俺に悪魔が取り憑いた?
文:ハコオトコ 写真:斉藤順子 溝口力丸(みぞぐち・りきまる)編集者 1991年、東京都生まれ。早川書房でSF専門文芸誌「SFマガジン」のほか、SFを中心とした書籍の編集を手がける。担当小説に『裏世界ピクニック』(宮澤伊織)、『最後にして最初のアイドル』(草野原々)、『ファイト・クラブ〔新版〕』(チャック・パラニューク)など。 百合にみんな“飢え”ている!? ――文芸誌の不況と言われる今、溝口さんが担当編集者を務めたSFマガジンの「百合特集」の売れ方にはすさまじいものがありました。 今回の本は企画から原稿の依頼などを私1人でこなしました。「百合なんか売れないでしょ」という声も事前に聞きましたが、発売2週間前に在庫が切れましたね。Amazonの在庫もすぐ無くなった。とにかく異様でした。 本の売れ方というよりは、何だか食品というか生活必需品のような売れ方でした。今の百合好きな人々は、(百合作品
ネメコル @goodsleepy2 けものフレンズのアニメーション大好きポイント みんなが絶賛する名言に気を取られがちなんですが、サーバルちゃんの表情が素晴らしいんですよ!!!!!!駆け寄るときはすごく心配そうな顔をしてるんですけど、「平気平気!」と言ってるときには笑顔になってるんですよ!!!!!! pic.twitter.com/R1KiPtKgX8 ネメコル @goodsleepy2 つまり、駆け寄ってるときのサーバルちゃんの気持ちはかばんちゃんを心配するあまり、それが顔に出てしまっている。このままではかばんちゃんが「また自分はへまをしてサーバルさんに迷惑をかけてしまっている」と申し訳なさを感じさせてしまうんですね。しかし、サーバルちゃんはスッと表情を変え、 ネメコル @goodsleepy2 笑顔で「平気平気!」と励まし、腰をかがめて手をさしのべてくれるんですよ!!!!!!!すごい!
1970年に開発された除草成分「グリホサート」は半世紀近くにわたって世界中で使われていますが、近年グリホサートに対して耐性を持つ雑草が増えていることが問題になっています。そのため、世界中の科学者がグリホサートに代わる除草成分を追い求めています。そんな中、エバーハルト・カール大学テュービンゲンの研究者が、シアノバクテリア(藍藻)から合成される希少糖に除草作用があることを発見しました。 Cyanobacterial antimetabolite 7-deoxy-sedoheptulose blocks the shikimate pathway to inhibit the growth of prototrophic organisms | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-019-08476-8 Unu
西洋美術史おすすめ本を訊かれたら、とりあえず小学館の『西洋美術の歴史 1〜3』 https://t.co/gwgTUfb5wQ と、ちくまプリマーの『西洋美術史入門』『西洋美術史入門 実践編』 https://t.co/KtG9vhFpGj を勧めている。中級以上なら中央公論新社の『西洋美術の歴史1〜8』 https://t.co/AHb01FVk4Z 。 — 壺屋めり (@cari_meli) February 4, 2019 小学館の新書のタイトルをまちがえる痛恨のミス(ほんとうは『西洋絵画の歴史』)。 西洋美術史の入門書、いっぱいあってどれを読んだらいいのかわからんもんね。というわけで、以下おすすめポイントとともに列挙していくぞ。 とりあえず通史が知りたい 最初に挙げた小学館ビジュアル新書の『西洋絵画の歴史』シリーズ全3巻は、とりあえずルネサンスから現代に至る美術の流れを知るのに、最
日本大学アメリカンフットボール部の選手による悪質タックル事案で、警視庁が前監督と元コーチについて「犯罪の嫌疑なし」と判断したことに、ネット上では「ありえない」「そんなばかな」「タックルしたA選手がウソをついたというのか?!」等々、否定的な反応が飛び交っている。 ネット上だけかと思いきや、さにあらず。新聞にもこんなコラムが載った。タイトルは「理不尽な結論」。 どうして、こんな風に「100かゼロか」というシンプル思考に走るのだろう。前監督らの「刑事責任」を問えないからといって、警察が「選手の勝手な暴走」「記者会見での告白はウソ」と認定したわけではない。物事を極端に単純化し過ぎだ。 さらに斎藤氏は、女子体操選手が日本体操協会からパワハラを受けたと訴えた問題等にも触れて、今回の警視庁の判断をこう結論づけている。 「鵜呑み」にする必要はなく、報じられた捜査結果に不審点があれば、それを指摘すればよい。
北磁極はこれまでも移動してきたが、最近そのスピードが急に上がってきている。原因は不明だ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JSC) 北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。 その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。 政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデ
(CNN) かつての地球を覆った小氷河期は、アメリカ大陸を植民地化した欧州からの移民が、先住民を大量虐殺したことが原因だった――。英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームがそんな説を発表した。 南米と中米、北米大陸を植民地化した欧州からの移民は、100年あまりの間におよそ5600万人の先住民を殺害した。そのために広大な農地が放棄され、森林に戻った。 研究チームの推定によると、これによって増えた森林地帯は、フランスの国土面積に匹敵する。結果として大気中の二酸化炭素(CO2)が激減したことにより、1610年までに地球の寒冷化が進んだ。コロンブスがアメリカ大陸に到達したのは1492年だった。 UCLのマーク・マスリン教授は、「この時までCO2と気候は比較的安定していた」「地球の温室効果ガスが大きく変動したのはこの時が初めてだった」と解説する。 小氷河期と呼ばれる1600年代の
精巧な彫刻が施されたベッド。王家の紋章と盾、ランカスター家とヨーク家のバラの紋章、繁栄の象徴であるドングリや果実など、15世紀後半のイングランドの図像が豊富に用いられている。(PHOTOGRAPH COURTESY THE LANGLEY COLLECTION) 英国の古美術商イアン・コールソン氏は、オンラインで購入した2200ポンド(約31万円)のベッドフレームを引き取りに行った時、カタログに記載されていた通りの物を思い浮かべていた。すなわち「彫刻がふんだんに施され、紋章入りの盾が付いたビクトリア朝の四柱式ベッド」だ。 「その時点では、アーツ・アンド・クラフツ運動によって生まれた素晴らしい作品だと思っていました」と同氏は振り返る。アーツ・アンド・クラフツ運動とは、19世紀後半にビクトリア朝時代のイングランドで起きた運動で、粗悪な大量生産を批判し、中世の手工芸技術を再評価しようとしたものだ
確かに、日本語と中国語では漢字の発音がまったく違いますね。例えば「学生(がくせい)」は「シュエシェン(xué sheng)」、「日本(にっぽん/にほん)」は「リーベン(rì běn)」、「新聞(しんぶん)」は「シンウェン(xīn wén)」となります。この違いが、日本人の中国語学習者、中国人や台湾人の日本語学習者を戸惑わせる原因にもなっています。 そもそも、中国語は一つの漢字に対して発音は(原則として)1種類。ところが、日本の漢字の音読み(漢字音)は何種類にも分かれます。例えば「行」には「ギョウ/コウ/アン」の3種類の音があります。これを順に「呉音」「漢音」「唐音(とういん)」と言います。 藤堂明保・加納喜光編『学研新漢和大字典』(学習研究社)より 呉音は最初に日本にやってきた漢字音で、四書五経や仏教経典などとともに伝来しました。現在でも「修行(しゅぎょう)」「勤行(ごんぎょう)」のような
2015年2月5日、和歌山県紀の川市の自宅近くの空き地で小学5年の森田都史くんが頭や胸などを刃物で切り付けられ、殺害されました。逮捕されたのは、近くに住む中村桜洲被告(26)でした。 一審で和歌山地裁は中村被告に懲役16年を言い渡し、現在は二審の大阪高裁で裁判が続いています。 一方、民事裁判では約4400万円の損害賠償命令が去年確定しています。しかし、中村被告から損害賠償を支払うという意思表示は全くありません。 そして、中村被告の家族も一審の懲役16年という判決のあとに一度家を訪ねて来た時以降、連絡はありません。 【森田都史君の父親】 「『一応(家に)来た格好だけしとかないといかん』という感じやから、とても納得できなかった。(家に)とても上がってもらうという感じじゃなかった」
安倍晋三首相は6日の参院予算委員会で、「毎月勤労統計」の不正調査をめぐる特別監察委員会の報告書を読んだかと問われ、「読んでいない」と明かした。概要は秘書官から報告を受けたという。国民民主党の足立信也氏の質問に答えた。 足立氏が「テレビの前の方はガクッときたと思う。大事なことなのに残念」と返すと、首相は「総理なので森羅万象すべて担当している」と説明。「さまざまな報告書があり、すべて精読する時間はとてもない。世界中で起こっている(ことに関する)電報などもある」とし、自身の多忙ぶりに理解を求めた。これに対し、足立氏は「気持ちは忖度(そんたく)いたします」と皮肉った。(板橋洋佳)
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