都議選の街頭演説で握手する日本維新の会の石原(右)、橋下両共同代表(22日午後、JR池袋駅前で)=川口正峰撮影 日本維新の会の石原、橋下両共同代表は22日、そろって東京都議選の街頭演説を行い、橋下氏のいわゆる従軍慰安婦問題に関する発言をきっかけに亀裂が明らかになった関係の修復をアピールした。 党内では参院選も橋下氏の発信力に期待する声が強いが、党勢の回復は容易ではない状況だ。 「4年や5年たったところで、この口が災いする性格は直りませんよ」 JR池袋駅前で演説に立った橋下氏は22日午後、自らの発言の真意などを説明した後、冗談交じりに語り、隣に座る石原氏を苦笑させた。橋下氏は公務員制度改革などを訴えた演説が終わると、石原氏と握手し、次の会場に向かった。 続いて演説した石原氏は「橋下君は正直すぎるから、思っていることを言い過ぎる」と言いながらも、「舌禍事件を起こしたが、彼も東京の仲間に申し訳な