水害時の「生活の継続可能性」を高めた賃貸住宅 大東建託株式会社は、3月11日から水害対策に特化した防災配慮型賃貸住宅として、ぼ・く・ラボ賃貸「niimo(ニーモ)」の販売を開始した。 構造は、仮に1階が浸水した場合でも早期復旧が比較的容易な打ち放しコンクリート仕上げのRC造とし、屋根付き駐車場やアネックス(離れ)を配置。浸水の可能性が低い2階・3階を木造ツーバイフォー工法とした。大東建託がハイブリッド建築の商品を提案するのは今回が初めてのケースとなる。 居住空間を集約することで被災直後や復旧作業時でも入居者が避難や退去をせず、自宅での生活を継続できる設計とすることで賃貸事業の継続性も向上する。 今回は、大東建託グループの防災と暮らし研究室「ぼ ・く ・ラボ」の取組みとして、日常時の暮らしが非常時の備えにもなるという考え方の「フェーズフリー」な賃貸住宅をコンセプトに開発。初年度は50棟の販売
