米国3大ネットワークの1つに数えられるCBSは1月9日(米国時間)に行われた基調講演で、ビデオチャット、SNS、動画共有といったインターネット上の「新しいメディア」をTVやラジオといった「旧来のメディア」に積極的に取り込んで、より良質なコンテンツを視聴者に届ける取り組みの数々を紹介した。 「本日この場で発表されることは、皆さんが『伝統的な巨大メディア企業』に予想しているものとは少し違ったものになるだろう」と前置きして、CBS社長兼CEOのレズリー・ムーンバス氏は基調講演を開始した。その言葉通り、ドラマやトークショーなどの番組をインターネット上で配信するだけに留まらず、いかに最新のテクノロジーを取り入れてコンテンツのインタラクティブ性を高め、ITが支配する新時代においてもメディアの第一人者であり続けようとするCBSの前向きな姿勢がうかがえる発表となった。 5割を越える視聴者がTV番組をインタ
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