ドナルド・トランプ米大統領は米紙とのインタビューで、中国を「為替操作国」には認定しないと述べた。米フロリダ州で行われた米中首脳会議の数日後に、取材に応じて発言した。トランプ氏は選挙中から、中国を為替操作国に認定すると公約していた。 トランプ氏は大統領選中から、中国は米国市場での輸出競争力を高めるために人民元の対ドルレートを低く操作していると断言し、これは中国による米国の「強姦」のようなものだと非難。大統領就任初日に、中国を為替操作国に認定すると公約していた。もしそれが実現すれば、米国による対中制裁と中国による報復措置の連鎖につながっていた可能性がある。