすることを明らかにしました。 Amazon RDS for PostgreSQLは、データベースのバックアップやレプリケーション、アップグレード、ストレージ管理といった運用をすべてクラウド側で行ってくれるマネージドサービス。 ユーザーは運用に手間をかけることなくデータベースを利用できます。 正式サービスにより、SLAも99.95%と設定されました。ブログ「Amazon RDS PostgreSQL Update - Service Level Agreement and General Availability」から引用します。 The SLA provides for 99.95% availability
FreeBSDプロジェクトの開発者は7月16日(協定世界時)、「PostgreSQL/FreeBSD performance and scalability on a 40-core machine (Version 2.0. SVN revision 142)」において、以前の40コア/80スレッドマシンで実施したPostgreSQL性能計測ではデバッグ機能が有効になったmalloc(3)を使っていたため性能がでない状態になっていたとし、あらためてデバッグ機能を無効にしたmalloc(3)を使った性能結果を発表した。結果、デバッグ機能を有効にした状態よりもトップのトランザクション数が増加したほか、スレッド数に対するスケーラビリティも向上するという性能の向上が確認されたとしている。 FreeBSDの開発版ではmalloc(3)のデバッグ機能をデフォルトで有効化している。リリース版や安定版で
Amazon RDS for PostgreSQLのキャッシュヒット率, セッション数等をCloudWatchで監視するスクリプトを作ってみた 前回はEC2のLinuxインスタンスのCPU, メモリ, ディスク, ロードアベレージ等を監視するスクリプトを作った話でした。 今回はEC2以外の監視ということで、Amazon RDS for PostgreSQLのキャッシュヒット率, セッション数, トランザクション数等をCloudWatchのカスタムメトリクスで監視するスクリプト、aws-mon-pgsqlを作ってみました。 こちらもGitHubで公開しました。バグ報告、Pull Request、大歓迎です。 以下で詳細について説明していきます。 どんな環境で使えるの? Amazon RDS for PostgreSQLのPostgreSQL 9.3.3でテスト済みです。 なお、本スクリプトは
最近Mac+Heorku+PostgreSQLでアプリを作ることが多いので、GUIクライアントをいくつか試しました。 なお、他のDBでは MySQL: Sequel Pro SQLite 3: Base 2 を使っています。 PG Commander, a PostgreSQL client for Mac 今のところ一番使いやすい 有料(今日現在: ¥5,200) もうちょっと使ったら払ってしまおうかと思っている 無料でも使える 接続先の保存は5件まで 複数ウィンドウを開けない (PG Commander.appを複製することで回避可能?) HerokuのPostgreSQLに接続する方法 heroku configして、DATABASE_URLをクリップボードにコピー(Command+C) PG Commanderを起動して、New Favoriteを押すとDB情報が入力済になっている
Postgresql 9.3でJSON関連のサポートが強化されている。 JSON型 (>=9.2) JSON演算子 (読み込み専用アクセッサ) JSONサポート関数 (JSON データ変換) 9.3リリースの目玉機能だが、使ってみた人が少ないのか一向に情報が上がってこない。 ドキュメントを見てもなんだか面倒くさそうで自分から使う気は起きない。 実際の使い勝手はどうなのか、たまたま開発で触る機会があったのでまとめておく。 PostgreSQL自体そんなに詳しいわけではないので、間違いがあったら突っ込んでほしい。 追記: PostgreSQL 9.4 のリリースで jsonb の登場するなど状況がかなり変わっている。 9.4 ついてもフォローしたので参考にしてほしい。 PostgreSQL 9.4 の JSON サポートについて PostgreSQL JSON の応用メモ テーブルデータをJS
今年1月に筑波大学で開講された「情報システム特別講義D」での私の講義内容「Inside PostgreSQL Kernel」の内容をWikiにして公開しました。 PostgreSQL Internals http://www.postgresqlinternals.org/ もともと学生さん向けの講義ということで、RDB技術とトランザクション処理の入門的な内容になっておりますが、PostgreSQLにおける実装に興味のある向きにはぜひご覧いただけると幸いです。 講義の当日は時間の都合上説明できなかったところや、そもそも準備が間に合わなかったところなどもいろいろありますが、せっかくWikiにしたので、これから少しずつメンテナンス・拡充していければと思っております。成長していくコンテンツ、ということで。 「ココが間違ってるぞ」とか「アレも書いてほしい」というご指摘・リクエストがありましたら、G
Querying Time Series in Postgresql May 8, 2014 - Portland, OR This post covers some of the features which make Postgresql a fun and effective database system for storing and analyzing time series: date functions, window functions, and series generating functions. What are time series? In a computation context, a time series is a sequence of measurements taken at discrete time intervals. Measuremen
システムエグゼは2014年5月12日、データベースサーバーに格納されている本番データから開発テスト用のテストデータを生成するユーティリティーソフトの新版「テストエース Ver.4.0」(写真)を発表、同日出荷した。新版では、これまでのOracle DatabaseとSQL Serverに加えて、新たにPostgreSQLのデータからもテストデータを生成できるようにした。 テストエースは、本番データを抽出して変換/加工するという方法でシステム開発用のテストデータを自動生成するソフトである(関連記事:本番データを加工してテストデータを生成するソフトに新版、CSV入力が可能に)。個人情報を含まないデータへと変換してセキュリティを担保しながら、本番環境に似たデータによって精度の高いテストを可能にする。 製品のライセンスは、接続先のデータベースに応じて分かれる。これまでは、RDBMS(リレーショナル
今日から文体を常体にする。 データベースに最初からデータを入れておきたい場合、Railsではrake db:seedを使う。このタスクによりRailsアプリケーションがロードされた状態でdb/seeds.rbに書いたコードが実行される。 シード用データを作ること自体が重い場合(例えば外部のAPIを呼ばなければいけないとか、たくさんのjsonファイルを解析しなければいけないとか)、ローカルで流したスクリプトを再度プロダクション環境で流すのは馬鹿らしいので、ローカルのデータベースをダンプしたものを使うのが賢いのだと思う。 環境は次のものを想定する。 PostgreSQL Heroku PostgreSQLではpg_dump dbname > dump.sqlやpsql dbname < dump.sqlようなコマンドを使えるが、Herokuのような環境ではそれらのコマンドを直接叩けないことも多
GPUってあるだろ? グラフィックス・プロセッシング・ユニット。 コンピュータの中で最も高速な部品はなんといってもGPUだ。 たとえばnViditaの最新SoCであるTegra K1。 CPU部は単精度で73.6ギガFLOPS(フロップス)、だがGPU部は364.8ギガFLOPSだ。 これが30万円する最新のGPUボード、GeForce GTX TITAN Zになると、なんとびっくり、8テラFLOPSだ。 これはIntelの最高級IA-64チップ、Xeon ES-2687Wの198.4ギガFLOPSを大きく上回る。 Core i7は92ギガFLOPSに過ぎない。 ちなみにかつて数億円したスーパーコンピュータ、Cray-2はわずか1.9ギガFLOPSに過ぎず、今のコンピュータがどれだけ速いか窺い知れる。JAMSTECの地球シミュレータは131テラFLOPSだが、追いつかれるのは時間の問題だろ
# 開発者用ライブラリをインストール apt-get install -y libkrb5-dev libssl-dev libxml2-dev libxslt1-dev \ libossp-uuid-dev libedit-dev libgssapi-krb5-2 libldap2-dev \ python2.7-dev libperl-dev bzip2 -dc postgresql-9.3.5.tar.bz2 | tar xf - echo "plz comment out KEEPONLYALNUM" nano postgresql-9.3.5/contrib/pg_trgm/trgm.h # ビルド cd postgresql-9.3.5 ./configure \ --with-includes=/usr/local/include \ --with-includes=/usr
Postgres-XL 9.5 R1.6 now available! Click here to read more. (2017-08-24) Postgres-XL 10R1.1 now available! Click here to download the source tarball. (2019-02-18) Features: Fully ACID Open Source Cluster-wide Consistency Multi-tenant Security PostgreSQL-based Workloads: OLAP with MPP Parallelism Online Transaction Processing Mixed Operational Data Store Key-value including JSON Postgres-XL is an
SIOS "OSSよろず"ブログ出張所はサイオスが新たにオープンしました「SIOS Tech.Lab」ブログに移設します。 新サイトのURLは下記となります。引き続きのご愛読をよろしくお願いします。 https://tech-lab.sios.jp/ こんにちは、稲垣です。 PostgreSQL9.3からビューを作成した時点からデータが変わらないビューである「マテリアライズドビュー」が追加されました。今回はPostgreSQL9.3の目玉新機能である、更新されないマテリアライズドビューの動作(ディスク使用量)を紹介します。 ■ システムの要件 実用的な例として複数のデータソースからバッチジョブでデータを更新するシステムを想定します。 システムの要件 システムは基本的に24稼働を前提とする データが更新されている途中のデータは一般ユーザーが参照できない事 データ更新中も特定のユーザーは更新中
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