正規と非正規の拡大が進む日本ですが、これを推し進めたらどうなるのかは、中南米各国の情勢で垣間見ることができます。親米政権による自由主義路線と、反米政権による社会主義路線、中南米を旅する中では避けては通れないテーマでした。そうした中でも初の先住民系として大統領に就任したエボ・モラレスは、天然ガスを含め様々な国有化を行い、格差の是正に努めています。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。ボリビアはお金のない国でしたが、人々は穏やかで安心感がありました。所得格差の激しいチリの方が、危険な雰囲気を感じています。かといって発展が進んでいるのはチリの方で、ボリビアはマイペースで道路工事なんて終わりそうにありません。大規模な封鎖デモや、大統領演説にも遭遇したボリビアで、この国で何が起きているのかを考えてみました。 南米ボリビアはこのあたりです。 大きな地図で見る ◆封鎖デモに遭遇 メ
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