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ブックマーク / apesnotmonkeys.hatenablog.com (37)

  • 「否認」の深刻さ - apesnotmonkeysの日記

    木曜日 Election conspiracy theories are self-refuting: Democrats are so devilishly clever that they coordinated multiple states & hundreds of counties to rig the election for Biden; but so stupid & inept that they forgot to rig taking the Senate & even lost seats in the House. QED. — Michael Shermer (@michaelshermer) 2020年11月19日 不正選挙陰謀論は自己論駁的だ。民主党員は悪魔のように狡猾で、バイデンに有利なように選挙を操作するため複数の州と何百何千もの郡で歩調を合わせた。し

    「否認」の深刻さ - apesnotmonkeysの日記
  • 全方位にひどい裁判 - apesnotmonkeysの日記

    火曜日 ・東スポWeb 2019年01月26日 「とSEXできず性犯罪に走った夫 判決に垣間見えた女性たちの思い」(http://archive.fo/8jEiy) SNSで散々っぱら非難されていた判決。なにぶん東スポの記事なので実際の裁判よりゲスく見えている可能性もありますが。 しかし結果としてこのような弁護戦術が奏功したと言ってよい以上、被告人やその家族にはどうしたってこのような証言をする動機が生じてしまいます。なんといっても取調べ〜裁判の過程で“反省”しているように見えるかどうかが量刑を大きく左右しますし。指摘されているのは見かけませんでしたが、「保釈申請を選ばず、反省のために拘置所で4か月過ごした点も評価された」というのも、もしそれが当ならば大問題です。拘置所は“反省”のために設けられている施設ではないのに、被告人の当然の権利が主張しづらい構造が刑事裁判の中にできあがっているこ

    全方位にひどい裁判 - apesnotmonkeysの日記
  • 野次と自白の強要 - apesnotmonkeysの日記

    安倍晋三が街頭演説に対する野次にナーバスになっているという件、SNSなんかではいろいろ揶揄の対象となっているようです。なにせ当人が国会では下劣な野次を飛ばしまくってるわけですから、街頭演説で野次られるのも、野次を気にするのを嗤われるのも自業自得で、まったく同情には値しません。 しかし野次られるとしゃべりにくい……という現象そのものはたしかにあります。足利事件の供述分析に関わった心理学者・高木光太郎氏は2010年にNHKの「爆笑問題のニッポンの教養」に出演した際、虚偽自白の要因(の一つ)を、人間は“自分の言っていることを信じてもらえないということに慣れていない”と説明していました。日常的には私たちは、(少なくとも表面的には)好意的な態度ではなしを聞いてくれる相手とだけ会話をしており、私たちがのびのびと言いたいことを言えるのは、私の言おうとすることを否定したり疑ったりしない相手が目の前にいるか

    野次と自白の強要 - apesnotmonkeysの日記
  • 悪用される公文書至上主義 - apesnotmonkeysの日記

    産経ニュース 2017.5.12 「関東大震災「朝鮮・中国人虐殺」の政府関与「見当たらず、遺憾の意表明予定なし」 政府答弁書閣議決定」 「そもそも」という単語の意味さえ変えようとするなどもはや「勅令かよ!」感を滲み出しつつある安倍政権下の閣議決定ですが、今度は関東大震災時の朝鮮人虐殺にもその手が及んできました。 しかしこの閣議決定、なんとも回りくどい表現になっています。 産経の報道によれば「調査した限りでは、政府内にその事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」という内容になっているのです。「調査した限りでは」「政府内に」「記録が見当たらない」と、3重に逃げ道が用意されているわけです。政府が保有しない文書に虐殺への政府の関与を示す記述があってもそんなことは知らん。今後見つかったとしても「その時は見つからなかった」のだから知らん、というわけです。 民間での調査研究の蓄積を無視するこの

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  • 「自白」が「具体的で迫真性に富ん」でいるのはあたりまえ - apesnotmonkeysの日記

    2005年に発生した旧今市市の女児殺害事件に関して昨日下った無期懲役判決について、報道では被告人の捜査段階の自白について「想像に基づくものとしては特異ともいえる内容が含まれている。体験した者でなければ語ることのできない具体的で迫真性に富んだ内容だ」(4月8日の『朝日新聞』)と評価された、などとされています。 この裁判については詳しくフォローしていたわけでもありませんので「冤罪だ」と主張するものではありませんが、「具体的で迫真性に富んだ内容」云々という評価が独り歩きしてしまう(自白が「具体的で迫真性に富んだ内容」なら有罪にしてよい、という印象を与えてしまう)ことには危惧を覚えます。取調官がまとめる自白調書が「具体的で迫真性に飛んだ内容」になるのはある意味あたり前だからです。以前に『供述調書作成の実務』という書籍をとりあげたことがありますが、それには次のような“心得”が書かれています。 捜査は

    「自白」が「具体的で迫真性に富ん」でいるのはあたりまえ - apesnotmonkeysの日記
    nagaichi
    nagaichi 2016/04/10
    「こんにち冤罪であったことが明らかになっている事件の裁判でも、虚偽自白調書に同じような評価が下された事例があったことを忘れるわけにはいきません」
  • 出来もしないことを目指すのではなく出来ることを目指すべき - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞 2015年6月16日 「汚れた手、子供なでられるのか」 誤認逮捕で自白迫る ずさんな捜査で誤認逮捕してしまったことと、不当な取り調べで自白を強要したこととはまったく別の問題です。 「その汚れた手で子どもの頭をなでてあげられますか」「反省する気持ちはないのか。お前が犯人である証拠はそろっている」「いくらでも捜査は続ける。お前は普通じゃないんやで」 こういう取り調べは誤認逮捕だったからダメなのでしょうか? むしろ、被疑者に対してはこういう扱いをしてよい、という発想こそ問題にされねばならないのではないでしょうか。 府警の高木久・刑事総務課長は「判決内容を重く受け止めています。関係者とご家族にご迷惑、ご心労をおかけしたことに改めて深くおわび申し上げます。一層慎重を期した緻密(ちみつ)な捜査を徹底します」とのコメントを出した。 努力するのは結構なはなしですが、捜査するのも人間である以上ぜっ

    出来もしないことを目指すのではなく出来ることを目指すべき - apesnotmonkeysの日記
  • 「……したら死ぬだろう」 - apesnotmonkeysの日記

    ラーメン店で客同士のトラブルから一方が亡くなったという事件ですが、一部報道は被疑者が「踏みつけたら死ぬだろうと思った」と供述している、と伝えています。 今西容疑者は高校時代にラグビーをしていて、体重は120キロあり、取り調べに対し『踏みつけたら死ぬだろうと思った』と供述しているということです。警視庁は容疑を「殺人」に切り替えて捜査しています。 (http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140930-00000039-jnn-soci) この事件についてではなく、同様なケースでの報道一般についてのコメントですが、普通の人間が「……したら死ぬだろうと思った」なんて自発的に供述しますかね? まず間違いなく、「踏みつけたら死ぬとは思わなかったのか?」と取調官が質問し、それに対して被疑者が否定しなかったのでこういう調書が録られた、ということでしょ

    「……したら死ぬだろう」 - apesnotmonkeysの日記
    nagaichi
    nagaichi 2014/10/01
    取調べの全面可視化を実施すれば、こうした誘導の有無を第三者的に検証可能になり、長い目でみて冤罪事件の減少や警察行政への不信感解消にも寄与すると思いますがね。
  • 記者の微罪逮捕を狙う警察 - apesnotmonkeysの日記

    昨日の『朝日新聞』朝刊「ザ・コラム」欄で、かつて志布志事件を取材し記事にしていた大久保真紀編集委員が当時を振り返っているのだが、これがなかなか衝撃的な内容。無罪判決が出る前の06年11月に、鹿児島県版で冤罪の可能性を指摘する連載をした直後のこと。取材に協力してくれた捜査関係者から電話があり、「素行に気をつけて下さい。尾行がついています。微罪でも引っ張られます」と警告された、と。意趣返しのために微罪逮捕も辞さないつもりだったというのだ。 この事件では現在、元被告人らが国と県に損害賠償を求める訴訟が進行中。コラムでは国や県が「捜査は適正に行われた」と主張していることが「まるで無罪判決などなかったかのように」と批判されている。今年の3月には、元被告の支援者が申し立てた審査請求が県公安委員会に棄却されている。これは支援者が事件の捜査資料の開示を請求したところ、県警が大半を黒塗りで開示した(というこ

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  • 「犯人になる」心理 - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞デジタル 2014年5月17日 「冤罪が作られる様子、克明に 綴方連盟事件のメモ初公開」 「自分の考えをそのまま作文に表現すればいい」。1940〜41年、そう指導したとして小学校教員ら50人以上が治安維持法違反に問われ、三浦綾子の小説「銃口」のテーマになった思想弾圧事件北海道綴方(つづりかた)教育連盟事件」。被害者の一人が捜査当局の厳しい取り調べの様子を記したメモが関係者の自宅で見つかり、札幌市の道立文学館で初公開されている。 記事で紹介されているメモの内容には非常に興味深い点があります。 「叩(たた)く。ける。座らせる。おどかす。そのうちに自分も妙な気持になり、手記を直され、教えられてゐるうちに『赤く(共産主義者に、の意)』なってゐた」 拷問と評して然るべき暴力的な取調べと筋書きの押し付けという、“わかりやすい”虚偽自白の事例ですが、にもかかわらず「そのうちに自分も妙な気持にな

    「犯人になる」心理 - apesnotmonkeysの日記
  • 姫路郵便局強盗事件も再審請求却下 - apesnotmonkeysの日記

    袴田事件での再審開始決定のインパクトにかき消された恰好になっていますが、名張毒ぶどう酒事件、北陵クリニック筋弛緩剤事件、飯塚事件に続いて姫路の郵便強盗事件でも再審請求が認められませんでした。 MBS NEWS 2014年04月03日 「姫路の郵便強盗 ナイジェリア人の再審請求棄却 即時抗告へ」 犯行現場などに残された2つの「目出し帽」。 弁護団が独自に目出し帽に付着した毛髪を鑑定したところ、いずれの目出し帽からも男性のDNAは検出されませんでした。 しかし、この鑑定結果について、神戸地裁姫路支部は「男性が強盗の実行犯ではないと立証できたとしても、犯行グループの1人であるという推認を妨げる事情には成り得ない」として、再審請求を棄却しました。 「ええっ? そんなのありなの?」という決定です。もう1人の被告人は犯行を認めたうえで再審請求者が共犯ではないと主張していたのですが……。 なおこの事

    姫路郵便局強盗事件も再審請求却下 - apesnotmonkeysの日記
  • こっちの方が桁違いに怒り甲斐があるよね - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞デジタル 2012年11月13日 「相続税無申告、過去10年で最悪 1213億円、国税庁」 1,213億というのはあくまで「無申告」のケースの総額で、申告漏れの総額は記事中にもあるように3,993億円。どう考えても、生活保護の不正受給の追及のためにリソース投入するより、脱税の摘発のために投入した方がリターンは大きいよね。 しかもこれ、相続税だから。自分で稼いだわけでもない財産*1への課税を逃れるためにインチキしたんだよ。 *1:まあ、子どもが親の資産形成に実質的に寄与するケースもないことはないだろうから、その場合には「部分的には自分で稼いだ」と言えなくもないが。

    こっちの方が桁違いに怒り甲斐があるよね - apesnotmonkeysの日記
    nagaichi
    nagaichi 2012/11/22
    なるほど、不正額も一桁違う。
  • 「虚偽自白からの護身術」 - apesnotmonkeysの日記

    足利事件に布川事件、と虚偽自白(だけではありませんが)により誤った無期懲役判決が下されていたことが近年立て続けに判明したにもかかわらず、捜査当局は真面目に虚偽自白対策に取り組んでいるようには思えません。 毎日jp 2012年11月06日 「特集ワイド:パソコン遠隔操作事件、誤認逮捕次々 虚偽自白からの護身術」 必要なのは潜在的被疑者たる我々が「護身術」を身につけることではなく、護身術など必要のない仕組みをつくりあげることなのですが、記事の文には非常に有益なコメントも含まれています。 冤罪(えんざい)に詳しい秋山賢三弁護士は「軽微な罪ほど冤罪は起こりやすい」と指摘する。「取調官は『今認めれば罰金で済む』『すぐ保釈され家族にも会える』『意地を張っても裁判になれば有罪。早く認めて人生をやり直したほうが得だ』などと説得する。自白するしないは人間の強さと関係ない。もっと構造的な問題です」 (強調は

    「虚偽自白からの護身術」 - apesnotmonkeysの日記
  • “狭義の”冤罪? - apesnotmonkeysの日記

    毎日jp 2012年11月09日 「東電社員殺害:法相「広く言えば冤罪」 政府答弁書とずれ」 滝実法相は同日の閣議後記者会見で「(法務省)刑事局としては、冤罪(えんざい)は厳密な定義がないという伝統的な考え方に従っているが、世間一般的な感覚で広くとって言えば、冤罪と言えなくもないと思う」との見解を示した。 「世間一般的な感覚」で、というのであればこれは「世間」の大方がド冤罪だと考えるケースでしょう。「広くとって」だの「言えなくもない」などと言う方が「世間一般的な感覚」から乖離しています。 時事ドットコム 2012/11/07 「「冤罪」と認めず=直接謝罪も否定−再審無罪に東京高検」 ゴビンダ・プラサド・マイナリさんの再審無罪判決を受け、東京高検の青沼隆之次席検事は7日、取材に対し、「真相解明がなされていない。冤罪(えんざい)と言うのは時期尚早だ」と述べ、マイナリさんへの直接の謝罪は「現段階

    “狭義の”冤罪? - apesnotmonkeysの日記
    nagaichi
    nagaichi 2012/11/10
    お役所が言葉を濁して責任回避を図るのも、人ひとりの人生を左右したともなると、洒落で済まされんな。
  • 警察のミスリードを許すな - apesnotmonkeysの日記

    朝日新聞デジタル 2012年10月22日 「「自供しないと少年院、と言われた」誤認逮捕の大学生」 警察としてはなんとか「サイバー犯罪の恐怖!」という方にメディアの関心を向けたいのでしょうが、長い間指摘され続けてきた「人質司法」の問題点をこれ以上放置すべきではありません。 特に留意すべきは、この種の虚偽自白が必ずしも捜査員の「面倒くさいのでさっさと捜査を終わらせたい」といった意識によって引き起こされるわけではなく、むしろ犯罪捜査にあたる人間のエートスによって起きている可能性がある、という点です。警察官や検察官が取調べそのものを「反省」の場と位置づけ、取調べた被疑者の「反省」する姿にやりがいを感じている……という点については以前にも指摘したことがあります。取調官は「素直に自白させて、寛大な処分ですむようにしてやることこそが、この被疑者の更生に役立つ」と心から信じているからこそ、自白を強いるのか

    警察のミスリードを許すな - apesnotmonkeysの日記
    nagaichi
    nagaichi 2012/10/23
    警察の転倒したパターナリズムが虚偽自白の温床となる、か。
  • 「うなぎ月間」を終えるにあたって - apesnotmonkeysの日記

    コンビニ前に並ぶうなぎセールスのための幟を見たときの怒りを原動力に約1ヶ月、マスコミのうなぎ報道をフォローしてきたわけですが、一部を除いて視聴者や読者をミスリードするものばかりであったことには改めて驚きました。うなぎ資源の現状が危機的であることから目を背けるよう、その責任の多くが日人にあることから目を背けるよう、うなぎを薄利多売することの反倫理性から目を背けるよう、今やるべきことが何であるかから目を背けるよう、ひたすら誘導しているのです。「日は完全養殖の技術を持っている!」「中国が値段をつり上げている!」「マダガスカルに救世主がいる!」「アメリカが日に意地悪をしている!」……といった具合に。 うなぎに限らず、生物多様性であるとか環境保護といった話題をとりあげると、「そうはいっても人間の欲望は変えられない」などと“シニカルでクールな俺”を気取る人々が現れるものなのですが、いやいやいや、

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  • 本気でウナギを食べ尽す気か(追記あり) - apesnotmonkeysの日記

    街を歩いているとコンビニの前にうなぎの販促のための幟が出てます。シェア上位3チェーン(だと思う、情報が古くなければ)がそろってキャンペーン中(7月2日現在)。 http://www.family.co.jp/goods/recommend/unagi06_2012/index.html http://www.lawson.co.jp/recommend/static/unagi/ http://www.sej.co.jp/ コンビニだけでなく吉野屋やすき屋も。なんというか、もう恐ろしくてたまらんです。資源状態が危機的であることがこれほど明白であるにもかかわらず、うなぎに依存せずに商売成り立たせてきたところまでが「土用の丑の日」キャンペーンですよ。うなぎ税でも導入して税率100%くらいにしない限り、当に絶滅するまでべ尽しかねんですよ。 追記 http://sankei.jp.msn.co

    本気でウナギを食べ尽す気か(追記あり) - apesnotmonkeysの日記
  • 無神経にもほどがある - apesnotmonkeysの日記

    昨日から「世界ウイグル会議第四回代表大会」が東京で開かれているのだが、日の右派勢力(メンツはこちらで確認できますが、まあいつもの人々です)はどうも来日したウイグル人(ムスリムが大多数を占める)に靖国神社を昇殿参拝させたようです。 「(昇殿)参拝」というのは、私が確認できた日語の情報では日の右派が使っている言葉で、実態がどうであったのかはまだ確認できていませんが、中国側にも「参拝」として伝わっているようです。 「外交部就“世维会”有关人员参拜靖国神社事答问」 ただの「訪問」でもすでに後ろ弾というべきですが、もし当に「昇殿参拝」をさせたのだとすると二重の意味で後ろ弾ということになりかねません。相手の苦境につけ込んで参拝を押しつけたのだとすると、唾棄すべき行為です。

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  • 13兆……未納給食費の何年分だろう? - apesnotmonkeysの日記

    元旦の毎日新聞のトップ記事だったのだが、あまり反響は大きくないようだ。 毎日jp 2012年1月1日 「使用済み核燃料:直接処分コスト隠蔽 エネ庁課長04年指示 現経産審議官、再処理策を維持」(魚拓) 経済産業省の安井正也官房審議官が経産省資源エネルギー庁の原子力政策課長を務めていた04年4月、使用済み核燃料を再処理せずそのまま捨てる「直接処分」のコスト試算の隠蔽(いんぺい)を部下に指示していたことが、関係者の証言やメモで分かった。全量再処理が国策だが、明らかになれば、直接処分が再処理より安価であることが判明し、政策変更を求める動きが加速したとみられる。 (中略) 試算は通産省(当時)の委託事業で、財団法人「原子力環境整備センター」(現原子力環境整備促進・資金管理センター)が98年、直接処分のコストを4兆2000億〜6兆1000億円と算定した。直接処分なら再処理(約19兆円)の4分の1〜3

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  • シンポジウム「なぜ、無実の人が『自白』をしてしまうのか」 - apesnotmonkeysの日記

    「取調べの可視化を求める市民団体連絡会」が主催した12月7日のシンポジウム「なぜ、無実の人が『自白』をしてしまうのか〜取調べの全過程の録画が必要なワケ〜」の模様が Ustream で公開されています。 http://www.ustream.tv/recorded/18984027 当ブログでも何度か著作を援用させていただいた心理学者の高木光太郎氏が基調講演をしています。足利事件の再審公判で開示された、検事による取調べの録音テープの内容についても一部紹介されています。 参考エントリ http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091027/p1 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091021/p1 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091110/p2 http://d.h

    シンポジウム「なぜ、無実の人が『自白』をしてしまうのか」 - apesnotmonkeysの日記
  • 橋下を批判するならあの一点で十分 - apesnotmonkeysの日記

    このところマスメディアにも橋下・大阪府知事への批判が見られるようになったが、そのなかにはかなり問題をはらんだ手法によるものがある。 現代ビジネス 2011年10月23日 大阪府幹部職員が爆弾証言「私の同僚は橋下徹府知事に追い込まれて自殺した!」 『新潮45』 2011年11月号 【特集】「最も危険な政治家」橋下徹研究 後者に関して問題にしたいのは野田正彰の「大阪府知事は「病気」である」。未読であるが、まず間違いなくこちらで抗議の対象となっているような内容のものであろう。 「自己愛性人格障害」や「演技性人格障害か非社会性人格障害」といった疾病概念の濫用それ自体がまずは問題であるが、同時に橋下の問題を「人格障害」の現れとして納得したいという欲望がこの社会の一部にある、ということも指摘する必要があるだろう。精神科医に橋下批判の原稿なり講演なりを依頼すれば、このような内容のものとなることはむしろ自

    橋下を批判するならあの一点で十分 - apesnotmonkeysの日記