エストニアの首都タリンで、マンションの建設現場から見つかった中世のものとみられる船の遺物(2015年6月11日撮影)。(c)AFP/RAIGO PAJULA 【6月17日 AFP】エストニアの首都タリン(Tallinn)で先週、中世のものとみられる木造船の残骸が、マンションの建設現場から発見された。 船の残骸がみつかったのは、市内の海岸沿いエリアで進められている高級マンションの建設現場。作業員が地中に埋もれている物体に気付き、明らかになった。後の調査で、少なくとも2隻の遺物であることが判明している。時代については14~17世紀のものとされた。 今後数週間以内に船は回収され、その由来について調べられる予定。国家遺産庁のマイリ・ロイオ(Maili Roio)氏は「現在のところ船は2隻存在することが分かっている。もう1隻存在するかもしれない。発掘を続けていく必要がある」と話した。 今回の発見につ