通信サービスの電話番号に新たな顔ぶれが加わる。固定電話と携帯電話を融合するFMC(fixed mobile convergence)サービスに割り当てる電話番号が,「060」で固まったのだ(関連記事)。総務省が2月6日に開催した「IP時代における電気通信番号の在り方に関する研究会(番号研究会)」で,同研究会のワーキング・グループ(WG)が検討結果を報告(写真)。060を割り当てるとの方針に,異論が出なかった。このまま順当に進めば,2002年11月に割り当てが始まったIP電話専用の「050」番号以来の新規割り当てとなる。 FMCは同じ電話機を屋外では携帯電話網,家庭やオフィスなどでは固定回線を利用できるサービス。屋内では電話料金が安価になるなどのユーザー・メリットを打ち出せることから,海外ではワンホン・サービスとして商用化が始まっている。日本でもNTTやKDDIがワンホン・サービスを含めてF