このチュートリアルでは、Twilio Sendgrid を Microsoft Entra ID と統合する方法について学習します。 Twilio Sendgrid を Microsoft Entra ID と統合すると、次のことができます。 Twilio Sendgrid にアクセスできるユーザーを Microsoft Entra ID で制御する。 ユーザーが自分の Microsoft Entra アカウントを使って Twilio Sendgrid に自動的にサインインできるようにする。 1 つの場所でアカウントを管理します。 前提条件 開始するには、次が必要です。 Microsoft Entra サブスクリプション。 サブスクリプションがない場合は、無料アカウントを取得できます。 Twilio Sendgrid のシングル サインオン (SSO) が有効なサブスクリプション。 クラウ
この記事は What is DMARC? の抄訳です。 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance) とは、メールの認証を行うSPF (Sender Policy Framework) とDKIM (DomainKeys identified mail) を利用して、メールの信頼性を判断するプロトコルです。 DMARCを使うことで、ISPは悪意のあるメール(個人情報を盗もうとする”なりすましメール”など)を見破りやすくなります。 DMARCでは、SPFまたはDKIMで認証されなかったメールを迷惑メールフォルダに振り分けるか、まとめてブロックするかを送信元のドメイン所有者自身がコントロールできます。 こうすることで、スパマーの識別がより正確になり、悪意あるメールの侵入を防ぐだけでなく、誤検知を最小限に抑
はじめに SendGridサポートチームの有田です。 SendGridにメールボックス機能はありませんが、メール受信に相当するParse Webhookという機能があります。この機能を使うと、指定したドメイン宛てのメールをSendGridで受信し、それを任意のURLにPOSTすることができます。ただし、POST先の仕組み(下図の「Webhookの受信アプリケーション」)をユーザ自身が準備する必要があり、技術的なハードルが少し高いかもしれません。Parse Webhookを使ってみたいけれど、受信用のサーバを準備したりアプリを実装したりするのは面倒…という方のために、SendGridとZapierを連携して、SendGridで受信したメールをGmailなどのメールクライアントで確認する方法を紹介します。 前提 SendGrid・Zapier・Gmailのアカウントを持っていること SendG
この記事は 5 Ways to Check Your Sending Reputation の抄訳です。 送信レピュテーションを高く保つことはとても重要です。レピュテーション、つまりメールボックスプロバイダがメールをどう判断するかは、購読者のメールへの反応で決まります。 もし、送信したメッセージが大量に迷惑メール判定された場合、レピュテーションは低下し、その後のメールは受信トレイに届きにくくなり、逆に、受信者がメールに興味を持ってくれれば、受信トレイに届きやすくなるでしょう。残念ながら、レピュテーションの算出方法はブラックスボックスであり、すべてのメールボックスプロバイダで統一された基準やスコアは存在しません。しかし、レピュテーションのモニタリングや把握に役立つサードパーティのツールやヒントがいくつか存在しています。 送信レピュテーションを確認できる5つのツール 以下で紹介するツールは異な
この度 Twilio SendGrid では、セキュリティ強化を目的として、サービスご利用中の全アカウント(サブユーザ、Teammates含む)に対し、APIキー認証および二要素認証を必須に変更することになりました。 Twilio SendGridのご利用に影響が出る可能性がある非常に重要な変更となりますので、対象のお客様は、以下をご確認の上、期日までの対応をお願いいたします。 変更内容 日本時間2021年1月26日 午前1時以降、以下が必須に変更されます。 Web APIおよびSMTPリクエストのAPIキー認証 app.sendgrid.com/login からログインする際の二要素認証 対応が必要なお客様 以下のいずれかに該当する場合、後述の対応内容の実施をお願いいたします。 ユーザ名/パスワード認証を使用して、Web APIもしくはSMTPを利用している app.sendgrid.c
サポートエンジニアの佐藤(@awwa500)です。本ブログではこれまで、Event Webhookのイベントデータを保存する方法をいくつかご紹介してきました。今回は、AWSを使ったイベントデータの保存方法の一つとして、Amazon DynamoDBを利用する方法をご紹介します。 構成 以下の構成でイベントデータをDynamoDBに保存します。 各サービスが担う役割とポイントとなる設定について以下にまとめます。設定手順の都合上、図の右端から順に解説していきます。 DynamoDB イベントデータの保存先となるデータベースです。プライマリキーを「sg_event_id(文字列)」とする以外、設定は任意です。sg_event_id以外の項目はデータ保存時に自動的に作成されます。他に、検索条件に応じてセカンダリインデックスを設定しておくことをお勧めします。 AWS Lambda API Gatew
SES で注意すべきなのは、グローバルサプレッションリスト(以下GSリスト)の概念です。GSリストは照会して事前にリストを確認することはできず、バウンス通知によってしかどのアドレスがリスト対象かを知ることはできません。 2020年8月の Amazon SES でアカウントレベルのサプレッションリストからの E メールアドレスのインポートと削除を一括で実行できるようになりました によって、ハードバウンスの発生時、苦情の発生時、またはそれらの両方が発生した時にアドレスをアカウントサプレッションリスト(以下ASリスト)に追加できるようになったため、ASリストが有効(デフォルトで有効)になっていれば、それほどナーバスになる必要はないかも知れません。 (自分がドキュメントを見ていた限り、GSリストとASリストの両方に含まれているメールアドレスに送信した場合、バウンスレートにカウントされるかどうか明記
こんにちは、yamadaです。入社から1年半ほど経ちますが、初めての記事になります。 今回はRailsとSendGridでメール送信を行った時の手順をまとめようと思います。 Rails 5.2 SendGrid(V3 Mail Send API) sendgrid.comより APIキーの作成 まずはSendGridのAPIキーを作成します。作成方法は公式ドキュメントをご確認ください。 権限は使用目的に合わせて設定しましょう。単純なメール送信だけであれば「Mail Send」を「Full Access」にすればOKです。 APIキーを管理する - ドキュメント | SendGridより 実装 配信方法の切り替えを簡単にするため、delivery_methodを追加する形で対応しました。 参考: Action Mailerのdelivery_methodに独自の配信方法を追加する SendG
ソフトバウンスは、宛先側の一時的な問題ですので、時間をあけて再送することで大抵は届きます。このため、Deferredが発生している場合は2~3日様子を見るようにしてください。 ハードバウンスは、待っていても届くようになることはないため、バウンスリストに掲載されているREASONを確認して個別に対処する必要があります。バウンスが発生するのはほとんどの場合、宛先アドレスが存在しない、もしくは誤りがあることが理由のため、一括でバウンスリストから削除するといった対応はおすすめしません。ただし、一部の携帯キャリアメールなどでは、迷惑メールとしてフィルタした際にハードバウンスに相当するエラーを返すことが確認されています。この場合、迷惑メールフィルタの設定を見なおした後、バウンスリストから該当の宛先を削除して再送を試みてください。 バウンスリストの確認 バウンスリストはWebポータルの「Suppress
この記事は Email Bounce Management: Soft Bounces vs. Hard Bounces の抄訳です。 メール配信にとって非常に重要な「バウンス(Bounces)」。特にハードバウンス、ソフトバウンスについて本記事では取上げます。 SendGridでは、ソフトバウンスをブロック(Blocks)に近い短期的な問題とみなしており、一般的な定義とは少し異なった位置づけをしています。不正なメールアドレスや、配信不能なアドレスのハードバウンスは、サプレッションリストに追加すべきですが、ブロックされたアドレスはそうではありません。何故かを考えてみましょう。 バウンスの定義 バウンスは、メールを配信できなかったことを意味します。バウンスが発生すると(その原因は受信側のメールサーバにあります)、メーラーは配信失敗を示す通知を受け取ります。 その原因を以降で説明します。 バウ
独自ドメイン利用設定(Sender Authentication)とは? 独自ドメイン利用設定(Sender Authentication)とは、SendGridから送信するメールのブランドやレピュテーションを守り、到達性を改善するための機能です。この機能を使うことで、SendGridがお客様の許可を得た上でメールを送信していることを公に証明できます。 Sender Authenticationは以下の3つの設定から構成されます。 Domain Authentication(SPF/DKIM設定) Link Branding(トラッキングドメイン設定) Reverse DNS(IPアドレス逆引き設定) これらを設定することで到達率の向上が見込めます。各設定を行うには対象ドメインのDNSにいくつかのレコードを登録する必要があります。必要なDNSレコードの詳細についてはこちらを参照してください
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