7日、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで騒乱が発生したことを受け、シンガポールの華字紙は「中国はなぜウイグル問題に敏感なのか」と題した解説記事を掲載した。写真は昨年8月、同自治区で行われた反テロ演習。 2009年7月7日、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで騒乱が発生したことを受け、シンガポールの華字紙・聯合早報(電子版)は「中国はなぜウイグル問題に敏感なのか」と題した解説記事を掲載した。 【その他の写真】 解説は以下の通り。 ■ウイグル族と新疆地区 20世紀初めの短い間、新疆は独立状態にあったが、中華人民共和国が成立した49年、中国共産党の統治下に置かれた。現在の公的な立場は「自治区」。同区に居住するウイグル族はイスラム教徒である。 ■中国はなぜウイグル問題に敏感なのか 中国政府は今回の騒乱を「独立を画策するウイグル族の武装集団による暴動」としている。米国で起きた「9・11事件」以