タグ

ブックマーク / karapaia.com (1,107)

  • クマムシのタンパク質を人間の細胞に導入したところ老化を遅らせることが判明

    地上最強の生物と呼ばれる「クマムシ」は、いつの日か人間の命を救ったり、老化を防いだりしてくれるかもしれない。クマムシから抽出されたタンパク質が、人間の細胞の老化を遅らせることが判明したそうだ。 米国ワイオミング大学の研究チームたちは、極限状態にも耐えるクマムシの防御システムの秘密を探るために、そのタンパク質を人間の細胞に導入してみた。 すると代謝が遅くなり、ヒト細胞の分子プロセスが減速することが明らかになったのだ。いったいどういうことなのか?詳しく見ていこう。 クマムシが休眠状態(乾眠)の鍵を握るタンパク質 『Protein Science』(2024年3月19日付)に掲載されたこの研究は、クマムシが強いストレスを受けたとき、休眠状態になるメカニズムを調べたものだ。 体長0.5ミリにも満たない「クマムシ(緩歩動物)」は、カラカラに干上がっても、あらゆる分子運動が停止する絶対零度近くまで冷や

    クマムシのタンパク質を人間の細胞に導入したところ老化を遅らせることが判明
    nagaichi
    nagaichi 2024/04/05
    これがSFならグロテスクな未来(オチ)を必ず用意するお約束。
  • イタリアで7000年前の沈没船を発見、新石器時代の航海技術が明らかに

    人類の歴史の大半は海の底に隠されているといっていい。世界中に沈んでいる海底遺跡には、古代人が住んでいた場所や彼らがどのように危険で不安定な海を渡って新天地へ移ったかについてよく理解できる遺物の山が眠っている。 イタリア、ローマ近郊、地中海の沿岸集落の湖の底から5隻の木製の船(カヌー)が発見された。これらの船は新石器時代の人々が7,000年以上前に地中海で漁業や輸送に使っていたことがわかった。 この発見は、古代の人々の高度な海を使用する技術を示したものである。 ローマ近郊で新石器時代の5隻のカヌーを発掘 新石器時代のヨーロッパの農業コミュニティは、移動、交易、伝達の場だった海にたよっていた。こうした活動は、紀元前1万年から7000年の新石器時代に地中海周辺に広まった。 しかし、彼らのその優れた遺物は湖や環礁に沈んだり、泥炭湿地に埋もれてしまい、今では見つけるのはかなり難しい。 スペイン国立研

    イタリアで7000年前の沈没船を発見、新石器時代の航海技術が明らかに
  • 生命は目に見えない小さな塵に乗って宇宙に広まっているとする新理論が発表される

    新しい研究によると、どこかの惑星で誕生した原始的な生命は広大な宇宙へと旅に出て、銀河にあまねく拡散する可能性があるそうだ。 地球の生命の始まりは、この宇宙にただよう生命の素であるという仮説を「パンスペルミア説」という。 『arXiv』(2024年2月8日投稿)では、どこかの惑星で誕生した生命が宇宙に広まる可能性を検討し、その速度を計算した未査読論文が閲覧できる。 それによると、生命は塵のような粒子に乗って高速で宇宙に拡散し、すでにこの天の川銀河全体を満たしていると考えられるという。 生命の起源は宇宙を漂う塵にあるとする説 これまでの研究からは、地球には生命がかなり早くから存在していたらしいことがわかっている。 地球の今の年齢はおよそ45億歳だ。そして単純な生命なら、少なくとも35億年前には存在していたようだ。それどころか、それよりもっと以前、地球の誕生から5億年後にはもういた可能性すらある

    生命は目に見えない小さな塵に乗って宇宙に広まっているとする新理論が発表される
    nagaichi
    nagaichi 2024/02/28
    「50億年の間に、塵粒子は数百光年の距離を移動」という速度では、宇宙の年齢からして銀河系全体に広まるわけがない。銀河系の回転速度のほうが遥かに早いし、そちらを計算に入れてるんじゃないの?
  • 謎に包まれていた2000年前のクシャーナ朝の未知の言語がついに解読される

    1960年代、中央アジアで謎めいた未知の言語が刻まれた岩が発見された。今回、ドイツ、ケルン大学の研究チームが、この謎の言語の解読に成功し、これらの文字がシルクロードの交易商の間で使われていたことを明らかにした。 クシャーナ朝(クシャーン帝国)は、紀元1世紀から紀元3世紀にかけて、中央アジアからインド北部で栄えたイラン系の大帝国である。 クシャーナ教は、仏教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教の影響を受けていて、これら宗教はすべて、シルクロード交易を通じて、クシャーナ文化に浸透した。 ケルン大学の言語学研究チームが、これまで未知の文字とされていた、古代クシャーナ文字の60%を解読したそうだ。 土器や洞窟壁に刻まれた未知のクシャーナ文字の解読 クシャーナ朝は匈奴に圧迫されて移動を開始した遊牧民族の月氏(ゲッシ)が起源で、現在のアフガニスタン地域に定住し、これら月氏の一部がクシャーナ人となり、巨大帝国

    謎に包まれていた2000年前のクシャーナ朝の未知の言語がついに解読される
  • 古代アフリカ人もゲームに興じていた。ケニアで大昔のゲームボードを発見

    アメリカ、エール大学のヴェロニカ・ワウェル氏は、ケニア中央部で岩棚に彫られた興味深い古代の浅い穴を発見した。 この穴は、アフリカで古くから遊ばれている伝統的なゲーム「マンカラ」に使用されたボードである可能性が高いという。 ケニア、レワ野生生物保護区内でのこの発見は、世界最古のゲームのひとつとして知られるマンカラが古くから存在していたことを明らかにし、過去と現代をつなぐ重要な手掛かりになるという。 地元の人の報告が思わぬ発見につながる 当初、エール大学の研究者、ヴェロニカ・ワウェル氏は先史時代の略奪された手斧の調査というまったく別件の目的で、現地にやってきた。 しかし、地元の人からの報告によって、彼女の関心はすぐにこの古代のゲームボードへと移った。 これは戦略的に深みがあり、広範な文化に広まったとされるマンカラというゲームをプレイするために、かつてここに住んでいた人たちが集った古代の〝アーケ

    古代アフリカ人もゲームに興じていた。ケニアで大昔のゲームボードを発見
  • 4,300年前の中国古代都市で高度な機能を持つ地下トンネルが発見される

    約4300年以上前の石造りの「後城嘴」に足を踏み入れるのは至難の業だった。ここは何層にも重ねられた防御壁や、威圧感が半端ない武装した入植者たちが待ち構える精巧な要塞システムがあったからだ。 だがそれだけではない。これまで考古学者たちの目を欺いていた、秘密の地下通路やトンネルが互いに交錯しあい、隠された交通網が張り巡らされていることがわかったのだ。 要塞全体に張り巡らされた防衛用の地下トンネル 内モンゴル自治区にある後城嘴で、最近発見された地下トンネルの深さは、1.52mから6.06mまでさまざまで、トンネル内部の高さはおよそ0.91mから1.82m、幅は1.21mだと発表された。 この画像を大きなサイズで見る地下トンネルへの入口 / image credit:Chinese Academy of Social Sciences / China Archaeology Network 中国

    4,300年前の中国古代都市で高度な機能を持つ地下トンネルが発見される
    nagaichi
    nagaichi 2024/02/05
    陶寺遺跡あたりと同時期か。中原では龍山文化期で、すでに城壁を持つ都市が生まれていたのだけれど、既出のものとは一味違う感じ。内モンゴルだけど、遊牧民はたぶん関係ないと思う。
  • 凍てつく寒さで死んだテスラ車の墓場と化した充電ステーション

    先進的な運転支援システムであるオートパイロットを搭載し、未来を先取りするテスラのEV(電気自動車)ドライバーも、凍てつく冬は充電に苦労することになりそうだ。 先日厳しい寒さに見舞われたアメリカのイリノイ州で、テスラの充電ステーションで途方にくれるドライバーと走行不能なテスラ車の光景がメディアで取り沙汰されている。 そこには充電してもいっこうに充電できないテスラ車のみならず、充電をあきらめてドライバーに放棄されたテスラ車までもが集結しており、さながら「死んだ」テスラ車の墓場と化していたのだ。 Dead Teslas pack Chicago area Supercharger station due to frigid temps 冬の充電ステーションで「死んだ」テスラ車の墓場 ここはイリノイ州シカゴにあるテスラ充電ステーション。スーパーチャージャー(テスラ専用急速充電設備)がいくつも並んで

    凍てつく寒さで死んだテスラ車の墓場と化した充電ステーション
  • 米国初となる窒素ガスによる死刑執行がアラバマ州で許可される

    アメリカでは州により死刑制度が異なり、死刑を廃止している州もあれば、死刑の執行方法も州により異なる。 全体の88%は薬物注射によるものだそうだが、薬物刑に使用する薬の不足が問題となっており、死刑が延期になるケースが相次いでいる。 2015年以降、死刑執行法の改善を目指すためにオクラホマ州、アラバマ州、ミズーリ州では「窒素ガス」を新たな選択肢に加えてきたが、まだ実際に使用されたことはない。 今回アラバマ州は、窒素ガスによる死刑執行が正式に使用許可された。これにより米国内初の窒素ガスを使った処刑を行う州になる可能性があり、刑事司法制度にとっては画期的な出来事となるという。 Alabama plans to use nitrogen gas to execute man who once survived botched execution 1988年に殺人事件で有罪判決を受けた男 現在58歳の

    米国初となる窒素ガスによる死刑執行がアラバマ州で許可される
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/17
    やはり不可逆的で最悪の肉刑である死刑制度は廃止されるべきであると考える次第である。
  • 男性と2匹の犬に見えるだろ?でも違うんだぜ。驚くべき錯視の世界

    この画像を見て欲しい。ぱっと見た感じ2匹の犬と黒っぽい服を着た男性の姿が見えると思う。男性は飼い主で、2匹の犬を雪道で散歩させてるのかな?なんて想像すらできてしまうが、実はそうじゃないんだ。 もちろん画像は加工されたものではなく、そのままの状態を撮影したものだ。実はこの画像には3匹の犬がいるのだ。 わかった人はいるかな?えっ?どこ?何を言っているかわからないって?その真相を暴いていこうじゃないか。 錯視の不思議な世界:2匹の犬と男性の正体は? 錯視は、私たちの脳が目で見たものをどのように解釈するかに関する興味深い現象である。確信をもってそう見えていると思っていても、実際はまったく異なることがある。 目の錯覚が起こる原因は、視覚情報を処理する脳の働きに関係している。脳は常に周りの情報を処理し、理解しようと試みるが、すべての情報を処理できるわけではない。 脳のリソースを節約するため、過去の経験

    男性と2匹の犬に見えるだろ?でも違うんだぜ。驚くべき錯視の世界
    nagaichi
    nagaichi 2024/01/17
    というか、後ろにいる犬が3つ首のケルベロスに見えるんだけど。
  • ひとりでできるもん。交尾なしにメスだけで子供を産む「単為生殖」が確認された8種の生物 : カラパイア

    コモドドラゴンがオスなしで子供を作れることは2006年に判明した / photo by iStock コモドドラゴンの単為生殖は2006年に初めて記録された。当時、コモドドラゴンはヨーロッパに2頭しかいなかった。 イギリスのチェスター動物園で飼育されていたそのうちの1頭のメスが、オスもいないのに卵を25個も産んだのだ。 2020年2月末、アメリカ、テネシー州にあるチャタヌーガ動物園でもメスのコモドドラゴンが、単為生殖により卵を孵化させ3匹の子が誕生し、元気に育っているという。 2. ウチワシュモクザメ(Sphyrna tiburo) photo by Pixabay 米国ネブラスカ州、ヘンリー・ドアリー動物園&水族館でのとある朝、ウチワシュモクザメの水槽を見た飼育係は仰天した。 そこにはメスが3匹しかいなかったのに、サメの赤ちゃんが泳いでいたのだ。もちろん同種のオスはいなかったし、異種間で

    ひとりでできるもん。交尾なしにメスだけで子供を産む「単為生殖」が確認された8種の生物 : カラパイア
  • 古代メソポタミアのレンガが3000年前の地磁気異常を記録していた : カラパイア

    メソポタミアの王の名前が刻まれた古代のレンガから、3000年前におきた地球の地磁気(地球がもつ固有の磁場)の異常が確認されたそうだ。 国際的チームによるこの研究は、古代メソポタミアの粘土でできたレンガに含まれる酸化鉄に残された”地磁気の指紋”を調べたものだ。 それによると世界の七不思議の建造物の一つ「バビロンの空中庭園」で有名な「ネブカドネザル2世」の時代、地球の地磁気はかなり短期間のうちに急激に変化していたようだ。 こうした事実を明らかにした「磁気年代測定法」は、地球の地磁気の歴史的な変化を究明するだけでなく、放射性炭素年代測定法では難しい遺物の時代を特定したりする、新しいツールになると期待されている。

    古代メソポタミアのレンガが3000年前の地磁気異常を記録していた : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2023/12/26
    古代文献的な話ではなかった。
  • いったいなぜ?中国の明王朝時代の墓からスイス製のリングウォッチが発見される : カラパイア

    中国の古い墓から奇妙な遺物が発見された。明王朝時代、約400年前の封印された墓から、泥にまみれた指輪のようなものが出てきたのだ。 だが、見た目は時計そっくりのリングウォッチのように見えるため、考古学者たちは驚いている。さらにその裏側には、SwissまたはSwitzerlandという英語が書かれていたのだ。 果たしてこの興味深い遺物は、タイムトラベルの証拠なのか?誰かのいたずらなのか、それとも時代も場所もまるで場違いな遺物、オーパーツなのだろうか?

    いったいなぜ?中国の明王朝時代の墓からスイス製のリングウォッチが発見される : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2023/12/21
    ちなみにこの墓、棺に龍鬚とか、銅銭に北斗七星とかあったりすることから明の皇族の墓といわれていて、建文帝の墓説もあるんですよ。 https://www.163.com/dy/article/I9H9QMBQ0542HDTE.html
  • NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変。意味不明な言葉を繰り返す : カラパイア

    NASAの探査機「ボイジャー1号」は46年に渡る長期ミッションを行っている。太陽圏を脱出し、現在地球から240億km以上離れたところを旅しているのだが、このところ何やら意味不明な言葉をぶつぶつと繰り返しているそうだ。 NASAのブログによると、そこに搭載されている3台のコンピュータのうちの1台に問題が発生し、科学・工学的なデータを地球に送り返せなくなっているという。 この思わぬトラブルに対処するため、NASAの専門家は今、1977年に打ち上げられた機体の古いマニュアルを引っ張り出し、どうにか正気に返ってもらう方法を探っている。

    NASAの探査機「ボイジャー1号」に異変。意味不明な言葉を繰り返す : カラパイア
  • ヒトの脳組織を培養した「ミニ脳」でコンピューターの構築に成功。日本語音声認識や数学理論を理解

    米国インディアナ大学ブルーミントン校の研究チームが開発したバイオコンピューターは、培養した人間の脳組織が組み込まれた文字通り”生きたコンピューター”だ。 どんなコンピューターにも敵わない人間の脳のパワーの秘密は、ニューロン(神経細胞)がプロセッサーとメモリの両方の役割を果たすことで生まれる効率性にある。 人間の幹細胞から培養した脳オルガノイド(生体外で3次元的に作られたミニ脳)を搭載した「Brainoware」は、コンピューターを脳に近づけようという試みをさらに一歩進めたもので、人間の音声を認識したり、カオスのような非線型方程式を予測したりすることに成功している。 スーパーコンピューターに匹敵する人間の脳のパワー 人間の脳は、自然に作られたとは信じ難いほど、精巧なシステムだ。 脳を構成するニューロン(神経細胞)の数は平均860億個、それらが最大1000兆個のシナプスで結びつく。それぞれのニ

    ヒトの脳組織を培養した「ミニ脳」でコンピューターの構築に成功。日本語音声認識や数学理論を理解
  • 1,600万kmの宇宙の彼方からレーザーで送信されたメッセージの受信に成功

    NASAは、1600万kmの彼方から送信されたレーザー通信を受信することに成功したそうだ。 小惑星探査機「サイキ」は、カリフォルニア州にある光通信望遠鏡研究所から送信されたアップリンク・レーザーにロックオン。次にこれを参照してパロマー天文台にある「ヘール望遠鏡」にダウンリンク・レーザー通信を行った。 その通信距離は、月との距離の40倍に相当。史上最長の光を使った通信に成功した瞬間だ。 NASAがこのような長距離通信を実験しているのは、従来の電波による宇宙通信よりずっと高性能な光データ通信を可能にするためだ。 それが完成すれば、ほぼライブの火星の映像を地球でストリーミング配信する、なんてことができるようになる。 深宇宙との光通信 今回の送受信テストは、NASAが進める「DSOC(深宇宙光通信)」開発計画の一環として行われたもの。それは既存の電波通信よりも10~100倍高性能なレーザー宇宙通信

    1,600万kmの宇宙の彼方からレーザーで送信されたメッセージの受信に成功
  • イギリスの博物館がローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダー女性として再分類

    古代ローマ帝国23代皇帝、ヘリオガバルス(204年- 222年)は14歳で凱旋即位したときに、女王のような衣装を着て現れたことでローマ人を戦慄させたという逸話が残されている。 ヘリオガバルスがトランスジェンダーだったかどうかの議論は、学者の間でも意見が分かれているが、イギリスにあるノース・ハートフォードシア博物館は、今後この皇帝の展示の表示を”彼(He)”ではなく”彼女(She)”あるいは”彼女の(Her)”に変更する予定だ。 これはかつて、ヘリオガバルス皇帝自身が「私を殿下と呼ばないで欲しい。私は淑女なのだから」と言ったと古典文書に記されていることを受けてのことだという。 ローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダーに認定した博物館 博物館の広報はこう語る。 「過去の人物の代名詞をきちんと特定するのに配慮するのは、その人物に礼儀正しく敬意を払いたいという希望からです。ただそれだけのことで

    イギリスの博物館がローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダー女性として再分類
  • うれしいニュース。絶滅したと思われていた卵を産む珍しい哺乳類が60年ぶりに発見される : カラパイア

    英国オックスフォード大学を始めする探検チームによって、絶滅したと思われていた珍獣が60年ぶりに目撃されたそうだ。 その珍獣の名を「アッテンボロー・ミユビハリモグラ(Zaglossus attenboroughi)」という。「ハリネズミの棘、アリクイの鼻、モグラの足」を特徴とし、卵を産む世にも珍しい哺乳類だ。 インドネシアに生息するこのハリモグラが最後に目撃されたのは、1960年代のこと。 それ以来絶滅したと考えられていたが、地面に開けられた穴やその姿など、各地で彼らの痕跡が見つかっており、じつはまだ生きているのではないかと疑われていた。 今回、山の中に仕掛けられたカメラによって、その珍しい姿がとらえられ、当に彼らがまだ生きていることが確認された。

    うれしいニュース。絶滅したと思われていた卵を産む珍しい哺乳類が60年ぶりに発見される : カラパイア
  • 世界一辛い唐辛子「ペッパーX」の試食会が壮絶、痛みと胃痙攣 : カラパイア

    さて先日、激辛唐辛子の開発を行っているエド・カリー氏が生み出した「ペッパーX」が、スコヴィル値269万をたたき出し、「世界一辛い唐辛子」としてギネス世界記録を更新したという話をお伝えした。 ちなみにこれまでのギネス記録は「キャロライナ・リーパー」でこれもカリー氏が生み出したものだ。カリーだけに、とか言っている場合じゃない。 唐辛子は世界中で大人気だが、限度というものがある。人はなぜ、兵器レベルの辛いものをべたがるのだろうか? ペッパーXの威力は壮絶で胃痙攣が14時間止まらなかった人もいるほどだという。

    世界一辛い唐辛子「ペッパーX」の試食会が壮絶、痛みと胃痙攣 : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2023/11/13
    辛いものは好きなほうだが、こんな毒物に挑戦したいとは思わない。
  • 火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア

    西暦79年に発生した壊滅的なベスビオ(ヴェスヴィオ)火山噴火により、失われた古代ローマの都市はポンペイ以外にもいくつかある。ヘルクラネウムもその1つだ。 約2000年前のヘルクラネウムの炭化した巻物に書かれている内容を解読するため、ケンタッキー大学はコンピューター科学者たちを総動員した。 さらに巻物から判読可能な文字を見つけ出した研究者に賞金を出す「ヴェスヴィオ・チャレンジ」を実施した。 その結果、巻物の中の文書の1つから最初の単語を解読することに成功したそうだ。

    火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア
  • アフリカの希少なマスクを老夫婦から安く買い叩き、6億円で売却した古物商が訴えられる : カラパイア

    フランスに住むある老夫が自宅を整理していたとき、アフリカの部族が着けるマスクを発見した。 夫はそれを古物商にそこまで価値がないものと説明され2万4千円で売ったが、後にそれが希少なもので、6億円で売却されていたことが判明した。 老夫婦は当時ディーラーがそのマスクの価値を隠していたと主張し、現在古物商に対して訴訟を提起している。

    アフリカの希少なマスクを老夫婦から安く買い叩き、6億円で売却した古物商が訴えられる : カラパイア