楽天グループは5月13日、2023年12月期第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比9.3%増の4756億円、営業損益は762億円と、前年同期の1132億円より減少したとはいえ、引き続き楽天モバイルへの先行投資で赤字決算となっている。 そうしたことから、同日に実施された決算説明会に登壇した代表取締役会長兼社長の三木谷浩史も、楽天モバイルを含むモバイルセグメントの動向に重点を置いて説明。同セグメントの業績は、月額0円施策の終了による楽天モバイルのARPU向上などによって、売り上げ、利益ともに改善傾向にあるという。 さらに三木谷氏は、同日に発表した新料金プラン「Rakuten最強プラン」の提供経緯について改めて説明。三木谷氏によると、ユーザーが携帯電話会社を選ぶ上で重視する要素は価格と通信品質であるという調査結果が出たという。また、楽天モバイルは料金の安さで圧倒的な優位性を誇る一方、通信品質で
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