品質管理・品質保証を重視したプロジェクト進行でSIビジネスの抱える課題克服に挑むマイクロネットワークテクノロジーズ 従来型のSIビジネス、受託開発の手法は限界を迎えている――。そんな業界の未来を危惧する声が聞こえるようになって久しい。 この問題を正面から扱った『システムインテグレーション崩壊』の著者・斎藤昌義氏は、出版記念イベントで「ユーザー企業とSIerとの間には、ゴールの不一致に起因して相互不信を生む構造的不幸がある」と指摘した(参照記事)。 創業2年弱のシステム開発会社マイクロネットワークテクノロジーズ(以下、MNT)の代表取締役社長である藤方裕伸氏も、創業以前に主に企画職の立場から、多くの優秀なエンジニアがこの「構造的不幸」の被害者となり、「潰れていく」のを目にしてきたという。 しかし、それでもSIビジネスに背を向けず、あえて火中の栗を拾いにいくように受託開発会社を自ら立ち上げた。
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