CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
対象読者 IoTに興味があり、C#とRaspberry Pi(Linux環境)の基本的な知識がある方を対象とします。Linuxや電子工作の初歩的な説明は割愛しているので、「ラズベリーパイをつかったセンサープログラミング超入門」の記事なども併せて参照してください。 はじめに アプリケーションのコーディングは、Windows環境にインストールしたVisual Studioで行います。Raspberry Piには、.Net CoreのSDKをインストールし、実行に必要なファイルを転送することにします。 第1回の今回は、WindowsとRaspberry Pi環境の準備を解説します。 .Net Coreの歴史 .Net Coreにふれる前に、少し.NETの歴史をふりかえってみましょう。 Microsoftは、アプリケーションの開発・実行環境となる.NET Frameworkを開発し、2002年にバ
「皆さん、コード書いてますか?」――ITエンジニアの祭典「Developers Summit 2019」は、そんな呼びかけから開幕した。拡大鏡をかけながらでも、コードを書き続ける生涯を目指す。そう語られたこのセッションは、「エンジニア35歳定年説」という「嘘」を論破するための、理論と情熱にあふれた内容であった。セッション内では科学的なエビデンスを論拠とする数々の方法論が示され、そこには「一生エンジニア」を実現するためのノウハウが詰まっている。それを目指すエンジニアの方はもちろん、若手エンジニアの意欲向上に悩むリーダーや、エンジニアの心理がわからない管理職、離職率に悩む人事担当など、エンジニアに関わる様々な職種の方々も、このセッションから課題解決のヒントをつかんでいただけるだろう。本稿では、ベストスピーカー1位を受賞した、ウルシステムズ 漆原茂氏のセッションをお届けする。 大事なのは、「内発
2018年4月に、拙著『プログラマのためのDocker教科書 第2版』を刊行しました。2015年の初版では、初めてDockerを利用される読者の皆さんに向けてDockerコンテナを使ったWebアプリケーションのビルド手順や、Dockerfile/Dockerコマンドのリファレンスを中心に説明したのですが、第2版では後半にKubernetesによるDockerコンテナのデプロイ手順についての説明を加えています。 本書をもとに実際に手を動かしながら読み進めていただくには、DockerfileやKubernetesのマニュフェストファイルの編集やコマンド実行が必要になります。 本書ではそのための具体的なKubernetesの実行環境としてGoogle Cloud Platformを中心に解説しました。ですが、コンテナはアプリケーションの可搬性が高く、ほかのクラウドやオンプレミス環境でも動かすこと
WPFの個別の技術要素に関する解説は多くありますが、アプリケーション全体のアーキテクチャまで踏み込んだ記事は多くないように思います。本記事では、マイクロソフトが、架空の大規模多国籍製造企業を想定し、公開しているサンプルデータベース「AdventureWorks」を題材に、Prism for WPFや、グレープシティのコンポーネント「SPREAD for WPF」を活用して業務アプリケーション開発をする際の実践的なアーキテクチャ例を紹介します。 はじめに WPFにおけるXAMLの記述方法、各コントロールの使用方法、リレーショナルデータベースへの接続方法。そういった個別の技術要素に関する解説記事は多くあります。しかしそれら個別要素を組み合わせ、アプリケーション全体としてどう構築するかといった、全体のアーキテクチャに踏み込んだ具体例は少ないように思います。 その最大の要因は、アプリケーション全体
C#でiOSやAndroid、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)のアプリケーションを効率的に開発できるとして「Xamarin(ザマリン)」が注目を集めている。その紹介&実演セッションに登壇したのは、日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー エバンジェリズム統括本部のテクニカルエバンジェリストである“ちょまど”氏こと千代田まどか氏。マンガ家の肩書を持つ氏は、異色のスピーカーながらデブサミ2017で屈指の聴講者を集めた。本記事ではそのセッションの模様を紹介する。 日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー エバンジェリズム統括本部 テクニカルエバンジェリスト JXUG(Japan Xamarin User Group)千代田まどか(ちょまど)氏 ちょまど氏、C#への惜しみない愛を語り、C#の機能紹介ライブコーディングに挑戦! C#が好きすぎて、2016年3月にマイクロソフトに入
11月に米Microsoftによって開催されたオンラインイベント「Connect(); // 2016」で、次期バージョン「Visual Studio 2017(コードネーム:Visual Studio "15")」のリリース候補版が発表されました。本連載では、プレビュー版/リリース候補版をとおして、Visual Studioの新たな魅力をいち早く解説します。今回は、プログラマーにとってうれしい、コーディングやデバッグを助ける新機能にフォーカスを当てます。 対象読者 Visual Studioを使ったアプリケーション開発に興味がある方 Visual Studio 2017 RC 前回の記事『インストール時の速度と容量が劇的に改善! 多目的で気軽に導入しやすい次期バージョン「Visual Studio "15"」』では、マイクロソフトの統合開発環境「Visual Studio」の次期バージョ
「Microsoft Translator」は、Skype Transrator、Office、Bing翻訳といったアプリで利用されているほか、アプリやサービスからも使える。 対応言語は、Microsoft Translator Speech APIがサポートする、アラビア語、中国語(北京語)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、スペイン語の9言語で、日本語テキストの翻訳にも対応する(Speech APIによる日本語サポートは近日中を予定)。 Microsoftによる音声翻訳やテキスト翻訳におけるニューラルネットワークの活用は、まだ初期段階ながら、翻訳品質は現段階で従来の統計的機械翻訳(SMT:Statistically Machine Translation)を超えており、今後もさらなる品質向上が期待できる。 今回の10言語同時リリースは、スーパーコン
はじめに 前回は、ASP.NETの現状を確認し、帳票機能の開発に便利なSpreadJSライブラリを紹介しました。第2回はSpreadJSのはじめ方と基本的な使い方を紹介し、SpreadJSの概念と主な機能を学びます。 本稿で紹介する機能は、次のリストの通りです。 日本語化 初期化 値をシートに設定する(セル・テーブル・シート・CSV) 数式の使用 セル型 行や列の固定 クライアントサイドのExcelインポート・エクスポート テーブルスライサー 対象読者 JavaScript 開発者 スプレッドシートの機能に興味がある方 ExcelのようなWebアプリを作成したい方 必要な環境 SpreadJS 9Jの必要システムを参照。 本稿では、次の環境で開発・動作確認をおこなっています。 Chrome Visual Studio Code Windows 10 SpreadJSのドキュメントは? Sp
吉羽 浅見さんから見て、Azureのマーケットは現在どんな状況でしょうか? 浅見 広がっていると感じます。例えば2014年2月に日本リージョンがオープンしたタイミングだったり、マイクロソフトが最近オープンソースを謳うようになったことだったり、エンタープライズの方たちがクラウドを使うようになってきたりという流れの中で、Azureはちゃんと波に乗っています。それが市場調査の数字にも出ていると思うんですね。 吉羽 過去に付き合いのあったお客さんは、もうかなりクラウドに移行していますか? 浅見 そうとは言い切れないですね。クラウドファーストと言っているところも多く、ほとんどのお客さんがクラウドを利用しているのは事実ですが、オンプレのハコが無くなっているかというと、そうでもありません。Azureだと、エンタープライズのお客さんが多い印象なので、そうすると、全部クラウドにもっていくケースは、ごく稀なん
マーケッター向けに語られることが多いGoogleアナリティクス。本連載では開発者の方に向けてGoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャの使い方を、基本から単なるページビュー計測にとどまらない利用方法までご紹介します。第1回ではGoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャの始め方を解説します。 対象読者 JavaScriptを利用したウェブページを作ったことのある方 GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャについて基礎から学びたい方 Googleアナリティクスとは Googleアナリティクスとは、マーケティングに役立つ機能のそろったプラットフォームです。主要な機能の一つとして、ウェブサイトやアプリのページビュー数やセッション数の計測が挙げられます。無料で簡単に計測を行えることから世界中で人気のツールです。 Googleアナリティクスは、ウェブサイト計測以外
株式会社ソラコムにて、ソフトウェアエンジニアとしてソラコムの提供するIoTプラットフォームの設計構築を担当。 オープンソースのJavaフレームワークプロジェクトや、 AWSの日本ユーザーグループ(JAWS-UG)の立ち上げに関わり、2011年にアマゾンデータサービスジャパンに入社。日本でのクラウド普及をミッションとし、AWSソリューションアーキテクトとしてAWS利用のアーキテクチャ設計サポートや技術支援、イベントやセミナーでの講演などを行う。 著書として『AWSクラウドデザインパターン設計編/実装編』『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築』『Javaルールブック』『SORACOM入門』など。 1977年 大阪生まれ。芝浦工業大学工学部金属工学科卒。 吉羽 まず、片山さんの経歴を教えていただけますか? 片山 学生時代からソフトウェア工学を学んできた方と
コード分析とは 継続してアプリケーションを開発していく中では、コードの保守性も重要になってきます。特にチームの開発では、メンバーのスキルにバラつきがあるため、中にはあまり良いとは言えない品質のコードが書かれてしまうこともあります。 こういった問題に対処するための方法にはいくつかあります。有識者、他のメンバーによるレビューを通じて直していくという方法もその一つです。しかし、せっかくの貴重なレビューの場を、ある意味些末な「コーディングルール」というようなものの指摘に費やすのは、非常にもったいないことです。レビューでは機能要件に沿った内容やコードの設計、構造といった、「人でしかできない」ことに注力したいものです。 そこで、「コーディングルール」のような決まりきったものについては、ツールを使って検出し、直していきましょう。そのためのツールの一つが、今回紹介するVisual Studioに搭載された
2015年4月、マイクロソフトBuildカンファレンスでVisual Studio 2015が発表されました。iOSやAndroidアプリ開発機能が強化され、Objective-CやC++を使ったネイティブ言語に対応することが、以前の記事でも取り上げられています。一方、HTML5などのWeb技術を用いたモバイルアプリ開発機能についても大幅に強化されています。今回は、そういったネイティブ言語「ではない」の技術の代表格であるHTML5を用いた開発について、Visual Studioがどのように対応しているのかを見ていきます。 Visual Studio 2015 HTML5はクロスプラットフォームの標準技術 HTMLはWebのための標準マークアップとして誕生し、HTML5ではその周辺の技術(CSSやJavaScript)も巻き込んで大幅な機能拡張が行われました。そのなかには「オフライン対応」や
AngularJSは、テンプレートエンジン、データバインディング、ルーティング、DIコンテナーなどなど、Webアプリのフロントエンドを開発するために必要な機能をあまねく揃えたフルスタックのフレームワークです。もっとも、本格的な開発ではそれだけで賄えるわけではなく、要件に応じて、周辺のモジュールと連携するのが一般的です。本連載では、AngularJSで利用できる拡張ライブラリを、具体的な利用例とともに紹介します。 なお、本連載ではAngularJSそのものに関しては解説しませんので、専門書として『AngularJSアプリケーションプログラミング』、姉妹連載「AngularJSではじめるJavaScriptフレームワーク開発スタイル」などを併せて参照してください。 はじめに 連載初回の今回は、より入力生産性の高いフォームを実装するために役立つ、以下のライブラリについて解説します。 UI Boo
ユーザー登録処理イメージ 前回は独自の認証処理を行うため、独自のUserStoreクラスを実装するところまで行いました。今回はユーザー登録に関する実装を進めていきましょう。まずはユーザー登録の流れを見ていきましょう(図1)。 図1 ユーザー作成処理のカスタマイズイメージ RegisterページにてUserManagerExtensionsクラスを通じて、ApplicationUserManageクラスのCreateAsync非同期メソッドにユーザー情報とパスワードを渡して呼び出します。UserManagerクラスでは、内部に持つ独自に作成したApplicationUserStoreクラスを使ってユーザー情報を作成します。このユーザー作成処理は、具体的には次のような手順になっています。 1) ユーザー情報にパスワードを設定 ApplicationUserStoreクラスのSetPasswor
AngularJSは、テンプレートエンジン、データバインディング、ルーティング、DIコンテナーなどなど、Webアプリのフロントエンドを開発するために必要な機能をあまねく揃えたフルスタックのフレームワークです。もっとも、本格的な開発ではそれだけで賄えるわけではなく、要件に応じて、周辺のモジュールと連携するのが一般的です。本連載では、AngularJSで利用できる拡張ライブラリを、具体的な利用例とともに紹介します。 なお、本連載ではAngularJSそのものに関しては解説しませんので、専門書として『AngularJSアプリケーションプログラミング』、姉妹連載「AngularJSではじめるJavaScriptフレームワーク開発スタイル」などを併せて参照してください。 はじめに 第2回である今回は、前回に引き続き、入力生産性の高いフォームを実装するために役立つ、以下のライブラリについて解説します。
未来はプログラマーの仕事を奪うのか?――Viscuit開発者 原田ハカセ×サイボウズ 青野社長が語るプログラミング言語のこれから プログラミング言語「Viscuit」開発者の原田康徳さんと、サイボウズのイクメン社長青野慶久さんによる対談の後編では、未来のプログラマー/プログラミングについて伺いました。今の子供たちが10年後、15年後にプログラマーになったとき、どのような舞台で活躍しているのでしょうか。そもそも自動化が進んでプログラマーの仕事はなくなっているのか、プログラミング言語はどんな進化を遂げるのか。未来を熱く語ります。 前編はこちらから 将来、プログラマーはいらなくなるどころか活躍の場が増える ――10年後、15年後、今の子供たちがプログラマーになったとき、どのような分野で活躍しているのでしょうか。 青野 これは難しい質問ですね。自動プログラミングが発達し、プログラマーはいらなくなる
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