Microsoftが、CRMソフトウェアのアップデートを発表した。同アップデートには、サブスクリプション方式の価格体系が初めて採用されている。 米国時間5日にリリースされた「Dynamics CRM 3.0」は、顧客情報を追跡/管理するためのソフトウェアだ。MicrosoftのCRM製品ライン担当ゼネラルマネージャBrad Wilsonによれば、同ソフトウェアにはマーケティング管理およびサービススケジューリング機能などが新たに搭載され、同社のOfficeデスクトップソフトウェアとの緊密な連携も図られているという。 開発に約2年を費やした今回のアップデートでは、ホスティング版も用意されており、Microsoftのパートナー企業がウェブ上のサービスとして提供する予定になっている。Microsoftは、ユーザーが自社のサーバにインストールして利用する従来のバージョンも、引き続き販売するとしている