ドリームボートは2006年4月18日、P2P技術を用いたコンテンツ配信システム「SkeedCast」を開発したと発表した。P2P技術によって複数のサーバーにコンテンツを配布することで、サーバーの負荷を分散させる。技術顧問を務めたのは、Winnyの作者として知られる金子勇氏。「これまでの実証実験によって得たノウハウ、新たに開発したネットワーク管理機能を組み合わせ、セキュアなP2Pを構築した」(金子氏)という。 SkeedCastでは、Winnyとは異なり、コンテンツはサーバー間のみで流通させる。違法コンテンツの流通を防ぐため、配信コンテンツは「登録ノード」と呼ばれる特別なサーバーを通じて登録する。登録されたコンテンツは、P2P技術を利用して、「共有・配信ノード」と呼ばれるサーバー間で共有する。また別途「コントロールサーバ」を用意し、共有・配信ノード間でのファイル流通を管理する。一方、ユーザー
![Winny作者が開発に携わったコンテンツ配信システムが登場](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)