筆者のPDC暦は2000年からだが、2000年におっかなびっくり行ってみた「.NET PDC」で味を占め、2001年に大きな期待とともに行ってみた「Hailstorm PDC」(※2)でがっかりし、2003年の「WinFX PDC」(※3)で再度期待の芽が出て、という段階を踏んできた。 そういうわけで、今回のPDCは期待半分ながら、もう半分はがっかりさせられることをも覚悟しながらの参加だった。実際、がっかりさせられる兆候はあった。PDC 2003の段階で、すでにそこにある技術だったはずのVisual Studio 2005は、2005年の半ばを過ぎてもまだ出荷の声が聞こえない(本稿執筆時)。PDC 2003で華々しくデビューしたWinFXとAvalon、Indigo、WinFSの計画は、その後縮小や延期を重ねている。 かのDon Box氏は、自身のブログの2004年末のエントリで2005年