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ブックマーク / essa.hatenablog.com (11)

  • 踊るHTML5、あるいはセカイ系化する世界 - アンカテ

    私が、Web+DB PRESS誌で連載している「圏外からのWeb未来観測」の第二回が、gihyo.jpで公開されました。 第二回のゲストは、「Webを支える技術」の著者である、山陽平さんです。 圏外からのWeb未来観測:第2回 REST侍は国益に殉ずる覚悟を持っていた|gihyo.jp … 技術評論社 今回も面白い話をたくさん聞くことができたんですが、特に重要だと思うのが次の所です。 山:特に今は,標準の決定プロセスがオープンになっています。昔は大企業の代表のような限られた人しか参加できない委員会で標準化が行われていましたが,現在は誰でも標準化に参加できて,当に実力のある人が意見を言ってそのとおりになるっていう世界になっていると思います。W3Cもあまり機能しなくなってきているし。そのへんはこの10年でかなり変わったところだと思います。 オープンなところで標準が決まっていく流れだと,普

    踊るHTML5、あるいはセカイ系化する世界 - アンカテ
  • 奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ

    404 Blog Not Found:我々全員の知的生産性を10桁上げる方法 これはすごく重要なことが書いてあるエントリだと思うけど、一つだけ残念なのは、単なる夢物語か理想論のように読めるような書き方をしていることだ。 ダシにして申し訳ないが、典型的なLisperからみたかつてのid:higeponや、現在のid:amachangの「知力」は高いとはとても言えない。例えば遅延評価のことは、SICPを読めばちゃんと書いてある。そしてこれはまともなComputer Scienceがある大学なら、一番最初に使う教科書の一つなのだ。「まとも」に教育を受けた人なら、「遅延評価童貞が許されるのは、小学生までだよねー」とか言うかもしれない。 それは、この部分の「ありえなさ」がコンピュータサイエンスを勉強してない人には伝わらないからだ。 id:amachangという人は、当に不思議な勉強の仕方をしている

    奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ
  • 利用者が自分たちの環境構築に参加するという思想の源流 - アンカテ

    自分の経験の枠組みは自分で変えられるか?というのは言いかえれば、「ユーザが自分の環境の構築に主体的に参加する」ということになると思うけど、この考え方の源流の一つとして次の話がある。 江渡浩一郎「WikiとXPをつなぐ時を超えたプログラミングの道」 (スライド、言及記事) これは、今、流行ってるソフトウエア開発の方法論の源流にクリストファー・アレグザンダーという建築家の「パターンランゲージ」という概念がどのように影響を与えたかについて解説している講演だ。 何で建築家がソフトに関係してくるかと言うと、このアレグザンダーという人は、人が集まり都市が自然に生まれてくるようなプロセスでビルを建てることができないかということについて考えた人で、そのテーマがソフトウエアと質的に関わってくるからだ。 つまり、設計者(開発者)がユーザの上に立って、上から目線で「おまえたちの欲しいものはこれだろう」と考えて

    利用者が自分たちの環境構築に参加するという思想の源流 - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2008/02/02
    >ビルもソフトも、使いやすいものを作るには、使う人が設計に関与することが絶対に必要であるというのが、「パターンランゲージ」の思想。
  • 残業代を払えない経営者は無能である - アンカテ

    「残業代が出ないなら、ボーナスを貰える会社に移ればいいのに」 と言ったら、現代のマリー・アントワネットだろうか。 しかし、労働者の労働に正当な対価が払われないとしたら、可能性は二つ。 労働者の生み出す価値が搾取されている 労働者の労働が価値を生み出してない マルクス・レーニンの時代には、主な問題は1だったけど、生産手段が安価になった今は2の方が問題だ。そして、2の原因は二つ。 労働が価値を生まないのは労働者が無能であるから 労働が価値を生まないのは経営者が無能であるから 個別には労働者が無能だから価値が生まれないケースもあるだろうが、日全体の問題として考えるなら、大きな要因は2である。「国際競争力の強化」とか言うけど、その言い訳がそのまま事情を暴露している。学ぶ機会や情報の少ない発展途上国の労働力より、はるかに優秀な労働力を大量に与えられていて、それに見当った価値を生み出す場を創り出せな

    残業代を払えない経営者は無能である - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2007/01/29
  • 岩田社長は一日にして成らず - アンカテ

    しあわせのくつ - リビング進出を狙うプレーヤーまとめ 「こちら側」対「あちら側」最終決戦が3年後くらいに予定されていて、今は「こちら側」と「あちら側」それぞれの予選が行なわれている所。それで、このエントリ内の一覧表に出てるプレーヤーが、その予選に進出しているわけだろう。順当に行けば、準決勝がアップル対任天堂になって、その勝者が、「あちら側」を勝ち残ってきたグーグルとの最終決戦に進むのではないか。 まあ、その予想はともかく、「岩田聡」という名前は、そろそろ「ゲーム」というコンテキストでなく、「企業経営」とか「グローバルビジネス」というコンテキストで語られる人になってくるだろう。 つまり、一時期の日産ゴーン社長のような扱いになると思うけど、やっぱり、コストカットでなく新しい市場を創出して業績を上げた分だけ岩田さんの方がすごいし、それが経営の基だと思う。 そういう意味で、非常にグッドタイミン

    岩田社長は一日にして成らず - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2006/09/19
    >「現場を知る」というのは、この記事でわかるように「ものを作る人」のことをよく知るということである。岩田さんの関心は一貫して、ゲームそのものよりスタッフやチームのあり方に向いている。
  • 生産のフラット化と消費のフラット化のタイムラグ - アンカテ

    フラット化とは、生産のフラット化と消費のフラット化が違うスピードで進行することだ。 つまり、「途上国の人は先進国の人が買うものを作れる」のに「先進国の人は途上国の人が買うものを作れない」、あるいは、「途上国の人は先進国の人が買うものを作るプロセスに参加できる」のに「先進国の人は途上国の人が買うものを作るプロセスに参加できない」という状態になることが問題なのだ。 たとえば、iPodは先進国向けの製品だけど、その中にあるフラッシュメモリは発展途上国で作られる。たまたまググって出て来たSpansionというメーカーの最終試験 & 組立拠点は、バンコク(タイ)、ペナン(マレーシア)、クアラルンプール(マレーシア)、蘇州(中国)にあるそうだ。 これがiPodで使われているかどうかはわからないが、iPodという製品ができるまでの労働は世界各国に広がっていて、その中には、発展途上国の人たちも参加できる工

    生産のフラット化と消費のフラット化のタイムラグ - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2006/09/14
    >プロセスの評価、生産物の評価が難しい分野が生き残るのだ。 >評価が容易であれば、途上国の中で一番優秀な人を選ぶことができる。
  • 分散した認証プラットフォームがメールを殺す - アンカテ

    POLAR BEAR BLOG: SNSがメールを殺す? 学生のように、交友範囲が同じコンテキストに住む人々にほぼ限定されている場合、そのコンテキストの中で一般的に使われているソーシャルソフトウェア(メッセージ送受信機能を備えたWEBアプリケーション)があれば、独立した存在としてのEメールは必要無くなります。ミシガン州立大学の状況がまさにそうでしょう。 局所的にこういう状況になるケースはは増えてきそうな気がするが、特定のSNSが、完全にEMailを駆逐できるかと言うとそれは無理。 でも、次のようなアイディアを発展させたら、可能かもしれない。 TypeKey SNS (18:22) - いしなお! (2004-10-05) つまり、認証とサービス提供と友達管理を別のサイトで行なう分散SNSが発展して、その中で、メール(的なもの)が準インフラとして発展していくようなイメージ。 メールとは、誰で

    分散した認証プラットフォームがメールを殺す - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2006/07/28
    >メールとは、誰でも書き込めて読めるのは自分だけというフィードだと思う。
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」

    アメリカでは、「スモールビジネス」というのがこれから流行るみたいです。 ベンチャーのように大金を集めない バブリーに稼ぐのではなくて、小さいことを武器にして小回りをきかせて稼ぐ 経営者(創業者)のアイディアと情熱と信念による経営 成長指向ではない というタイプの小さな会社による新しい経済が急速に伸びているが、気づいている人はあまりいない、というような話が、Rex Hammockという人のブログに出ています。派手な資金の動きがないから見過されているが、実はそういう層が厚みを持って育っているそうです。 この人がやっている My Business Magazine という雑誌で、37 Signals の Jason Friedさんをインタビューしたそうで、そのことが彼のブログのMy Business Magazine: The Next Small Thing - Signal vs. Nois

    アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「スモールビジネスの国」と「強者と弱者の国」
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    nak2k 2006/07/27
  • Rails的世界の「安心」と「信頼」の力学 - アンカテ

    hotsumaのURLメモ。 - 信頼対不信。 に対する、sociologicさんのコメント。 「劣化」っても昔と比べないと判断できない気も。むしろ「安心社会から信頼社会へ―日型システムの行方」じゃないですが、もともとそういう国民性なのでは。 これは、日人の国民性という点では、全くその通りだと思う。 「安心」ベースの社会(知っている人への信頼をベースに構築された社会)と「信頼」ベースの社会(知らない人への信頼をベースに構築された社会)には、それぞれ得失があるけど、その力学がオープンソースの世界では全く違い、Rails的世界では、さらに大きく違って来る。 naoyaさんが、こういう感覚は何も Rails が始まりではないと思うけどなと言うのはよくわかる。よくわかると言うか、Railsを実際に使う前には同じように考えていた。「Railsという現象の質について、私はすでにわかっている。ちょ

    Rails的世界の「安心」と「信頼」の力学 - アンカテ
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    nak2k 2006/07/19
    >コードを公開しブログを書くことが、息をするくらい楽にできないと、自分が書くコードに神経を使うだけの余力が残らないのだ。
  • 負けず嫌いの慈善 - アンカテ

    ワールドカップを見て思うことは、やはり一流の選手は皆負けず嫌いだと言うこと。そして、超一流の選手はだいたい負けず嫌いの程度の超一流。 そしておそらく、負けず嫌いの程度においては、超一流のサッカー選手にも負けない超超負けず嫌いのビル・ゲイツが慈善事業を始めることには、もっと注目すべきである。 これを「WEB2.0競争でGoogleやYouTubeに負けることが見えてきてボロが出る前に逃亡したのだ」と見るのは違うと私は思う。もちろん、状況は不利だと思うし、株価に影響するからそれをそのまま言えなくても、ゲイツも同じように考えているとは思う。ただ、ゲイツには潤沢なキャッシュがあるのだから、それを使えば、いかに時代からはずれようともマイクロソフトを支えることはできる。長年蓄積した有形無形の資産をそういうふうに吐き出してしまう会社も多いから、ゲイツがそれをしたって、非難されることはないかもしれない。

    負けず嫌いの慈善 - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2006/07/12
    >非情な、人道支援の鬼と化したゲイツ
  • Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ

    "Less is More"というすんばらすいスピーチ発見。 IT Conversations: Jason Fried - Less is More(スピーチ体) Less as a competitive advantage: My 10 minutes at Web 2.0 - Signal vs. Noise (by 37signals)(Transcript) em.log: "Less Is More"(日語の短い解説) 話しているのは、37signalsのCEO Jason Fried氏。 Less Money Less People Less Time Less Abstractions More Constraints がいいよというだけのお話ですが、抽象論でなくどれも具体的な話。校長先生の話のような話ではなく、いかにも社長の話。これがIT企業の現実なんですね。 Ti

    Less is More -- 身軽なことはいいことだ - アンカテ
    nak2k
    nak2k 2006/06/06
    >「世の中にはたくさんの問題がある。難しい問題は他社にまかせて、単純な問題を単純に解こう。『less』にはそういう所に自分を追いこむという意味がある」という"More Constraints"という話で終わる
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